Samsung Galaxy S8+ SM-G9550

Samsung Electronics(以下、Samsung)のフラグシップスマートフォン「Samsung Galaxy S8+」を購入。すでに約1ヶ月ほど使用しています。

そこでこの記事ではSamsung Galaxy S8+(本体色:Midnight Black)の外観デザインを写真で紹介していきます。

旧作「Galaxy S7」シリーズから大きく変更されたデザイン。さらに細部は統一感が増し、全体的にはかなりシンプルな仕上がりに。

また他社最新機種と比べても、抱かされるワクワク感は大きく勝るなど、見るのも触るのもとにかく楽しい1台です。

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購入したモデルと選んだ理由

最初に今回購入したモデルとカラー、そしてその選択理由を整理。

今回購入したGalaxy S8+は、型番がSM-G9550の香港版。本体カラーは黒系の「Midnight Black」で、基礎仕様として6GBのシステムメモリ、および128GBの内蔵ストレージを搭載する上位品です。

今シリーズではデザインや仕様をほぼ同じとした上で大きさの異なる2モデル(Galaxy S8/Galaxy S8+)がリリースされていますが、ここは最大の特徴「Infinity Display」をより大きな画面で楽しみたかったため、迷うことなくGalaxy S8+を選択。

次にモデルですが、当初購入を予定していたのは国内向けモデル(後にNTTドコモから発表されたGalaxy S8+ SC-03J)でした。

ですが一方で「購入するなら仕様の高いものがほしい」という気持ち、そして「はやく入手したい」という待ちきれない思いも。結局NTTドコモの発表会前日に1ShopMobile.comから上位仕様品が発売されたことが後押しとなり、勢いで香港版を注文しました。

最後に本体カラー。今作の色はわりと好みに合うものが多い中、個性的なデザインを少し落ち着かせてくれるぐらいがちょうど良さそう、という判断で、もっとも無難なブラック系の色「Midnight Black」に決めました。

パッケージと同梱品

パッケージはスリーブカバーと箱から構成。デザインは旧作「Galaxy S7」シリーズ同様の黒を基調としたもので、スリーブカバーには中央に大きく「S8+」の文字。また箱には「SAMSUNG」のロゴが入ります。

Samsung Galaxy S8+ SM-G9550

内側の箱はフタが横に開く設計。この点も「Galaxy S7」シリーズから変更ありません。

Samsung Galaxy S8+ SM-G9550

パッケージに同梱されているもの一式がこちら。

Samsung Galaxy S8+ SM-G9550

書き出してみると次のとおりです。

  • Galaxy S8+本体
  • USB Type-Cケーブル
  • 充電アダプタ
  • 変換コネクタ(MicroUSB to USB Type-C)
  • 変換コネクタ(USB to USB Type-C)
  • SIMカードイジェクトピン
  • イヤホン
  • イヤ-ピース
  • 説明書・保証書類

2016年に購入して使っていた「Galaxy S7」と比べると、同じブラック系の本体カラーでも、今作では同梱品も含めてカラーが完全に統一されました。

外観デザインをチェック

ディスプレイ左右端をラウンドさせた従来の「デュアルエッジスクリーン」から、今作ではディスプレイ上下もスリムベゼル設計が取り入れられた「インフィニティ・ディスプレイ」へと進化したGalaxy S8シリーズ。

今回購入した本体色(Midnight Black)では、消灯時の画面、わずかに残ったベゼル、側面、と正面から見える箇所がすべて黒に統一。よりすっきりした見た目になりました。

▼全体を黒で統一し、デザインはよりシンプルに

Samsung Galaxy S8+ SM-G9550

▼前面上部にはセンサー類とサブカメラに加え虹彩認証用カメラも

Samsung Galaxy S8+ SM-G9550

▼物理式のナビキーを廃止した前面下部は、だいぶスッキリした

Samsung Galaxy S8+ SM-G9550

▼前面同様、背面もほぼ真っ黒

Samsung Galaxy S8+ SM-G9550

▼指紋認証センサーはメインカメラ脇へ移設された

Samsung Galaxy S8+ SM-G9550

▼カメラ部分はほぼフラット

Samsung Galaxy S8+ SM-G9550

▼覗き込むと顔も映り込む程度に光沢は強い

Samsung Galaxy S8+ SM-G9550

▼上面:カードスロットを配置

Samsung Galaxy S8+ SM-G9550

▼香港版(SM-G9550)のカードトレイはDual SIM設計

Samsung Galaxy S8+ SM-G9550

▼右面:電源キーを配置

Samsung Galaxy S8+ SM-G9550

▼下面:イヤホン端子、USB端子、マイク、スピーカーを配置

Samsung Galaxy S8+ SM-G9550

▼左面:音量キー、Bixbyキーを配置

Samsung Galaxy S8+ SM-G9550

Galaxy S7シリーズとの違いとして気がつくのが、側面の金属フレーム。Galaxy S8シリーズでは金属部が光沢仕上げとなり、もともとガラス素材を採用して光沢があったフロントパネル・リアパネルとの一体感が増しています。

▼側面は光沢仕上げの黒色

Samsung Galaxy S8+ SM-G9550

Galaxy S7 edgeに限れば海外限定カラーとして「Black Pearl」が追加されましたが、側面も黒で統一されたこと、光沢仕上げであることから、全体的にそちらにかなり近い仕上がりといえますね。

次は実際に手に取ってみることに。第一印象は「画面は大きいのに思いのほか持ちやすい」という、かなり“不思議”な感じ。

▼“縦長さ”を強く感じる

Samsung Galaxy S8+ SM-G9550

▼前面・背面ともに左右端は丸みを帯びており持ちやすい

Samsung Galaxy S8+ SM-G9550

画面のアスペクト比が18.5:9と縦長であることに加え、左右端をラウンドさせて奥へ押し込んだデザインが生むスリムさが“縦長さ”を増幅しています。

ベゼルレスの他社最新機種と比較

今年はLG Electronics(以下、LG)のフラグシップスマートフォン「LG G6」でもベゼルを大幅にカットした狭額縁デザインが採用されました。

そこで手持ちのLG G6(本体色:Astro Black)と並べてデザインを比較してみることに。

▼Galaxy S8+(左)とG6(右)の前面

Samsung Galaxy S8+ SM-G9550

▼Galaxy S8+(左)とG6(右)の背面

Samsung Galaxy S8+ SM-G9550

▼Galaxy S8+(上)とG6(下)

Samsung Galaxy S8+ SM-G9550

搭載するディスプレイサイズはGalaxy S8+が6.2インチ、G6が5.7インチと0.5インチの差。いずれも縦長のディスプレイを搭載することから縦のサイズは大きな違いが見て取れます。

一方で横幅には大きな差を感じません。アスペクト比はGalaxy S8+が18.5:9、G6は18:9と異なっており、Galaxy S8+のほうが縦方向の比率が大きいことがその理由といえるでしょう。

その他デザイン面での大きな違いとして、側面フレームを光沢仕上げにしたGalaxy S8+に対して、G6はより金属の質感を感じることができるつや消し仕上げを採用。G6のデザインはある種、Galaxy S8シリーズよりも、Galaxy S7シリーズに似ているともいえます。

最後に画面を点灯させた状態にて、前面を再比較。

▼上下のベゼル面積がより狭いのはGalaxy S8+(左)

Samsung Galaxy S8+ SM-G9550

ぱっと見では非常にデザインが似ているこの2機種。ですがディスプレイ左右のラウンド形状によるベゼルレス設計、およびディスプレイ上下のスリムベゼル設計を取り込んだGalaxy S8+のほうが高い画面専有率を有します。よく見ると外観からもそのことが確認できますね。

LG G6を購入し、初めて手にしたときに感じた「ワクワク感」は正直かなりのものでした。しかしGalaxy S8+と一緒にチェックすると、そのG6すら古く見えてします。目立つ違いは左右端のラウンドくらいのはずですが、それだけにラウンドが生む効果がかなり大きいことを感じさせられます。

さいごに

フロントパネルに占める画面の割合が大きなデザインはLG G6ですっかり慣れていたはずですが、いざGalaxy S8+を手にすると「何か違う」と感じる。Galaxy S8+はワクワク感をそそる機種として、間違いなく現状最高峰の1台といえます。

▼綺麗なフォルムと衝撃的なフロントパネルは見ても触れても楽しい

Samsung Galaxy S8+ SM-G9550

さて、今回はここまで。次回以降は引き続き、ソフトウェアや気になる機能についても紹介していきます。

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