BlackBerry KEYoneがHandtecで発売。本体価格は約60,100円

イギリスのモバイルガジェット通販サイトHandtec（ハンドテック）にて、BlackBerryブランド最新のAndroid OS搭載スマートフォン「KEYone」が発売されました。

Hadtecで新たに発売中となっているのはBlackBerry Keyone。取扱品は欧州を含む地域に展開されているEMEA版（型番：BBB100-2）と予想されます。

2017年5月23日（火）時点における価格設定は、VAT（付加価値税）抜きの本体価格がGBP414.00（約60,100円）。購入の予約受付時点から変わりはありません。

日本国内住所宛てへの配送料、輸入時に課せられる輸入消費税、クレジットカードでの代金決済時に発生する為替変換手数料などを加味した（個人輸入扱いとした場合における）購入費用の概算見積額は約68,000円ほどです。

KEYoneは2017年2月に発表されたBlackBerryブランドを冠するAndroidスマートフォン。最近のAndroid機では珍しい、物理式でタッチセンサー内蔵のQWERTYキーボードを搭載する点が最大の特徴です。

OSは出荷時点より現行最新のAndroid 7.1（開発コード名：Nougat）を搭載。他、基礎仕様はSnaspdragon 625プラットフォーム、3GBの内部メモリ、32GBの内蔵ストレージ、1,200万画素のメインカメラを備えるミドルハイクラスといえる内容です。

参考までにBlackBerry公式サイトの製品ページで確認できるEMEA版の主な仕様情報は次のとおり。

KEYoneには、販売地域別に「Canada, LATAM, APAC, US V1」「EMEA」「US V2」の3モデルが存在しており、この3モデルでは主に、対応する通信方式・周波数が異なります。

日本国内での利用を想定すると、NTTドコモやソフトバンク（およびその系統の）回線を使う場合により相性がよいのは「Canada, LATAM, APAC, US V1」版。au系統の回線と相性が良いのは「US V2」版です。

ちなみに「Canada, LATAM, APAC, US V1」版は、日本向けの販売拠点を香港に置く海外通販サイトEXPANSYS（エクスパンシス）が現在購入の仮予約を受付中。日本国内のより広いエリアにて使える可能性が高いという点で、個人的により購入をオススメするのは「Canada, LATAM, APAC, US V1」版となります。

ただ「EMEA」版でもFDD-LTEのBand1/3/8/28に対応することから、NTTドコモ系統およびソフトバンク系統の回線では使用が可能。対応周波数のより幅広いマッチングよりも、少しでも早く入手して使ってみたい場合においては、Handtecでの購入も有効な選択肢となりそうです。

Source：Handtec