香港に販売拠点を持つモバイルガジェットの海外通販サイト1ShopMobile.comにて、2017年初より取扱いの始まっていた Huawei Technologies(以下、Huawei)Mate 9 Pro。
販売開始から1ヶ月が経過した現在、本体価格はすでにUSD50.00以上値下がりしており、香港での定価とほぼ同額で購入が可能になっています。
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1ShopMobile.comで値下げが進んでいるのは Huawei Mate 9 Pro(型番:LON-L29)。Dual SIMスロットを搭載するSIMフリーモデルで、日本での使用にも向く幅広い通信方式・周波数をカバーします。
2017年2月9日(木)時点における価格設定は、本体価格がUSD735.00(約82,700円)。取扱い開始からこの1ヶ月間で、本体価格はUSD54.00も値下がりしています。また為替が円高に傾いている影響もあり、金額以上に安く購入可能になっています。
なお日本国内住所宛てへの配送料、輸入時に課せられる輸入消費税、クレジットカードでの代金決済時に発生する為替変換手数料などを加味した(個人輸入扱いとした場合における)購入費用の概算見積額は約91,500円ほどとなります。
2016年11月に発表された Mate 9 Pro。日本国内でもAmazonなどのオンラインサイト、ビックカメラ、ヨドバシカメラをはじめとする量販店で販売中の Mate 9 の上位仕様にあたるスマートフォンです。
通常版の Mate 9 と比較した場合には、デザイン、ディスプレイ、内蔵メモリ・ストレージ容量などが異なっています。具体的にはそれぞれ次のとおり。
- デザイン:ディスプレイ左右端が湾曲したデザインに
- 本体サイズ:ディスプレイサイズと形状変更に伴い、外寸も一回り小型化
- 指紋認証センサー:センサー位置が背面から前面(ディスプレイ下)に移動
- ディスプレイ:種類が有機ELに変更。大きさは0.4インチ小型化、解像度は2Kに向上
- 内蔵メモリ:搭載容量が6GBに増量
- 内蔵ストレージ:搭載容量が128GBに増量
- 外部ストレージ:SDメモリカードスロットを廃止
なおカメラについては標準モデルの Mate 9 同様、老舗カメラメーカーであるLeica(ライカ)共同開発のデュアルレンズカメラを搭載します。
その他、Huawei公式サイトのグローバル向け製品ページにて確認できる「型番:LON-L29」の主な仕様情報は次のとおり。
サイズと重さ | |
---|---|
高さ | 152.0 mm |
横幅 | 75.0 mm |
厚さ | 7.5 mm |
重さ | 169 g |
システム | |
OS | Android 7.0 / EMUI 5.0 |
SoC | Huawei Kirin 960 Octa-Core 2.4GHz x 4 1.8GHz x 4 |
RAM | 6 GB |
ROM | 128 GB |
SDカード | 非対応 |
バッテリー | 4,000 mAh |
ディスプレイ | |
サイズ | 5.5 インチ |
解像度 | WQHD(2560 x 1440) |
種類 | Curved AMOLED |
カメラ | |
メイン | 2,000 万画素(モノクロセンサー) 1,200 万画素(RGBセンサー) |
サブ | 800 万画素 |
SIMカード | |
種類 | Nano SIM |
スロット数 | 2 |
通信方式 | |
FDD-LTE |
Band 1 Band 2 Band 3 Band 4 Band 5 Band 7 Band 8 Band 9 Band 12 Band 17 Band 18 Band 19 Band 20 Band 26 Band 28 Band 29 |
TDD-LTE |
Band 38 Band 39 Band 40 Band 41 (100MHz) |
WCDMA |
Band 1 Band 2 Band 4 Band 5 Band 6 Band 8 Band 19 |
CDMA | BC0 |
TD-SCDMA |
Band 34 Band 39 |
GSM |
850 MHz 900 MHz 1800 MHz 1900 MHz |
Wi-Fi | IEEE802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz) |
Bluetooth | Version 4.2 |
その他 | |
防塵防水 | – |
参考までに、Huawei Mate 9 Pro LON-L29 は香港で定価HKD6,280(約91,000円)で販売中。今回紹介している1ShopMobile.comでの購入費用とほとんど変わりがありません。
1ShopMobile.comでは商品に付帯する保証が10日間(初期不良対応のみ)と短い点には注意が必要。とはいえ、海外での定価とほぼ変わらない金額で購入できるという点については、気持ち的にもかなり手が出しやすくなったといえますね。
3GでCDMAの通信方式をサポートすることから国内でもNTTドコモ、ソフトバンク、KDDI(およびこれらのMVNO)回線で利用できるマルチキャリアモデルといえ、扱いやすさの面で見ても魅力の高い1台です。
Source:1ShopMobile.com