今月上旬よりHuawei Technologies(以下、Huawei)Mateシリーズのハイエンドモデル Mate 9 の販売を開始していた、モバイルガジェットの海外通販サイトEXPANSYS(エクスパンシス)。
このEXPANSYで新たに、同機種の上位仕様モデルにあたる Mate 9 Pro の購入仮予約受付が始まっています。
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2016年12月23日(金)時点において新たに仮予約の受付が始まっているのは Huawei Mate 9 Pro Dual(型番:LON-L29)。本体カラーは1色(Haze Gold)のみの取扱い予定となっています。
同日時点における予定本体価格は121,685円。本体代金だけで70,000円以上であるため日本国内住所宛てへの配送料は無料になるものと想定でき、輸入時に課せられる輸入消費税などを加味した(個人輸入扱いとした場合における)購入費用の概算見積額は約127,400円ほど。
またEXPANSYSでは仮予約を済ませた上で実際に商品購入に至った場合、購入代金からUSD10.00相当を割り引くプロモーションを実施中。これも踏まえれば、現時点から注文しておくことで約126,300円程度で入手できる計算です。
Mate 9 Pro は2016年11月に発表された Huawei Mate 9 シリーズにおける上位仕様モデル。
通常モデルのMate 9とは異なり画面は2K解像度(2560×1440)の有機ELディスプレイを採用。ディスプレイサイズを5.9インチ→5.5インチに下げるとともに、ディスプレイ左右両端をカーブさせることで数値以上にスリムなサイズ感を実現しています。
またシステム面においてはRAM容量を4GB→6GBに増量。ROM容量も128GBと大容量で、また2枚のSIMカードを挿しての、4G+3Gの同時待ち受け(デュアルシム・デュアルスタンバイ。DSDS)もサポートします。
なお同機種の最大の特徴のひとつといえるデュアルレンズ設計のメインカメラについては、Mate 9 Pro と Mate 9 で主に違いはありません。
その他、Huawei公式サイトのグローバル向け製品ページにて確認できる主な仕様情報は次のとおりです。
サイズと重さ | |
---|---|
高さ | 152.0 mm |
横幅 | 75.0 mm |
厚さ | 7.5 mm |
重さ | 169 g |
システム | |
OS | Android 7.0 / EMUI 5.0 |
SoC | Huawei Kirin 960 Octa-Core 2.4GHz x 4 1.8GHz x 4 |
RAM | 6 GB |
ROM | 128 GB |
SDカード | 非対応 |
バッテリー | 4,000 mAh |
ディスプレイ | |
サイズ | 5.5 インチ |
解像度 | WQHD(2560 x 1440) |
種類 | Curved AMOLED |
カメラ | |
メイン | 2,000 万画素(モノクロセンサー) 1,200 万画素(RGBセンサー) |
サブ | 800 万画素 |
SIMカード | |
種類 | Nano SIM |
スロット数 | 2 |
通信方式 | |
FDD-LTE |
Band 1 Band 2 Band 3 Band 4 Band 5 Band 7 Band 8 Band 9 Band 12 Band 17 Band 18 Band 19 Band 20 Band 26 Band 28 Band 29 |
TDD-LTE |
Band 38 Band 39 Band 40 Band 41 (100MHz) |
WCDMA |
Band 1 Band 2 Band 4 Band 5 Band 6 Band 8 Band 19 |
CDMA | BC0 |
TD-SCDMA |
Band 34 Band 39 |
GSM |
850 MHz 900 MHz 1800 MHz 1900 MHz |
Wi-Fi | IEEE802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz) |
Bluetooth | Version 4.2 |
その他 | |
防塵防水 | – |
EXPANSYSが取り扱う商品はおそらく同社が日本向けの販売拠点を置く香港の流通品(香港モデル)。
ちなみに香港での Mate 9 Pro の定価はHKD6,280(約95,300円)となっており、現時点での価格設定はどうしても割高といわざるを得ない内容です。
ただし対応する通信方式は幅広く、FDD-LTEのBand19(NTTドコモのプラチナバンド)やWCDMAのBand6//19(FOMAプラスエリア)、FDD-LTEのBand18/26(auのプラチナバンド)やCDMAのBC0(auの3G通信方式)もサポート。3キャリアおよびそのMVNOにて、幅広く使える構成となっています。
国内で現在発売中の Mate 9(通常版)が2台買える購入費用になるものの、せっかくであればより高スペックかつ珍しいモデルが使いたい。
そういった思いと、Mate 9との違いに魅力を感じられるのであれば、仮予約を行ない、商品の入荷を待つのはよいかもしれませんね。
Huawei Mate 9 Pro Dual-SIM LON-L29(128GB, Haze Gold)
Source:EXPANSYS