Galaxy Note7なき今、それでもSペンが使えるスマートフォンが使いたい!という思いから、1年遅れで購入して使用しているSamsung Galaxy Note5。
Galaxy S6シリーズおよびNote5・S6 edge+から刷新された金属とガラス、光学フィルムな織り成すデザインは非常に魅力的。とはいえ、やはり日常においてはケースは装着して“より気兼ねなく”使い倒したいところ。
そこで、他機種でも好んで購入しているSpigen(シュピゲン)のTPUケース『ラギッド・カプセル』 を購入することに。
機種は変われど、その特徴と安定感は変わらず。そんな Galaxy Note5専用 ラギッド・カプセル をレビューしていきます。
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記事の目次
ラギッド・カプセルの購入理由
今回紹介しているラギッド・カプセルは、プレミアムTPU素材を用いたとされるソフトケース。
日本国内では発売されていないGalaxy Note5ですが、Spigenでは海外向けにも製品を開発・販売していることもあり、今回は国内・Amazon.co.jpにて購入できました。
1年以上前に発売された商品ということで、価格も700円オフ(35%オフ)の1,290円(税込)と手頃になっていた点もうれしいポイントです。
Galaxy Note5用にラギッド・カプセルを選んだ理由はずばり丈夫・手入れが楽・シンプルの3条件を満たす製品であると思ったから。
スマホのケースを選ぶ際、最近重視しているポイントは『ケース自体も丈夫』『掃除が容易』『デザインがシンプル』ということ。
SpigenのケースはGalaxy S7用の製品をひととおり購入して試してみたことがあり、その結果として求める条件に最も合致すると感じたのがラギッド・カプセル(またはラギッド・アーマー)シリーズでした。
最近ではiPhone 7 Plus用、そして記事にこそできなかったものの、Galaxy Note7用にも同シリーズのケースを購入して使用。
現時点において、自分自身の要望を間違いなく満たせるであろう、ケースのファーストチョイスとして、ラギッド・カプセル(またはラギッド・アーマー)シリーズに信頼をおいています。
外観デザインと細かな構造をチェック
ラギッド・カプセルはGalaxy Note5向けに限らず、基本的に用意されているケースカラーはブラックのみ。外側にはアクセントとなる機械的なデザインが施されています。
一方内側には、落下時の衝撃緩和を目的とした蜘蛛の巣柄のデザインが。Spigenのケースではすでにおなじみですね。
また四隅にも落下時の衝撃緩和を目的とした構造、エアクッションテクノロジーが配されています。
角の部分にうっすら見える凹みには空気の入ったクッションが設けられており、端末を落とした際、真っ先に地面にぶつかると、より強い衝撃が加わってしまう角をやさしくガード。
安価なTPUケースに比べるとやや厚みがある点は注意が必要ですが、それでもデザインがシンプルな分、物々しさは感じにくくなっています。
アクセントのカーボン柄は控えめな印象
早速 Galaxy Note5(本体カラー:Pink Gold)に装着してみることに。サイズ感はキツさ・余計な緩さを感じず、簡単に外れてしまう印象はありません。
側面は3.5mmオーディオジャック、MicroUSB端子、スピーカー、Sペン収納口にのみ開口が設けられています。電源キーや音量キーは、TPUの上からアクセスする形です。
フロントパネルよりケースのほうが2mmほど高さのあるつくりとなっており、ディスプレイを伏せて置く際も、基本的に画面が直接当たることはありません
背面はラメのようなキラキラ感も感じられる、マットな質感。少しの使用で指紋が付くことはない一方、継続使用に寄る皮脂汚れは目立ちやすそう。
メインカメラ部の開口は縁も丁寧にデザイン・加工。またレンズ部分を保護するための高さも確保。こちらを下に置く場合も安心です。
なお背面の上下にはアクセントとして効くカーボンテクスチャーを配置。
カーボンテクスチャーは、Galaxy Note5モデルよりも後に発売されたGalaxy S7モデル、あるいはiPhone SEモデル、iPhone 7 Plusモデルと比べると、背面の面積に対する占有率がかなり低め。
控えめな配置となることで、よりシンプルさが際立ったデザインという印象を受けました。
個人的にこのカーボンテクスチャーによるアクセント効果は好みですが、一方でよりシンプルなデザインが好みな場合でも、他機種向けモデルと比べれば気に入る可能性は高いように思います。
2ヶ月使って感じたよい点・気になる点
使い始めてから、気がつけばまもなく2ヶ月が経過。現在も気に入って使用していますが、ここでは使う中で感じたよい点・気になる点を2つ取り上げておきます。
高まるグリップ性&ホールド感がよい
まずは今回ラギッド・カプセルを購入して改めてよかったと感じたポイント。それがグリップ性・ホールド感が圧倒的に向上するということ。
5.7インチという大型ディスプレイを搭載するGalaxy Note5では、リアパネルの左右端から側面にかけて丸みを持たせることにより、持ちやすさを担保。ラギッド・カプセルもこの形状に沿ったデザインに仕上げられています。
ただラギッド・カプセルを装着することにより、指に触れる部分がガラス/金属からTPUへと変更。TPUならではの適度な弾力と摩擦の強さで滑りにくさ・掴みやすさが大きく向上しました。
ケース自体に適度な厚みがあるだけに、多少のサイズアップは感じます。が、それ以上に持っていての安心感を抱くようになりました。
表面をキズから守るだけでなく、持っているだけで安心な気持ちが出てくるといった意味では、ケースとしてかなり魅力的な製品になっているといえるでしょう。
Sペンはやや取り出しづらくなるが……
一方で“慣れるまで”に少し気になったポイントがSペンの取り出しづらさ。
先に写真でも紹介したとおり、Sペン部分には開口が設けられています。ただケース自体の厚みと開口部がそれほど大きく設計されていないことから、Sペンをスムーズに取り出すことはやや難しくなりました。
具体的には取り出す際のワンプッシュがしづらい。そして引き出す操作もしづらいといった感じです。
ただはじめに“慣れるまで”と書いたとおり、取り出し方法を意識し、それに慣れることで、現在はさほど気にはならなくなりました。
開口部は右側にかけてやや広く作られているので、ペン取り出し時は指の腹を上か下に向けて押す。またプッシュしてペンが飛び出してきたら、柄の部分(T型になっているところ)に右側から指先を引っ掛ける。
この所作に慣れてしまえば、そこまで不便は感じないかなといったところです。
ただやはり、よりスムーズなSペンの取り出し・収納を優先したいのであれば、もう少し開口部の大きいケース、あるいは薄型設計のケースを探してみるほうがよいかと思います。
さいごに
他機種用に作られたラギッド・カプセル(およびラギッド・アーマー)同様、保護性とシンプルデザインは健在。
Sペンの取り出しにはやや慣れが必要ですが、端末本体の持ちやすさが大きく向上すること、何より持っているだけで安心感があることはケースとして大きな魅力といえるでしょう。
2016年12月7日(水)時点におけるAmazon.co.jpでの販売価格は1,290円(税込)。
価格も手頃。かつケースとしてのつくりや機能も満足できるものであるだけに、Sペン目的で今のタイミングからGalaxy Note5を使い始める方にはとてもオススメできる一品です。
またこれまでGalaxy Note5を使ってきたが、次期モデルの登場まであと1年 Galaxy Note5 を使おう。そのように考えている方にとっての“ケースの新調候補”としても、よいのではないかと思います。