Samsung Electronics（以下、Samsung）のハイエンドファブレット Galaxy Note7 を購入して使っていたものの、製品回収が発表され、手放すことに。
ただそれまでに実使用していた約1週間の間に、Sペンの便利さは大きいなということを痛感。型落ちでもよいから、改めてGalaxy Noteシリーズが使いたい！ということで、Galaxy Note5（型番：SM-N9208）を購入し使用中です。
今回はGalaxy Note5（本体カラー：Pink Gold）の購入理由や外観デザインを写真で紹介していきます。
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購入理由
まずはじめにGalaxy Note5を購入した最大の理由を挙げておくと、ズバリSペンの使い勝手に魅力を感じたから。
Galaxy NoteシリーズはGalaxy NoteやGalaxy Note4は使っていた期間があるものの、その時はペンで直接描けることにそれほど魅力を感じていませんでした。
ただもともと字を手書きすることは好き。一方で最近では文字を手書きする機会が減ってきたという状況もあり、今改めて魅力を感じるようになってきたのかな、と思っています。実際、さっとメモする時にも、個人的にはフリック入力より手書きのほうが早く（雑ですが）記録ができますので。
また購入を大きく後押ししたのがGalaxy Note7の存在でした。自身でも台湾に渡航して現地で購入（1台目）。リコールが発表され返金後、その資金で改めてリコール対応済み品を個人輸入で購入（2台目）。ただこちらもその後の全品回収案内により、返金となりました。
普通であればリコールが二度もあれば「買うにしても他の機種（シリーズ）にしようかな」となりそうなもの。ですが、2台目を返送するまでの1週間使った際に改めて想像以上に進化していたGalaxy Noteシリーズ、そしてSペンの使いやすさに感動。
もともと基礎仕様の高さがウリのひとつである同シリーズであり、型落ち品でも対して気にはならなかったこと。またGalaxy S5→Galaxy S6で大きな変化を遂げたのと同様、NoteシリーズでもGalaxy Note4→Galaxy Note5で変化を遂げていたことなど、さまざまな点を考えた上で購入を即決。
唯一悩んだことといえば本体カラーでしょうか。日本から個人輸入をしようと考えれば、タイミング的に希望のモデル（台湾版または香港版）で在庫もある最安値なカラーがピンクだったんですよね。ピンクか……と。
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— まきはら とよかず (@sosuke14jp) 2016年10月11日
もともと派手（そう）な色は好みでなく、ゴールドやシルバーといった色も疎遠しがち。
ただ好みでない理由が”実際に使ってみての経験によるもの”でなかったこと。そしてGalaxy Note7ではシルバー（Silver Titanium）がこの例に反して予想以上に気に入ったカラーとなったこともあり、今回は思い切ってピンク（Pink Gold）を選んでみることにしました。
結果だけいえば、現状ピンクはとても気に入っています。もともと国内で売られていないモデルということもありますが、さらに人と被りにくい機種にもなり、満足しています。
開封と同梱物
今回は海外通販サイトETORENにて、台湾版（型番：SM-N9208）のPink Goldを購入。パッケージは少しグレーがかった白地。ここにピンクゴールド（ピンク寄りのゴールド）がアクセントとして使われています。
ROM容量は32GB。
Galaxy Note5には64GBのROM容量を備えるモデルも存在しています。またGalaxy Note5はSDカードが使えないという弱点もあるのですが、個人的な使い方としてこの機種の端末内に貯めることを想像したデータは写真くらい。それならば十分足りるだろう、と判断しました。
対応する通信方式と周波数はパッケージ裏にプリントされています。
パッケージを開封。
蓋を開けると早速Galaxy Note5が登場。この瞬間はもっともドキドキ（でも楽しみに）していたものの、ピンク色は思っていたより派手さがありません（実物は上の写真よりもう少しピンクが濃いめですが）。
端末の下にはマニュアル類。
さらにその下にはイヤホン、USBケーブル、Sペン用の替芯、充電器などが納められています。
同梱物一式がこちら。端末以外はすべてホワイトカラーで統一されています。
外観デザイン
Pink GoldのGalaxy Note5を改めてチェック。
先程よりも色は濃い目ですが、本来の色はこちらが近いです。養生用のスリーブを外すことで、写真でも本体の色味がより自然に確認できるようになりました。
ピンクの色味もきちんと確認できますが、ゴールドと掛け合わせることにより生まれた上品さが良い方向に機能している。そんな印象を受けます。
受話口やホームボタンの縁など、アクセントに使われている色はシルバー。
外周も見ていきましょう。側面はGalaxy S6から取り入れられた金属製のフレームを採用。アンテナラインも縦に2本とスッキリした印象。
台湾版（型番：SM-N9208）はDual SIM仕様。残念ながら同時待ち受けは4G+2Gまでなので、日本国内でこの恩恵に授かることはできません。
横から見ているとわかるとおり、端末下（リアパネル）側の影が大きくなっています。背面は左右両サイドの縁にかけてカーブした形状になっており、ファブレットサイズながら持ちやすさがありますよ。
下側。3.5mmイヤホンジャック、MicroUSB端子、スピーカー、Sペンスロットが並びます。ホームボタンはやや高さがあり、周囲よりも飛び出したつくりに。
この状態で裏返しにすると、リアパネル側のラウンド形状、あるいはホームボタンの飛び出し具合（接地面に影ができている）が改めてわかりますね。
左側には音量ボタン。
リアパネル。ガラスパネルの下に挟まれた光学フィルムによる、落ち着いた印象の光沢感が魅力的です。
メインカメラは中央上部に。
レンズ縁にやや高さが盛ってあり、ディスプレイを上にして置いた場合でも、レンズが直接触れることはありません。
台湾モデルの場合、中央下部に「DUOS」の文字がデザインされています。
ディスプレイサイズが5.7インチと大きく、かつGalaxy Note7のようにディスプレイ左右がカーブしていませんが、思っていたより大きいとは感じませんでした。
デザインとともに、Galaxy Note4→Galaxy Note5になる際に大きく進化したのがSペン。従来は引っ張り出すだけでしたが、今作からは一度奥側に「カチッ」と押してあげると、取り出しやすいよう頭の部分が飛び出してくる設計に変更されました。
そういえば、逆方向にしまうとペンが取り出せなくなるなんて問題もありましたね。
Pink GoldではSペンももちろんピンク色。
日常で使用する筆記具と比べれば当然『細く』『短い』Sペンですが、指先だけでなく、人差し指の付け根にも当てることができる長さはあります。手に持った際にしっかり固定できるので、かき心地は悪くありませんよ。
最後に
購入から現在1ヶ月ほど使用していますが、ピンク色の本体カラーにはすっかり慣れてしまいました。よほどのマイナスイメージ（”合わない”でなく”使いたくない”的な）を持っているという場合を除けば、案外気にならないものだ、ということはひとつよい経験になりました。
ソフトウェアやカメラなどはもう少しじっくり使ってから情報をまとめようと思いますが、実際に使っていて、動作的にストレスを感じないことも大きなポイントです。
また先日購入したSペン対応タブレット「Galaxy Tab A with S Pen」とのSペン相互利用も可能。セットで使うことでより魅力を引き出すことができる機種だと思っています。
購入後に他社製の魅力的なフラグシップモデル・ハイエンドモデルも多数リリースされてきましたが、「Sペンが使いたい」という理由で目移りすることも今のところはまだありません（いやまあ、正直気にはなりますがね）。
なおGalaxy Note5については、同型番・同カラーの機種であれば、現在まだETORENでほぼ価格も変わらず販売中。
ここ最近、円安の傾向が強くなっていることはツライ点ですが、Galaxy Note7の一件を受けて、台湾などではGalaxy Note5の在庫が減ってきている印象も受けました。現状、長期保証付きで新品が買えるサイトとしては、貴重な存在です。
型落ち品ということで最新スペックではありませんが、それでも現状特に大きな問題もなく使用できる仕様は備えているGalaxy Note5。
早くてもまだ1年近く先と予想される次期Galaxy Noteまでの繋ぎ、あるいはしっかり使うメイン機種として、今のタイミングで購入してみるのも十分アリな1台だと思います。
