Spigen iPhone 7 Plus シン・フィット

2014年に発売されたiPhone 6/6 Plus以降、最新版では2種類のサイズが用意されるようになったiPhoneシリーズ。

とはいえ、それまでの4インチサイズと比べると小さい方(無印モデル)でもサイズが大きくアップしており、これ以上大きくならないよう、ケース選びは気を遣うことのひとつですよね。

そんなサイズ感、そして装着感を大切にしたい人にオススメしたいのがSpigen(シュピゲン)が販売するシン・フィットです。

今回Spigenさんよりサンプル品を提供いただいたので、外観や装着感、実際に使用して感じたことを紹介していきます。

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外観は「ザ・ベスト・オブ・シンプル」

今回提供いただいたシン・フィットはポリカーボネート素材を用いたハードケース。英語表記の「thin fit」の通り、薄さとフィット感にこだわりを持って作られた製品です。私のiPhone 7 Plusが本体カラー:ブラックということで、これにマッチするブラックのケースを提供いただきました。

ベースデザインは洗練されたシンプルなものが多いSpigen製ケースですが、その中でもこのシン・フィットのシンプルさは秀逸。同社製ケースの中でも「ザ・ベスト・オブ・シンプル」といって過言はありません。

Spigen iPhone 7 Plus シン・フィット

シン・フィットでは外装はつや消しが施されたスベスベとした質感になっています。ケースはシングルレイヤーです。

Spigen iPhone 7 Plus シン・フィット

iPhone側面に配置された物理ボタン箇所にはすべて開口が設けられており、ダイレクトにアクセスが可能。

Spigen iPhone 7 Plus シン・フィット

Spigen iPhone 7 Plus シン・フィット

樹脂素材のケースの中には強度不足あるいは柔軟性不足により、少しの力を加えただけでパキッと割れてしまうそうなものもあります。ですがシン・フィットに用いられているポリカーボネートは適度に柔軟性があり、力をかけるとしなります。

ケース自体の耐久性という意味でも、期待してよい仕上がりです。

装着して気がつく絶妙なサイズ感

iPhone 7 Plus(本体カラー:ブラック)に装着してみました。先程も触れたケース自体の適度な柔軟性により、装着は簡単。その上でサイズの精度はかなり高く、iPhone本体との一体感はかなりのもの。たぶんこれ、落としても簡単に外れてしまう可能性は低いのでは。

Spigen iPhone 7 Plus シン・フィット

外周をぐるりを確認。各物理ボタン部に開口が設けられている他、上下は大きく開いた設計になっています。「ケース」というよりも「カバー」というほうが、表現としては適切かもしれませんね。

Spigen iPhone 7 Plus シン・フィット

Spigen iPhone 7 Plus シン・フィット

Spigen iPhone 7 Plus シン・フィット

Spigen iPhone 7 Plus シン・フィット

Spigen iPhone 7 Plus シン・フィット

Spigen iPhone 7 Plus シン・フィット

Spigen iPhone 7 Plus シン・フィット

こちらは背面。マットな質感のケースは、同じくマットな質感のiPhone 7 Plus(本体カラー:ブラック)との相性も◯。色味を合わえせていることもあり、かなり自然な印象を受けます。

Spigen iPhone 7 Plus シン・フィット

メインカメラ用の開口部。縁の仕上げも丁寧。

Spigen iPhone 7 Plus シン・フィット

シン・フィットの背面部とカメラの高さは同程度。ただ開口部周辺に高さを盛った縁を設けることで、ディスプレイを上向きに置いた際もレンズ部分が接地することはありません。

Spigen iPhone 7 Plus シン・フィット

またもともとレンズが飛び出していることから、iPhone単体では置いたまま操作するとグラグラと動いてしまいます。ですがシン・フィットを装着することにより、このグラつきは軽減。

結局縁の部分は飛び出しているのですが、縁が形成する輪のサイズが大きいため、接地エリアが広がり、より安定して置くことができるのでしょう。

これからの季節には相性◯かも

iPhone 7 Plus用には、もともと自分で考えて同社製「ラギッド・アーマー」を購入。ただシンフィットも使ってみると「思いの外よい」というのが正直なところ。

まず何より魅力に感じたのは、先にも触れた薄さと装着感。もともとハード素材で形成されていることから装着時もゴワつきは感じにくい設計ですが、そういった中でもサイズ感はかなりしっかりと計算されています。

側面の電源ボタンあるいは音量ボタン部はケースの厚み分、指のアクセスがしずらくなるもの。ただこの点に関してシン・フィットではほとんど気にする必要がないな、と。何ともストレス無く、ボタンを押すことができますよ。これも薄さがあってこそのこと。

Spigen iPhone 7 Plus シン・フィット

一方で気になる点は2つ。ひとつはケース上下が開いた状態となっており、ケースとしての保護性能は強く期待すべきでないということ。露出している部分が多いので、落下時などにiPhone自体が接触する(=キズが付く)可能性はどうしても高くなります。

またもう1点は皮脂汚れが意外と目立つということ。今回試したのがマット調のブラックケースということである程度の覚悟はしていましたが、今の時期(11月)に1日使用してみた後の様子が下の写真。

Spigen iPhone 7 Plus シン・フィット

私自身乾燥肌では無いにしろ、かといって皮脂量が多目なわけでもありません。そういった人でもペタペタと触ることで皮脂汚れは付着し、かつ目立つ印象を受けました。きれいに使いたいのならこまめな掃除も意識したいところ。

なお汚れ自体はウェットティッシュで水拭き→クリーニングペーパー(個人的にはKenko製のモノを愛用)で乾拭きとすれば簡単にとれます。マットな質感ですが、表面はほぼ平らになっているデザインなので、手入れ自体は容易でした。

個人的なことをいえば、金属であることを全面に出したスマホは”冬の季節”にはあまり好みません。素のまま使っていると、外で触る際に指先が痛くなる(冷たくなる)からです。

ただそうはいってもケースで無駄にサイズアップさせたくない……。そんな場合にもオススメしやすいケースだと思いますよ。マットな質感は適度なすべり止め効果もあり、安心して使うことができます。

最後に

デザイン、素材、質感。ケースの好みは人それぞれですね。そんな中でも、今回紹介したシン・フィットは薄さとフィット感を何より優先したい人なら満足して使える製品だと感じました。

Spigen製のケースは以前、Galaxy S7用のものをひととおり自費購入して試したことがあるのですが、その際に触れたシン・フィットと比べると、精度はより高い気もしました。このあたりはiPhoneケースを作り続けてきたノウハウの蓄積などもあるのかも……しれませんね。

2016年11月16日(水)時点におけるAmazon.co.jpでの取扱い価格は1,710円(税込)~。本体カラーもiPhoneの色に合わせて6色(クリスタルクリアサテンブラックシャンパンゴールドジェットブラックブラックローズゴールド)ラインナップされています。

なおSpigenの公式オンラインストアでは現在7周年にちなんだ記念イベントも開催中。会員登録(無料)することで、iPhone 7 Plusを含むスマホ用ケース購入時に使用可能な15%オフクーポンがもらえるとのこと。

デザインのシンプルさ、無駄にサイズアップしない薄さ、秀逸な装着感。こういった点を優先事項に挙げてケースを選ぶのであれば、ぜひシン・フィットを試してみる価値はアリですよ。

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