モバイル関連製品の海外通販サイト1ShopMobile.comにて、Sony Mobile Communications(以下、Sony)の最新ハイエンドモデル Xperia XZ の取扱いが始まっています。
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2016年10月4日(火)より新たに販売が開始されているのは Sony Xperia XZ(型番:F8331)。Single SIMスロットを搭載するSIMフリーモデルです。
同日時点における本体価格はUSD755.00(約76,600円)。現在注文可能となっている本体カラーは2色(Mineral black/Platinum)となっています。
日本国内住所宛てへの配送料、輸入時に課せられる輸入消費税、クレジットカードでの代金決済時に発生する為替変換手数料などを加味した(個人輸入扱いとした場合における)購入費用の概算見積額は約84,800円ほどです。
Xperia XZ はSonyのXperia Zシリーズにおけるフラグシップモデルとして、2016年9月に発表された新機種。
前作までに複数のAF(オートフォーカス)技術を組み合わせることでフォーカス速度の高速化を進めてきたXperiaシリーズ。今作では新たに、Xperia初となる赤外線を用いたレーザーAFも搭載。またここに独自の色再現技術も合わせることで、暗所でのフォーカス精度などを強化しています。
その他、参考までにSony Developer Worldにて公開中のホワイトペーパーから確認できる「型番:F8331」の主な仕様情報は次のとおりです。
項目 | 詳細 |
---|---|
サイズ | 高さ:146.0 mm 横幅:72.0 mm 厚さ:8.1 mm |
重量 | 161 g |
OS | Android 6.0.1 (開発コード名:Marshmallow) |
SoC | Qualcomm Snapdragon 820 Quad-Core (2.2GHz Dual + 1.6GHz Dual) |
メモリ |
RAM 3GB |
バッテリー | 2,900 mAh |
ディスプレイ | 5.2インチ フルHD(1920 x 1080) TFT液晶ディスプレイ |
カメラ | メイン:2,300万画素 サブ:1,300万画素 |
通信方式 |
LTE Cat 9 Wi-fi:IEEE 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz), MIMO |
その他 | SIMカード:Nano SIM x 2 SDカード:対応(最大256GBまで) 防塵防水:IP65/68 |
同機種に関しては、型番違いの商品(型番:F8332)がExpansys(エクスパンシス)でも仮予約受付中となっています。
「F8331」と「F8332」の2モデルに関して、ホワイトペーパーによるスペック表を見る限りでの違いは主に2点。
ひとつはSIMスロットの数で、前者は1つ、後者は2つとなっています。Dual SIMスロット仕様のF8332に関しては、前モデル(Xperia X Peformance)で4G+3Gの同時待ち受けをサポートしていたことから、おそらくこの Xperia XZ もF8332については4G+3GのDSDSをサポートするものとも見られます。
ふたつ目の違いは内蔵ストレージ(ROM)容量で、F8331は32GBとなっているのに対し、F8332は2倍の64GBの容量を搭載しています。
また注文を検討するのであれば、これ以外にも注意が必要なポイントがもうひとつ。
現在 1ShopMobile.com の商品ページには「支払いを確認してから4~6営業日に発送」といった記載がありますが、同サイトがこういった表記をする場合は、取り扱う商品が本社のあるアメリカなどからの並行輸入品である傾向が強くなっています。実際、アメリカでは既にXperia XZは発売中であり、並行輸入も可能でしょう。
ただし Xperia XZ のアメリカ向けモデルに関しては、他地域向けに展開される仕様と異なり、指紋認証センサーが非搭載となっています。
例としてSony公式サイトのイギリス向け製品ページおよびアメリカ向け製品ページに記載されている情報を比較してみると、前者には指紋認証センサー(Finger Print Sensor)の項目が見つかるのに対し、後者ではこの項目が省かれています。
こちらがイギリス向け製品ページ。
一方、こちらがアメリカ向け製品ページ。Connectivity と Sound の項目の間から、Finger Print Sensor の項目が無くなっていることがわかりますね。
対応周波数に関してはF8331でもFDD-LTEのBand19(NTTドコモのプラチナバンド)やBand26(auのプラチナバンド)などをサポートするものの、その他の仕様面ではいずれもF8332のほうが優れているといえます。
1ShopMobile.comでは今後おそらく香港や台湾といった地域で販売される商品(F8332のモデル)も取り扱うことが予想されるだけに、個人的には少し待ってもF8332の登場を待つほうが賢いように思います。
Source:1ShopMobile.com