国内でのMVNOやSIMフリースマホの普及により、好きなスマホと自分の使い方に合ったSIMを組み合わせて使用することがよりしやすくなってきた現在。
その延長で「少し人とは違った機種が使ってみたい」「海外で販売されている機種を試してみたい」といった思いを抱き、海外スマホの購入に興味を持った方もいるのではないでしょうか。
私も今でこそ個人輸入で海外からスマホを買うことが少しずつできるようになってきましたが、はじめて個人輸入にチャレンジした際は「どこで買ったらいい?」「お金はどれくらい用意しておけば?」と疑問・不安を強く抱いていました。
そんな方に向けて、当記事では 日本語での問い合わせにも対応する海外通販サイト を3つ取り上げ紹介していきます。それぞれの特徴や初心者へのおすすめ度、あるいは実際に注文した場合にかかる費用の計算方法などもセットでまとめておきますので、ぜひ参考にしてみてください。
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記事の目次
日本語での問い合わせに対応する海外通販サイト
初めて個人輸入を利用する際に誰にとってもありがたい大きなポイントのひとつとなるのは「日本語での問い合わせができること」でしょう。
初回は特にわからないことが多く、できるだけ事前に調べ、確認を取ってから注文を行ないたいもの。ですが、問い合わせのハードルが高いとそれだけで敬遠してしまう理由にもなりかねません。
そこで今回紹介していきたいのが、日本語での問い合わせにも対応する以下の3つの海外通販サイト。
ここからはそれぞれのサイトの特徴などを、私自身が毎日価格のチェックで確認していて感じる傾向、あるいは実際に利用してみて抱いた印象なども含め、比較・紹介していきます。
3つのサイトの特徴をざっくり比較
まずはじめに、今回紹介する3つのサイトの特徴を比較表に起こしてみました。
総合的に見ると、今回紹介するサイトのうち、個人輸入初心者に特にオススメしたい(オススメできる)のはExpansysとETORENのふたつということになります。
以降、それぞれについて個別に見ていきましょう。
Expansys
Expansys(エクスパンシス)は日本向けの販売拠点を香港に置く海外通販サイト。本社はイギリスです。
利用に際して押さえておきたい要点をバランスよくカバーしていることが主な特徴で、特に支払い方法が4種類(クレジットカード払い/PayPal/代金引換/海外口座への銀行振込)から選べる点は他にないメリットです。
その他、これまで実際に利用してきて感じた要点は以下の記事でチェックできます。
購入後の保証もスマホなら12ヶ月のきちんと期間で付帯しており、変な偏りもなし。
個人的にも、個人輸入初心者には強くおすすめできるサイトといえます。
1ShopMobile.com
1ShopMobile.comも日本向けの販売拠点は香港に持つ海外通販サイト。本社はアメリカです。
ここのサイトの最大の魅力といえるのはなんといっても本体価格の安さでしょう。他のサイトが「本日限定のセール価格です!」と謳っているものを平常時の販売価格で下回っているケース、他サイトのセール情報に対抗するかのごとく値下げをしているケースもよく見かけられます。
その他、これまで実際に利用してきて感じた要点は以下の記事でチェックできます。
ただ安いことの理由ともいえるのが、商品ページに記載されている商品情報がやや少ない、保証期間が短いといった価格以外のサービスの手薄さ。
そのため、私個人的には、少なくとも個人輸入を利用するのがまったくの初めてという方には別のサイトでの購入をオススメしたくはなります。
一方で製品情報も自分で調べられる、購入後のサービスよりも価格の安さを優先したい、という方には利用をオススメしたい中級者以上向けの海外通販サイトだといえるでしょう。
ETOREN
ETOREN(イートレン)は香港とシンガポール、そしてイギリスに販売拠点を持つ海外通販サイト。
ここのサイトの魅力となるのは、なんといっても商品価格以外のサービスが充実している(手厚い)ということ。
商品にもよりますが、全体的な商品の設定価格は決して安いとはいえません。ですがその代わり、購入にかかる総費用がわかりやすい、取り扱う全ての商品に対して12ヶ月の保証期間が付帯しているといったメリットがあります。
その他、これまで実際に利用してきて感じた要点は以下の記事でチェックできます。
ETORENに関しては、私自身その存在を認識したのも比較的最近。
ですが、何より個人輸入初心者にとってありがたい「わかりやすい」「購入後も安心して使える」というポイントを押さえていることは強いですね。
“安心感”という視点で見れば、今回紹介した3つのサイトの中でも最も利用しやすいのはこのETORENでしょう。個人輸入初心者にしっかりオススメできるサイトです。
個人輸入にかかる費用の計算方法
今回紹介したような海外通販サイト経由で個人輸入を行う際、商品購入にあたって主に支払うお金は次の4つです。
- 商品代金
- 配送料
- 輸入消費税
- 為替変換手数料
細かくいえば、4つ目の為替変換手数料は商品代金や配送料にはじめから上乗せの上、請求されます。
商品代金と配送料は商品購入時に支払うことがほとんどですので、多くの場合、実際にお金の支払いタイミングは商品注文時(商品代金、配送料、為替変換手数料)と商品受け取り時(輸入消費税)の2回といえます。
実際の費用の計算方法については以下の記事にまとめていますので、ぜひ併せてチェックしてみてください。
最後に
この記事では、私自身が個人輸入を利用し始めた際に疑問に思っていたことを、過去に作成した記事を使いつつ整理してみました。
「よいスマホに出会うと人生は変わる」という言葉もたまに目にしますが、個人的には本当にそのとおりだと思っています。
今回紹介した内容が、個人輸入を楽しみ、スマホの魅了をより感じてもらう手助けとなれば幸いです。