先月より Huawei P9 シリーズ9モデルの仮予約受付を開始していた海外通販サイトのETOREN（イートレン）。このうち3モデルについて本日商品在庫が入荷し、販売が始まっています。
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2016年5月10日より販売が始まったのは、Huawei P9 のRAM3GB／ROM32GBのモデルが2色（Titanium Grey／Mystic Silver）およびRAM4GB／ROM64GBのモデルが1色（Haze Gold）の計3モデル。
担当者に確認したところによれば、入荷したのはいずれも香港向けのSIMフリーモデル。RAM4GBのモデルが【EVA-L29】、RAM3GBのモデルが【EVA-L19】となっており、ともにDual SIMスロットを搭載します。
輸入消費税を含めた販売価格、日本国内住所宛てへの配送料や為替変換手数料などを加味した（個人輸入扱いとした場合における）購入費用の概算見積もり額はそれぞれ以下のとおりです。
| モデル | 販売価格 | 購入費用 （概算） |
本体カラー |
|---|---|---|---|
| EVA-L29 ・RAM4GB ・ROM64GB |
USD720.00 （約77,306円） |
約81,100円 | Haze Gold |
| EVA-L19 ・RAM3GB ・ROM32GB |
USD630.00 （約67,642円） |
約71,200円 | Titanium Grey Mystic Silver |
Huawei P9は2016年4月上旬に発表された新機種。Leica（ライカ）との協業で開発されたメインカメラはデュアルレンズ設計となっており、レンズとイメージセンサーを2つずつ搭載。それぞれ異なる方法で色情報を記録し、合成することで、従来のスマホのカメラと比べた際により色の階調が豊かな写真が撮影できるとされています。
その他、Huaweiグローバルサイトの製品ページにて確認できる、上記2モデルの主な技術仕様は次の通り。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サイズ | 高さ 145 x 幅 70.9 x 厚さ 6.95 mm |
| 重量 | 約 144 g |
| OS | Android 6.0 Marshmallow／EMUI 4.1 |
| プロセッサ | Huawei HiSilicon Kirin 955 64bit Octa-Core （2.5GHz Quad + 1.8GHz Quad） |
| メモリ |
【EVA-L29】 【EVA-L19】 |
| バッテリー | 3,000 mAh |
| ディスプレイ | 5.2インチ FHD（1920×1080）IPS-NEO液晶ディスプレイ、423ppi |
| カメラ | リアカメラ：1200万画素 x 2 フロントカメラ：800万画素 |
| 通信方式 |
【EVA-L29】 【EVA-L19】 Wi-fi：802.11 a/b/g/n/ac（2.4GHz／5GHz） |
| SIMスロット |
【EVA-L29／EVA-L19】 |
| その他 | NFC非対応 SDカード：microSDカード 外部入出力端子：USB Type-Cコネクタ |
Huawei P9のRAM4GB／ROM64GBモデルは現在ひとつの型番（EVA-L29）しか存在しておらず、対応周波数などを確認してみても、日本国内を含め幅広いエリアで使用できる内容となっています。ハイスペックかつ万能なモデルといったところですね。
一方でRAM3GB／ROM32GBモデルに関しては2つの型番（EVA-L19とEVA-L09）が存在。今回ETORENに入荷したのは中国向けも想定した仕様となっており、日本国内での利用にはやや向いていないといった内容です。
日本国内での使用を主な前提として購入するのであれば、現時点ではやや予算を上乗せしても、より高性能なRAM4GB／ROM64GB（EVA-L29）が個人的にはオススメです。
なおRAM3GB／ROM32GBのもうひとつのモデル（型番：EVA-L09）に関しては、イギリスのガジェットショップ Handtec（ハンドテック）で少し前より取扱いがされています。ただし同日時点における本体価格はGBP444.99（約70,300円）、購入費用の概算見積もり額も約77,600円と割高な印象。
これも踏まえれば、本体カラーは現状1色（Haze Gold）しか選択肢がないものの、ETORENで上位モデル（EVA-L29）を購入したほうが賢いといえそうです。
Source：ETOREN
