Motorola Moto X Force XT1580 Moto ShatterShield

2016年に購入した1台目のスマートフォンとして気に入って使っている Motorola Moto X Force XT1580。最大の特徴は Moto ShatterShield(モト・シャッターシールド)と呼ばれる、5層からなる強化構造ディスプレイです。

そんなMoto X Forceですが、Moto ShatterShield はあくまで「割れにくい強化構造」であるだけで、「キズすらほとんどつかない構造」といったわけではありません。ということを実体験を踏まえて紹介しておきます。

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先日もレビューを書いたとおり、定期的にメンテナンスをしながら大切に使っている(つもりであった)Moto X Force。今ではセロテープでリアパネルに付着したホコリを除去するのも楽しい作業になりつつあります。

Motorola Moto X Force XT1580 Moto ShatterShield

……がしかし。気がついたらいつの間にかディスプレイ下部(中央やや上のうっすら白い部分)に小キズがついていました。

Motorola Moto X Force XT1580 Moto ShatterShield

もちろんディスプレイ自体が割れているわけでもなく、操作性についても何ら支障はありません。ただそれでもやはり気になりますね。

Motorola Moto X Force XT1580 Moto ShatterShield

Motorolaの製品ページで確認できることですが、Moto X Forceに用いられている「Moto Shatter Shield」は外側から順に素材や役割の異なる5層のパーツが積み重ねられて設計されています。

  • 第1レイヤー:Exterior Protective Lens(外装ハードコート保護層)
  • 第2レイヤー:Interior Lens(内装保護層)
  • 第3レイヤー:Dual touch layer(二重のタッチ感知層)
  • 第4レイヤー:Stunning AMOLED display(AMOLED表示層)
  • 第5レイヤー:Aluminum chassis(アルミ製シャーシ)

今回キズがついてしまったのはこのうち第1レイヤーにあたる部分で、実はこのレイヤーは交換キットがMotorolaより公式に販売もされています。ようはこの第1レイヤーに関してはキズがついても自分で交換品を取り寄せて修理ができるということです。

ただしネックとなるのは費用です。Motorola公式サイトでの販売価格は1枚あたりUSD29.99(約3,600円)。さらに加えて配送先住所として指定できるのはアメリカ国内だけとなっているため、日本から購入するためには転送代行サービスなどを介する必要が出てきます。

そういった意味では、細かいキズの付着も気になってしまう方は、費用を考えると液晶保護フィルムやガラスフィルムを別途用意して、貼って使用することがオススメといえるかもしれません。

なお併せて確認してみたところ、現在Amazonで購入できる Moto X Force 用の保護フィルムは数種類しかない模様。ちなみにいつも輸入端末の保護フィルムを作成していただくビザビ製品も確認したところまだ取り扱いがなかったため、私は今回(も)端末をお貸しして保護フィルムを作成していただくことにしました。

あくまで「割れにくい構造」となっているだけで「キズすらつかない構造」なわけではありません。今後 Moto X Force(あるいは Droid Turbo 2)を購入して使いたい、と考えていた方がいれば、ぜひアクセサリー類を準備する際の参考にしてみてください。ビザビ製のフィルムに関しては、また後日紹介することにします。