Xperia Z5 タッチ&トライ アンバサダーミーティング 福岡

【PR】この記事は、Xperia(TM)アンバサダーミーティングレポーター企画です。

国産メーカーのつくるスマートフォン、ということで特に日本国内においては非常に人気の高いSonyのXperiaシリーズ。Xperiaといえば新モデルの発表周期が約半年と短いことでも有名ですが、ちょうど最新モデルとなる Xperia Z5 シリーズが日本国内でも発売となっています。

そんな中、九州・福岡にて初めてとなる公式イベント「Xperia Z5 タッチ&トライ アンバサダーミーティング」が開催されるということで、遠路はるばる乗り込んで「Xperia Z5シリーズってどこがすごいの?」という話をじっくり聞いてきました。

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九州エリア初開催ということで今回会場となったのは福岡・博多駅前にあるリファレンス大博多の1室。当日の参加者は約20名ほど。

Xperia Z5 タッチ&トライ アンバサダーミーティング 福岡

Xperia Z5シリーズ3機種の概要

日本国内ではXperia Z3以降、ドコモ、ソフトバンク、auの3キャリアで取り扱いがされているXperia。「だから私はXperia」のフレーズも最近耳にする機会が増えていますが、こだわりを持って使ってくれるユーザーは多く、2014年に引き続き、2015年1〜6月の半年間においてもAndroidスマートフォンとしては国内出荷台数No.1を記録。

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そして今回フラッグシップモデルとして国内で発売されるのが Xperia Z5、Xperia Z5 Compact、そして今シリーズよりプレミアムモデルの位置づけで加わったXperia Z5 Premiumの3機種。Xperia Z5はドコモ、ソフトバンク、auの3キャリア、Xperia Z5 CompactとXperia Z5 Premiumはドコモで取り扱われます。

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Xperia Z5

これまでのXperia Zシリーズも金属フレームとガラスパネルを用いた高級感の感じられるデザインでしたが、Xperia Z5ではガラスパネルにフロストガラスを採用。

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フロストガラスは磨りガラスのような外観となっているガラスで、表面に微細な凹凸(傷)を付けることでその質感を作り上げています。あくまでガラスなので、削りすぎれば強度が落ちるし、削らないと従来と変わらないただのガラスのまま。また表面に凹凸を設ける=汚れのふき取りがしづらくなるといったリスクもあることから、これらのバランスを崩さない絶妙な加工が施されています。

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今回はホワイトやブラックといった定番色も色味が大きく変更されており、従来より使われていたカラー(真っ白、真っ黒)は無くなっています。なおガラスは表面を削るため、塗装は背面から施す形に。

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会場に展示されていた各カラーの端末(上から順にグラファイトブラック、ホワイト、ゴールド、グリーン)。

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また今作ではXperia史上初となる指紋認証センサーも搭載。他社製品ではディスプレイ下に配置したデザインを多く見かけますが、Xperia Z5シリーズは側面に設けている電源キーのデザインを見直し、そこに内蔵する形で搭載。端末を手で持った際、ちょうど右手なら親指、左手なら人差し指が自然に触れる位置です。またポジションだけでなく、指の収まりのよさも意識し、専用の器具を用意して電源キー周囲の加工を行っています。

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登録できる指紋の数は最大5つ。

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さらに本体左側面の下部にはレーザー加工で XPERIA のロゴを刻印。実際に端末を見てみてもフロストガラス、金属フレームの質感と非常にマッチしており、Xperia好きのユーザーにとってはさらなる満足感をそそられることでしょう。

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Xperia といえば前作のXperia Z4から残念な意味で話題となってしまったのが本体の発熱による各機能の不具合。CPUが高性能化することで発熱量が増える一方、Xperiaの大きな魅力である防水防塵仕様を実現するためには密閉性を高める必要があり、ここが衝突する形で熱がこもり、カメラを長時間使用できないといった問題が発生していました。Sonyとしてもこの点は最重要課題のひとつとして受け止めており、今作では基板上のパーツ配置を1から再設計。具体的にはカメラとCPUの距離を1mmでも離すという思想で組み直されています。

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会場内に展示されていた分解モデルでも実際にその様子の一部は確認することができました。

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またヒートパイプと呼ばれる金属製の放熱部品をXperia Z4の1本から2本へと増やし、さらに高熱伝導樹脂をその上(一部分)に塗布することで対策を実施。

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なお他社製端末を見ていると同じようにCPUの発熱問題を考慮して、この2015-2016冬春モデルではCPUをOcta-Core(8コア)からHexa-Core(6コア)に変更するといった ”実質的なダウングレード” が多く見られます。この点に関して、SonyではOcta-CoreとHexa-Coreではそれほど発熱性が変わらないこと、今回施した対策の効果が高いこと、を理由としてあげ、引き続きOcta-Coreの搭載に踏み切っています。

Xperia Z5 Compact

Xperia Zシリーズのコンパクトモデルとして特に日本国内では人気の高いCompactシリーズ。Xperia Zシリーズとしては約1年ぶりとなる Xperia Z5 Compactも今回リリースされています。フロストガラスや指紋認証センサー、カメラの仕様はほぼそのままに、サイズを小型化したモデルです。

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会場内に展示されていた各カラーの端末(上から順にグラファイトブラック、ホワイト、イエロー、コーラル)。

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CompactシリーズはXperia Z1 Compactでイエローやピンクといったカラーが用意されていましたが、いずれも色味はビビッド系。Xperia Z5 Compactでは色としての分類上は近いものの、イエローとコーラルともに落ち着きのある色味に仕上げられています。

Xperia Z5 Premium

最後に今シリーズで「プレミアムモデル」「アルティメットモデル」の位置づけで用意された Xperia Z5 Premium。

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Xperia Z5、Xperia Z5 Compactとは異なり、Xperia Z5 Premiumでは強い光沢感を放つリアパネルが採用されています。イメージとしては従来のXperia Zシリーズのリアパネルを、より光沢感強く磨き上げたといった印象。

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会場に展示されていた各カラーの端末(上から順にブラック、クロム)。

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特にクロムに関しては”まさに”とかでなく、”そのまんま鏡”といった仕上がりに。覗き込むと顔もはっきりと写ります。

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Xperia Z5 Premiumの最大の特徴となっているのが世界で初めてスマートフォンに実装された4K(UHD)の解像度に対応した超高解像度ディスプレイ。この解像度が楽しめるのは動画視聴や画像閲覧などその機能が求められる一部の機能となるものの、従来機と比較しても画素密度(ppi)はおおよそ倍。

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会場では実際に密閉した箱をかぶり、そこにXperia Z5 Premiumを装着することで4Kディスプレイを体験できるキットも。今回視聴したのは映画007の最新作(007 Spectre)のムービーでしたが、確かに画面に集中して見てみるとかなり映像が綺麗なことだけははっきりと感じることができました。今後こういった環境を自宅で簡単に再現できるキットも登場してくれるとうれしいところ。

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ちなみに体験中は周囲の様子が全く見えません。撮影してもらった写真を後から見返して気付きましたが、めっちゃ見られてる。笑われてる(笑)

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この4Kディスプレイでは、FHDのコンテンツを4K相当の画質に変換して擬似的に楽しむといったことも可能になっています。

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共通する最大のポイント:大きく進化を遂げたリアカメラ

Xperia Z5シリーズの3機種に共通するポイントとして押さえておきたいのがリアカメラ。今作ではイメージセンサーが新しくなり、有効画素数は4:3の縦横比率で従来の約2,070万画素→約2,300万画素に、16:9の縦横比率でも約1,550万画素→約2,030万画素に向上。特に16:9の比率ではできる限り有効画素数を無駄にしない処理を採用することで、大きく有効画素数を増やすことに成功しています。

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中でもとても印象的な機能が最速0.03秒で被写体を捉える超高速オートフォーカス。

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ハイブリッドAF(オートフォーカス)と呼ばれるこの機能は、ピントレンズと呼ばれるレンズを動かしながらフォーカスを合わせる従来のコントラストAF、そしてレンズから取り込んだ光から専用センサーを用いてフォーカスを合わせる位相差AFを組み合わせたもの。2つのAFを組み合わせることにより環境を選ばず、高速・高精度でのフォーカスが可能となっています。

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ハイブリッドAFに関しては従来機との違いを動画でも見せてもらい、またイベント中に実機を使って確認もしてみましたが、従来のスマートフォンと比較しても間違いなく速いことが体感でわかります。

また他にも画像が粗くなりにくいデジタルズームも搭載。

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従来では3倍ズームまで対応していたClear Image Zoom機能が5倍ズームまでサポート範囲を拡大したことで、よりズームにも強いカメラとなっています。

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プレミアムおまかせオードでも自動+手動での調整が可能となりました。Xperia Z4で好評だった料理モードも引き続き搭載します。

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さらにHDR(ハイダイナミックレンジ合成)も合成時に使用する写真の枚数が従来の2枚(露出:Over/Under)→3枚(露出:Over/Proper/Under)に変更。中間の写真を1枚追加して合成に用いることで、より自然な色合いが再現できるように調整されています。

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動画撮影時などに便利な手ブレ補正もさらに進化。

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振動によるブレに強いことはもちろん、撮影領域や低照度といった要因によるブレも大きく低減される仕様になっています。

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こちらもイベント中に動画、またイベント終了後に実機で歩きながら動画を撮影してましたが、カメラを眺めている際のブレが大きく減っていることが目視ではっきりと確認可能でした。

アンバサダーミーティングならではの楽しみ

その他、アンバサダーミーティングならではの楽しみをいくつか紹介しておきます。

パーツや分解モデルなどの展示物

毎回ですが、Xperiaアンバサダーミーティングではイベント会場内に端末に用いられたパーツ、試作品、あるいは分解モデルといった普段なかなか見ることができないものが展示されています。今回であれば、個人的に気になったのはフロストガラスのガラスパーツ。仕上げ、未塗装時の状態が確認できる内容となっており、端末を眺めるだけではなかなかわかりにくい細かいポイントをじっくり確認することができました。

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思考が見られる軽食

Xperiaアンバサダーミーティングでの楽しみとして定着しているもうひとつは軽食。軽食といえど、会を重ねる毎により思考が感じられる内容になってきているように思います。

今回のXperia Z5 タッチ&トライ アンバサダーミーティングでは初めての開催となる地方都市が2つ(仙台・福岡)追加されており、軽食はそういった複数都市でのイベント開催を意識した内容に。食事は次回会場となる名古屋名物とりめし。

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他に用意されていたお菓子は前回会場となっていた大阪のくいだおれ太郎をデザインに取り入れたプリンなど。

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イベント中に #Xperiaアンバサダー のハッシュタグを付けて参加者が発表内容をつぶやく中、遠慮無く食べ物ツイートを連発していました(これがよいとは言っていません)。

もちろん目当ては最新のXperiaのことを詳しく聞き、実機を試すことですが、こういった別な視点での楽しみがあることも大きな魅力といえるのではないでしょうか。

最後に

今回初開催となった福岡でのXperiaアンバサダーミーティング。イベントの最中は開発者の説明に対して笑いも起きるなど、終始和やかな雰囲気に包まれていました。

アンバサダーミーティングの参加条件は「Xperiaアンバサダーとして登録している」「ブログを書いている(規模などは関係なし)」「18歳以上」といったものになっており、実際に端末のことに詳しい人でも、中の人(開発関係者)から直接話しを聞け、かつ質問もできる貴重な機会となるはずです。上記の条件(年齢以外)はすべて無料で満たすこともできるため、興味がある人はチェックしていることをオススメします。

なお今回、モニター用としてNTTドコモのXperia Z5 SO-01Hを3週間ほどお借りしましたので、そちらの使い勝手などはまた追ってブログで紹介していきます。