今年3月より2,000台の台数限定で日本国内でも発売されていたPanasonicのコミュニケーションカメラ「LUMIX DMC-CM1」。発売時よりずっと実店舗のみでの取り扱いとなっていましたが、ここにきてビックカメラの公式オンラインショップであるビックカメラドットコムでも注文が可能になっています。
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ビックカメラドットコムの商品ページでは、これまで「※DMC-CM1はビックカメラドットコムではご注文頂けません。お手数ではございますが、お近くのビックカメラ店舗にてご注文下さいますようお願い申し上げます」と記載され、LUMIX DMC-CM1の注文を行なうことができませんでした。しかし2015年10月26日に商品ページを確認したところ、在庫状況が「在庫あり」に変わっており、ネットからの注文が可能になっています。
本体価格は税抜きで120,000円、税込みで129,600円となっており、日本国内における希望小売価格(定価)と変わりありません。ビックカメラドットコムで購入した場合でも税込み購入価格の10%(12,960円)分がポイント還元されるため、購入費用から還元ポイントを差し引いた”実質の”購入費用は116,640円となります。
LUMIX DMC-CM1はPanasonicがコミュニケーションカメラという新ジャンルを謳って展開する製品。実際の機能としてはハイエンドのコンパクトデジタルカメラ+ミッドレンジ〜ハイエンドのスマートフォンの機能を合わせたものを理解するのがよいかと思います。
カメラの機能としては、1インチの大型イメージセンサー、ライカのエルマリートレンズ、そしてカメラ用の画像処理エンジンとしてPanasonicのヴィーナスエンジンを搭載。従来のスマホのカメラでは再現できなかったより細かい描写と背景のボカしといった楽しみ方が可能です。
またOSは発売当初Android 4.4 KitKatであったものの、その後比較的早い時期にAndroid 5.0.2 Lollipopへアップデート済み。プロセッサーはQualcomm Snapdragon 801 2.3GHz Quad-Core、RAM容量2GB、ROM容量16GBと現行の各社フラッグシップモデルと比較すればやや物足りなさは感じられるものの、4.7インチという(現行においては)小ぶりなサイズのディスプレイは解像度はFHD(1,920×1,080)となっており、トータル的にはスマホとしても十分ハイエンドのくくりに入れてもおかしくない仕様となっています。その他詳細な技術仕様は以下のとおり。
項目 | 詳細 |
---|---|
サイズ | 高さ 約 135.4 ✕ 幅 68.0 ✕ 厚さ 21.1 mm(ボディ部:約 15.2 mm) |
重量 | 約 203 g |
OS | Android 4.4 KitKat (Android 5.0.2 Lollipopへのアップデートあり) |
CPU | Qualcomm Snapdragon 801 2.3GHz Quad-Core |
メモリ | RAM 2GB / ROM 16GB |
バッテリー | 2,600 mAh |
ディスプレイ | 4.7インチ FHD(1,920×1,080)TFTディスプレイ |
カメラ | リアカメラ:2,010万画素(センサーサイズ:1インチ) フロントカメラ:107万画素 |
通信方式 |
FDD-LTE:Band 1/3/4/5/7/8/20 Wi-fi:802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz) |
その他 | SIMカード:micro SIM SDカード:microSDカード(最大128GBまで) |
なお完全なる新品でなくともよい(未使用品などでもよい)といった場合は、Amazon.co.jpのマーケットプレイスにて現在税込み98,000円という格安価格で取り扱いをする業者も見受けられます。そちらは一度家電量販店で購入された未使用品を買い取って販売しているものと思われ、製品のメーカー保証期間は現時点で残り半年弱程度となっている模様。ただし上記の実質購入費用と比較すると18,640円もの費用差となり、意外と馬鹿にできません。
国内モデルであれば保証期間が切れていても(有償で)国内で修理してもらうこと自体は可能であるため、購入を検討している場合はこのあたりのことと予算を含めて検討してみるのがよいかと思います。なお個人的にはマーケットプレイスでの最安値(98,000円)は現状においてやはり安く、購入を考えている人にはかなりオススメです。
Source:ビックカメラドットコム
パナソニック
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