先日購入した Xperia Z3 D6653 Purple Diamond Edition 用に Dolphin47 のガラスフィルム(液晶画面用、リアパネル用)を購入してみたのでレビューしていきます。
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こちらは液晶画面用のパッケージ内に入っていた同梱物一式。ガラスフィルム本体のほか、クリーニングクロス、アルコールのウェットシート、(かなり大きめの)ホコリ除去シールと、貼付け時にあるとうれしいアイテムがひととおり入っています。リアパネル用のセットも、同梱内容は同じでした。
まずは液晶画面用を貼り付けてみました。
Xperia Z3の場合、フロントパネルにはディスプレイ上下に2つのスピーカー、およびフロントカメラやセンサー類が配置されており、それらの部分は開口が設けてあるので位置合わせは比較的しやすいほうです。ちょうど中心に位置を合わせて貼れると、ガラスフィルムの周囲に1mm弱程度の余白ができるといったサイズ感。
ガラスフィルムの端についてもラウンド加工が施されており、指ざわりは良好。
Xperia Z3はもともとディスプレイ面とフレームがほぼフラットに設計されているため、ガラスフィルムを貼り付けるとガラス部分が飛び出すといった感じになります。
続いてはリアパネル用を貼り付け。
リアパネル用はリアカメラの部分にカメラとLEDフラッシュライトをひとまとめにした開口が1つ設けられています。
ただしこちらに関しては、残念ながら液晶画面用のガラスフィルムと異なりサイズ設計はかなり甘め。特に角の部分を見てみると、リアパネルからガラスフィルムがはみ出ていることがわかります。
どちらか片方だけ(貼り付け位置がずれただけ)であればまだわかりますが、両方とも飛び出るとなると、完全に設計の甘さといえるでしょう。とても残念な感じです。
(リアパネルから飛び出た)大きめの幅をそのまま下まで持ってきているので、当然ながらリアパネル下側も角を中心にはみ出ます。
あと手触りを確認していて思ったのですが、縁の部分が液晶画面用と比べるとラウンドの効き方(アールの取り方)があまく、指に引っかかる感じが強いです。個体差なのか、すべての製品がこういったものになっているのかは不明ですが、仮に個体差としても人にはオススメできない製品といえそう。
今回購入したDolphin47のガラスフィルムは液晶画面用、リアパネル用ともに1,000円前後で販売されています。液晶画面用に関してはサイズ設計もよく、指ざわりも良好でコスパのよさを感じた一方、リアパネル用についてはかなり残念な製品となっていました。Amazonのレビューを見る限りでは評価はかなり高いようですが、総合的に見れば(私個人としては)人には少し勧めづらいかな、といったところ。
また両面にガラスフィルムを貼り付けて思ったこととして、いくらフィルムという薄いものであってもガラス素材のプレートを2枚も貼り付けると軽さを損なってしまうということが挙げられます。
Xperia Zシリーズの場合、デザイン面での特徴であるオムニバランスデザインによって”板”感が強調されており、こういったガラスフィルムは設計・貼り付けともにしやすいものとなっています。しかしこのあたり、個人的にガラスフィルムを貼るのは液晶画面だけでよい(リアパネルは一般的な保護シートやデザインシートなどにする)のではないかと思いました。