7月31日(金)に東京で開催された Sony「Xperia Z4 Tablet タッチ&トライ」アンバサダーミーティングに参加してきました。この記事では、「イベント会場内に展示されていた Xperia Z4 Tablet 関連の展示物」について、当日開発担当者に質問しながら見てきたものを紹介します。
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前作の Xperia Z2 Tablet からディスプレイサイズは維持しつつもひとまわり小さくなった Xperia Z4 Tablet。本体サイズを検討する上で作ったというのがこちらの板。感覚的にサイズのイメージが付くようになっています。板には 厚さ5.9 と書かれており、この時点では実際の製品よりもさらに薄い 5.9mm でも検討されていたことがわかります。
こちらの写真は下の黒いのが Xperia Z2 Tablet、上の白いのが Xperia Z4 Tablet。ベゼル部分は上下で17%、左右で30%ほどカットされています。
またこちらは Xperia Z2 Tablet の中身。
よくみるとバッテリーの中央に敷居が存在しており、バッテリーが左右にわかれています。
続いてこちらは Xperai Z4 Tablet の中身。
Xperia Z4 Tablet ではバッテリー中央の敷居はなくなり、それがバッテリーの上端へと移動。これにより端末をひねる向きで力が加わった際の耐性が向上しているそうです。
こちらは Xperia Z4 Tablet のバッテリー。Xperia Z2 Tablet に搭載されていたものよりもサイズは小さくなっていますが、バッテリー容量は6,000mAhを維持。
実際に本体に収まっている様子を見ると、薄さとともに周りの部品も含めて配置がよく考えれられていることが伝わってきます。
こちらは Z4 シリーズから新たに採用されている キャップレス防水仕様のMicroUSBコネクタ。ポイントは緩くカーブを描いている銅色のコネクタケーブル。
今回マグネットチャージコネクタが廃止されたことで、MicroUSBコネクタの使用頻度が必然的に向上。ケーブルの抜き差し回数が増えても端子が壊れにくいよう、丸みを持たせることで余裕を持たせ、引っ張る・押すといった力にも強いつくりになっています。
続いては専用キーボードに搭載されているヒンジとドックのパーツ。キーボードの開発において、ハードウェア面で苦労したという部分です。
これがタブレットを挟み込むラバークリップ。
内側を確認すると、下向きに突起がついていることがわかります。この形状によって 差し込みやすく、抜けにくい を実現しています。
最後に Xperia Tablet Z、Xperia Z2 Tablet、Xperia Z4 Tablet が展示されていたので、側面を比較してみました。こうして比べてみると、新しくなるにつれてどんどんとシンプルに、そして薄くなっていることがわかります。
最後に
毎回アンバサダーミーティングに参加するとこういった内部部品の展示があって興味深いのですが、今回のイベントに関してはこれまでの中でも特に各パーツ、あるいは旧モデルとの違いがわかりやすかったように思います。それだけ大きく進化している、という証拠なのかもしれません。
なお当イベント関連記事として、他にもいくつか記事を書いています。よろしければぜひ併せて読んでみてください。