7月31日(金)に東京で開催された Sony「Xperia Z4 Tablet タッチ&トライ」アンバサダーミーティングに参加してきました。この記事では、当日語られた「専用Bluetoothキーボード BKB50」についての内容を紹介します。
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今回の Xperia Z4 Tablet では PCライクに使えるタブレット というのがひとつの大きなテーマになっています。前作の Xperia Z2 Tablet でも BKC52 という専用キーボードが存在していましたが、今作ではノートパソコン感覚で使える一体感が実現されています。
Sonyの調査に寄ると、最近ではタブレット購入理由の1位が「パソコンの代わりに使うため」となっており、このニーズをより満たせる製品の実現として Xperia Z4 Tablet ではPCライクに使える、ということにこだわったそうです。
そのためビジネスでよく使われる Microsoft Office for Android tablet を標準でインストール。Word、Excel、PowerPointといった各ソフトが使用可能になっています。
またソフトウェアだけでなく、ハードウェア的な使用感もPCライクを意識。装着した際のXperia Z4 Tablet本体とのデザインの一体感もあり、かつオートロックヒンジ(たたむ際、最後にパチンとしっかり閉まる)、0〜125度までの無断階ヒンジ、タイピング時のキーボード傾斜、ノートPC相当のキーピッチとキーストローク、クリックパッド搭載、といったようにユーザービリティも含めての設計となっています。
一方で Xperia Z4 Tablet 単体で使用した際のデザインとタブレット単体での強度も意識し、タブレット本体には装着用の穴などは一切設けられていません。キーボードを装着するための機構は、ラバークリップで挟み込みが採用されています。
ラバークリップ表面には突起が設けられており、タブレット本体を装着しやすく、かつ装着後は簡単に外れないといった機構に。またラバーの外側に板ばねを配置する、装着時のロック爪や取り外し時のリリースボタンを設けない、といったこだわりによって、1日2回の脱着を2年間繰り返しても耐久性的にも問題がない仕上がりになっているそうです。
キーボード本体に関しては、タブレット同様に薄型化・軽量化を実現。重量は365gとタブレット本体よりも軽く、しかしヒンジの視点を意識するなど、いくつかの工夫によって(より重量のある)タブレットの重さによって点灯することがないように作りこまれています。
キーボードに関しても、もちろん試作→評価→試作→・・・を繰り返して今の製品版に。写真で見る限り、はっきり目に見えてわかる大きな変化こそありませんが、ヒンジの部分を中心としてかなりの時間をかけて開発がされています。
その作り込みのせいもあってか、価格比較サイト 価格.com においては売れ筋ランキングで1位を獲得。実際に購入して使用しているユーザーからの評価もとても高いことがわかります。
最後に
製品情報だけ見ていた時点では「タブレットと合体できる」「純正なのでデザインに統一感がある」「タッチパッドが使える」といった程度の意識でいたものの、ヒンジやラバークリップなど、使い勝手を追求する上での工夫が詰まっていることを強く印象づけられる内容でした。当日実際に実物に触ってみても、しっかりとした質感があり、完成度の高さが伺える製品といえそうです。
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