SpigenのXperia Z4専用ケース「ウルトラ・ハイブリッド」レビュー

Xperiaアンバサダーのモニター企画でauから発売されているXperia Z4 SOV31をお借りしています。今回そのXperia Z4専用ケース「ウルトラ・ハイブリッド」をSpigenより提供いただきましたのでレビューしていきます。

ウルトラ・ハイブリッド（クリスタルクリア）

まずは透明な色味が特徴の クリスタルクリア 。開封時は端末背面にあたる部分の表裏に傷付き防止の保護フィルムが貼られています。

周囲をぐるりと。サイドのフレーム部分はTPU材質。上面に位置するイヤフォンジャックやセカンドマイクといった部分は開口が設けられています。

一方、右の側面に位置するボリュームキー、電源キー、カメラのシャッターキーはすべて上からケースが覆わう形に。

下面に位置するMicroUSBコネクタやイヤフォンストラップ部分も開口が設けられています。

Xperia Z4の左側面には唯一防水キャップが設けられていますが、こちらの部分は開口が設けられており、ケースを付けたままでもキャップの開け閉めが可能です。

また各コーナーにはエアクッションを配置。落下時などは角から地面にぶつかることがおおいことから、その部分に衝撃が吸収できる機構を設けることで、端末本体へのダメージを軽減する設計となっています。

保護フィルムを剥がしたところ。背面パネルの材質はポリカーボネート。しっかりとした硬さがあるため、Xperia Z4の背面ガラスパネルを強固に守ってくれます。

クリスタルクリアのモデルは非常に透明性が高く、Xperia Z4に装着した場合も見た目の印象が変わりにくくなっています。

また背面パネルの外側四隅には小さな爪が設けられており、背面を下にして置いた場合でも、背面パネルが直接設置することがありません。

Xperia Z4に装着してみたところ。

緩すぎず、でも窮屈すぎず。装着感は非常によいです。

イヤフォンジャックはコネクタの太いものでも差せるよう、開口が大きめに設けられていることがわかります。

続いて右側面の各キー部分。キーを上から覆う設計となっていますが、覆っているTPUはボタンが押しやすいように手が加えられており、アクセスも容易な印象をうけます。

イヤフォンジャック同様、MicroUSBコネクタ部分も開口は大きめ。一方ストラップホールに関しては通すものが概ね細い紐と決まっていることもあり、ホールとほぼ同サイズのムダのない開口設計になっています。

右側面の防水キャップ部分。こちらも基本抜き差しするものはSIMカード／microSDカードトレイときまっており、開口の大きさはキャップの開閉に影響がない範囲で小さめに。キャップを開閉するときに指の爪をかける部分（キャップの上端）はケースも斜めに切られており、そういった作業もしやすい形状といえるでしょう。

また左の側面下部にはSpigenのロゴが入っています。

各コーナーに設けられたエアクッションは、Xperia Z4の場合、ちょうど樹脂パーツを上から覆う形になります。色味・輝きを失いにくいようにデザインされているXperia Z4の樹脂パーツをさらにしっかりと保護してくれます。

またケースの高さはXperia Z4本体よりもやや高めに設計されており、画面を伏せた状態でおいた場合においても設置しないように工夫されています。

背面の様子。

背面パネル上で開口が設けられているのはリアカメラとLEDフラッシュライトの部分のみ。それぞれよりひとまわり大きい開口ですが、無駄は感じられません。

手に持ってみると、Xperia Z4の金属フレームよりは、ケースのTPU素材のほうが滑り止めが効く印象。

ウルトラ・ハイブリッド（スペースクリスタル）

続いては、Xperia Z4用ウルトラ・ハイブリッドのもうひとつのカラーバリエーションである スペースクリスタル 。保護フィルムを剥がす前から、やや灰色がかった半透明であることがわかります。

クリスタルクリアとはケース本体のカラーが違うだけで、開口のデザインなどはすべて同じです。

保護フィルムを剥がしてみたところ。

こちらも半透明ですが透過性は高め。ただ実際に向こう側を覗いてみると、すこし灰色がかってみえることがわかります。

Xperia Z4に装着してみたところ。サイドのフレーム部分の色味がかなり落ち着いた印象になりました。

少し色が付くだけで、見た目の印象がだいぶ変わってきます。

Xperia Z4のデザインにおける特徴である金属フレーム。今回お借りしている端末はCopperですが、かなり鈍い感じの色味になっています。

続いて背面。こちらもケースの灰色がかった色味により、Xperia Z4の背面パネルが持っている輝きがかなり鈍い感じになっています。

最後に

今回は クリスタルクリア、スペースグレイ の2色のケースを試させてもらいました。ケースの色味がやや変わるだけで、実際にXperia Z4に装着した際の外観の印象はかなり変わるということを強く感じました。

なおSpigenのウルトラ・ハイブリッドケースに関しては私物のGalaxy S6 edgeでも自分で購入したものを使用しています。

こちらとも共通することなのですが、ガチガチすぎない程よい保護感、ゴツすぎないサイズ、そして手にした時に伝わってくる若干のやわらかみから非常に持ち心地のよさを感じます。

またXperia Z4では端末本体のデザイン自体が板（角張っている）に近いことからケース自体がしっかりとひっかかる印象があり、落下時にもケースがより外れにくそう（＝衝撃に強そう）に感じられます。

そういった意味では、Xperia Z4の洗練された外観デザインを隠さず、でもしっかりと保護したい、といった方に使ってみて欲しいケースといえます。

SpigenのXperia Z4専用ケース「ウルトラ・ハイブリッド」は2015年7月16日現在、Amazon.co.jpだと参考価格（定価）から560円OFFとなる2,230円で販売されています。加えてAmazonポイントで446ptも還元されるため、実質的には約1,000円引きで購入が可能です。

デザインや機能と比較してもかなりお買い得感が感じられる商品になっているので、気になった方はぜひ試してみることをおすすめします。