freetelのSIMフリーモバイルルーター ARIA を入手したので、開封の儀および外観レビューを行います。
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技術仕様
はじめに技術仕様を整理・確認しておきます。
項目 | 詳細 |
---|---|
サイズ | 高さ 70.0 ✕ 幅 71.0 ✕ 厚さ 17.5 mm |
重量 | 112 g |
バッテリー |
3,000 mAh LTE駆動時間:約8時間 |
通信方式 |
LTE:Band 1/19/21 Wi-fi:802.11 b/g/n |
その他 | SIMカード:標準SIM |
ARIA はfreetel初となるモバイルルーターで2014年10月に発売されたモデルです。対応周波数に関してはNTTドコモ向けとなっていますが、LTEに関してはBand1/19/21のトライバンド仕様でBand3(俗にいう東名阪バンド)は含まれていません。
LTEでの通信速度は下り最高で100Mbpsと、最近のスマートフォンやモバイルルーターと比較すると数値的には2分の1程度になっていたりもします。また定価は19,224円(税込)で、これはほぼ同額でNECのMR03LN、さらには数日後に発売される予定のMR04LNもあと数千円出せば購入できる金額。そう考えると現在においては高いと感じる金額設定でもあります。
そんなARIAの購入経緯ですが、もともとfreetelの製品を何か一度購入してみたい(特に気になっていたのはARIAとフィーチャーフォンのSIMPLE)と思っていたところ、たまたまヨドバシ.comで6,000円以上(ポイント還元分も差し引くと実質的には7,000円以上)も割引がされているのを発見したため、という感じです。
開封の儀&同梱物チェック
こちらが ARIA の外箱。対応バンド等の記載は特にありませんが、差すことができるSIMカードのサイズは原寸大のイラストで描かれています。
本体カラーはブラックのみです。
同梱物一式。ARIA本体のほか、USBケーブル、充電アダプター、説明書・保証書類。
外観レビュー
続いてARIAの外観。正面に大きくfreetelの文字がデザインされています。またボディはつや消しが施された質感。Nexus5の背面がイメージとしては近いです。
液晶画面などはついておらず、通信状態やバッテリー残量は本体上部に配置された通知ランプで確認します。
少し角度を変えてみると、本体の質感がわかりやすいですね。
側面をぐるりと見ていきます。手前にはSIMカードスロット。
こんな感じでフタを外してそのまま差し込みます。標準SIM以外でもSIMアダプターで問題なく差し込めます(そして使えてます)が、場合によって引っかかってしまう可能性はやや高いかもしれません。
左の側面。ドット模様がデザインされています。
ここのパーツの材質はプラスチックです。こちらも角度を変えるとテカリ具合から質感が想像できます。
奥側の側面には電源ボタン。
右側の側面にはMicroUSB端子、そしてその左横の小さな丸がリセットボタンになっています。
背面。質感は表面と同じです。
背面に貼られたシールには技適マークが付いているほか、SSID(デフォルトのAPN名)とアクセスキー(パスワード)も記載されています。取扱いには注意が必要です。
NECのWiMAX2+対応モバイルルーターNAD11と並べてみたところ。こういった正方形に近い形のモバイルルーターは見たことがなく、新鮮味があります。
こちらは厚さの比較。ARIAは縦横のサイズは比較的コンパクトなのですが、厚みはかなりしっかりしていて武骨な印象です。NAD11の2〜3枚分はあります。
最後に
外観に関していうと、スマホなら一番近いと思ったのはNECのTERRAINでしょうか。正面と背面は本当に頑丈そうなデザインで、ここだけ魅せられてMIL規格といわれたら信じてしまいそうな、そんな感じです。
早速設定して使っているので、初期設定の手順や使用しての感想についても追って記事にしていきます。