今回はVenue 8 7000の初期状態での中身の確認です。
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セットアップ画面
利用開始時のセットアップも他のAndroid端末と異なっていたので、ざっと載せておきます。
通常ははじめに利用言語を選択しますが、Venue 8 7000では利用地域、利用言語の2つを設定します。初期状態ではそれぞれアメリカ合衆国、英語となっています。
もちろん日本国内で販売されているモデルなので、利用地域には日本があり・・・
言語も日本語が選択可能。
Dropboxは20GBの容量が1年間無料で使用可能。ありがたい。
リアに配置されたRealSense Snapshot Depthカメラが特徴のこの端末ですが、撮影した写真の保存、閲覧を複数のクラウドストレージサービスを跨いで行なうことが可能なDell Galleryというアプリも入っています。
製品登録。このあたりはDELLらしさを感じます。
追加でインストールするアプリケーションを選択する画面ですが、ここはなぜか全てのアイコンがUNOという謎仕様。入れずに進むことが出来ますので、特にどれも入れませんでした。
最後に利用ユーザー名を入れればセットアップは完了。
Android 4.4.4 KitKatでの中身
このVenue 8 7000は現時点だと起動してネットワークに接続するすぐ後にOSのアップデート(Android 5.0.2 Lollipop)が降ってきます。一応Android 4.4.4 KitKatの時点での中身もメモしたので、参考までに残しておきます。
ホーム画面
ホーム画面の初期ページ枚数は5ページ。ウィジェットは検索バー、時計、トグルスイッチと非常に控えめは配置。
通知エリアとトグルスイッチは別ページに配置されており、画面の左上、右上のいずれかを下へスワイプするかによって展開される内容が変わります。
アプリドロワー
アプリドロワーは1画面。プリインアプリは37個。DELL(あるいはこの端末)独自のアプリも数個入っています。
設定画面
設定画面の背景も独自カラーの青。項目としては フリップして消音、センサー較正、インテル スマートビデオ といったあたりが独自の項目となっています。
メモリ(RAM/ROM)の空き容量
続いてメモリの空き具合。スペックとしてはRAM2GB、ROM16GBとなっています。
こちらはRAMの空き具合。
初期状態で容量の半分が空いている感じ。
続いてROMの空き具合。
こちらもちょうど容量の半分が空いている感じです。
OSバージョン
はじめに書いていますが、初期状態でのOSバージョンはAndroid 4.4.4 KitKat。
ベンチマークスコア
続いてベンチマークスコア。今回もAnTuTu Benchmark、Geekbench 3、3D Marks、Quadrantの4つを用いて計測しました。
AnTuTu Benchmark
まずはAnTuTu Benchmark。Venue 8 7000に搭載されている Intel Atom Z3580は64bit処理には非対応なので、32bitモードのみの結果となります。
スコアは44,658。ひと世代前のフラッグシップとほぼ同じレベルのスコアですが、スペック的に考えれば妥当な結果でしょう。
Geekbench 3
続いてはGeekbench 3。
こちらはSingleコアで942、Multiコアで2,703。この結果についてもおおよそひと世代前のフラッグシップモデルと同じレベルです。
3D Marks
次は3D Marks。Unlimitedモードで測定。
スコアは19,228。これに関してはひと世代前のフラッグシップモデルよりはやや上といった結果になりました。
Quadrant
最後はQuadrant。
スコアは21,731。以前HTC One M8で測定した際のスコアが29,802だったので、これに関しては他のアプリよりも低めの点数になっています。
Android 5.0.2 Lollipopでの中身
引き続きOSアップデート後の中身も記録しておきます。
ホーム画面
ホーム画面の枚数は2枚に減りました。元々ウィジェットもほとんど配置されていたかったこと、配置できるアプリアイコンの数が多いこともありますので、これくらいで適当な印象を受けます。
Lollipopになったことで、通知エリアとトグルスイッチは1つのページ上に統合されました。なお通知エリア下にはWaves MaxxAudioの設定ボタン(ON/OFFの切り替え、モードの変更)が常時配置されています。
設定画面
設定画面はアップデート前は独自カラーだったものが完全にGoogle純正のLollipopデザインへと変更されています。
OSバージョン
OSバージョンはAndroid 5.0.2 Lollipopへ。
ベンチマークスコア
OSバージョンが上がったことで、各ベンチマークアプリでの測定結果もおおかた向上していました。
AnTuTu Benchmark
AnTuTu Benchmarkでは約2,000点ほどスコアがアップ。
Geekbench 3
Geekbenchだけは大きな変化がありませんでした。
3D Marks
3D Marksでもスコアが約2,000点ほどアップ。
Quadrant
Quadrantに関しては約3,000点ほどスコアがアップしています。
最後に
プリインストールアプリなどについては一部独自のものも搭載されていますが、比較的すっきりとした印象を受けました。またアップデート前後ともに素のAndroidからそこまで大きく手が加えられていない点も好印象。万人に問題なく使ってもらえる内容かと。またベンチマークに関しても、仕様から考えると妥当と思います。
今後はカメラ(RealSense Snapshot Depth)や音楽再生(Waves MaxxAudio)を中心に確認してくことにします。
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