Venue 8 7000の中身

今回はVenue 8 7000の初期状態での中身の確認です。

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セットアップ画面

利用開始時のセットアップも他のAndroid端末と異なっていたので、ざっと載せておきます。

通常ははじめに利用言語を選択しますが、Venue 8 7000では利用地域、利用言語の2つを設定します。初期状態ではそれぞれアメリカ合衆国、英語となっています。

Venue 8 7000の中身

もちろん日本国内で販売されているモデルなので、利用地域には日本があり・・・

Venue 8 7000の中身

言語も日本語が選択可能。

14 06 2015 Venue 8 7000の中身

Dropboxは20GBの容量が1年間無料で使用可能。ありがたい。

Venue 8 7000の中身

リアに配置されたRealSense Snapshot Depthカメラが特徴のこの端末ですが、撮影した写真の保存、閲覧を複数のクラウドストレージサービスを跨いで行なうことが可能なDell Galleryというアプリも入っています。

Venue 8 7000の中身

製品登録。このあたりはDELLらしさを感じます。

Venue 8 7000の中身

追加でインストールするアプリケーションを選択する画面ですが、ここはなぜか全てのアイコンがUNOという謎仕様。入れずに進むことが出来ますので、特にどれも入れませんでした。

Venue 8 7000の中身

最後に利用ユーザー名を入れればセットアップは完了。

Venue 8 7000の中身

Android 4.4.4 KitKatでの中身

このVenue 8 7000は現時点だと起動してネットワークに接続するすぐ後にOSのアップデート(Android 5.0.2 Lollipop)が降ってきます。一応Android 4.4.4 KitKatの時点での中身もメモしたので、参考までに残しておきます。

ホーム画面

ホーム画面の初期ページ枚数は5ページ。ウィジェットは検索バー、時計、トグルスイッチと非常に控えめは配置。

Venue 8 7000の中身

Venue 8 7000の中身

通知エリアとトグルスイッチは別ページに配置されており、画面の左上、右上のいずれかを下へスワイプするかによって展開される内容が変わります。

Venue 8 7000の中身

Venue 8 7000の中身

アプリドロワー

アプリドロワーは1画面。プリインアプリは37個。DELL(あるいはこの端末)独自のアプリも数個入っています。

Venue 8 7000の中身

設定画面

設定画面の背景も独自カラーの青。項目としては フリップして消音、センサー較正、インテル スマートビデオ といったあたりが独自の項目となっています。

Venue 8 7000の中身

メモリ(RAM/ROM)の空き容量

続いてメモリの空き具合。スペックとしてはRAM2GB、ROM16GBとなっています。

こちらはRAMの空き具合。

Venue 8 7000の中身

初期状態で容量の半分が空いている感じ。

続いてROMの空き具合。

Venue 8 7000の中身

こちらもちょうど容量の半分が空いている感じです。

OSバージョン

はじめに書いていますが、初期状態でのOSバージョンはAndroid 4.4.4 KitKat。

Venue 8 7000の中身

ベンチマークスコア

続いてベンチマークスコア。今回もAnTuTu Benchmark、Geekbench 3、3D Marks、Quadrantの4つを用いて計測しました。

AnTuTu Benchmark

まずはAnTuTu Benchmark。Venue 8 7000に搭載されている Intel Atom Z3580は64bit処理には非対応なので、32bitモードのみの結果となります。

Venue 8 7000の中身

スコアは44,658。ひと世代前のフラッグシップとほぼ同じレベルのスコアですが、スペック的に考えれば妥当な結果でしょう。

Geekbench 3

続いてはGeekbench 3。

Venue 8 7000の中身

こちらはSingleコアで942、Multiコアで2,703。この結果についてもおおよそひと世代前のフラッグシップモデルと同じレベルです。

Venue 8 7000の中身

Venue 8 7000の中身

3D Marks

次は3D Marks。Unlimitedモードで測定。

Venue 8 7000の中身

スコアは19,228。これに関してはひと世代前のフラッグシップモデルよりはやや上といった結果になりました。

Venue 8 7000の中身

Quadrant

最後はQuadrant。

Venue 8 7000の中身

スコアは21,731。以前HTC One M8で測定した際のスコアが29,802だったので、これに関しては他のアプリよりも低めの点数になっています。

 Android 5.0.2 Lollipopでの中身

引き続きOSアップデート後の中身も記録しておきます。

ホーム画面

ホーム画面の枚数は2枚に減りました。元々ウィジェットもほとんど配置されていたかったこと、配置できるアプリアイコンの数が多いこともありますので、これくらいで適当な印象を受けます。

Venue 8 7000の中身

Lollipopになったことで、通知エリアとトグルスイッチは1つのページ上に統合されました。なお通知エリア下にはWaves MaxxAudioの設定ボタン(ON/OFFの切り替え、モードの変更)が常時配置されています。

Venue 8 7000の中身

設定画面

設定画面はアップデート前は独自カラーだったものが完全にGoogle純正のLollipopデザインへと変更されています。

Venue 8 7000の中身

OSバージョン

OSバージョンはAndroid 5.0.2 Lollipopへ。

Venue 8 7000の中身

ベンチマークスコア

OSバージョンが上がったことで、各ベンチマークアプリでの測定結果もおおかた向上していました。

AnTuTu Benchmark

AnTuTu Benchmarkでは約2,000点ほどスコアがアップ。

Venue 8 7000の中身

Geekbench 3

Geekbenchだけは大きな変化がありませんでした。

Venue 8 7000の中身

3D Marks

3D Marksでもスコアが約2,000点ほどアップ。

Venue 8 7000の中身

Quadrant

Quadrantに関しては約3,000点ほどスコアがアップしています。

Venue 8 7000の中身

最後に

プリインストールアプリなどについては一部独自のものも搭載されていますが、比較的すっきりとした印象を受けました。またアップデート前後ともに素のAndroidからそこまで大きく手が加えられていない点も好印象。万人に問題なく使ってもらえる内容かと。またベンチマークに関しても、仕様から考えると妥当と思います。

今後はカメラ(RealSense Snapshot Depth)や音楽再生(Waves MaxxAudio)を中心に確認してくことにします。