Xperia M4 AquaがCloveで発売間近

イギリスのガジェットショップCloveにて、SONYの新たなミッドレンジモデル「Xperia M4 Aqua(E2303)」がまもなく入荷の予定となっています。

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Cloveでは「Xperia M4 Aqua(E2303)」の初回分の在庫が5月26日に入荷予定としており、2015年5月21日時点での本体価格はVAT抜きで£189.99(約35,800円)に設定されています。カラーについては「Black」「White」の2色が現在予約受付中で、残りの「Coral(赤)」だけは入荷時期が未定のようです。日本への配送料や輸入消費税といった諸費用を加味した、購入時にかかる総費用の概算見積もり額は約44,800円ほどになります。

「Xperia M4 Aqua」は今年3月にスペイン・バルセロナで開催されたMWC2015でSONYが発表したミッドレンジモデルのスマートフォンで、その名の通り防水・防塵機能(IP65/IP68)を有した製品となっています。旧来モデルである「Xperia M2 Aqua」が発売されたのが昨年秋ですので、半年ちょっとと早いスパンでの登場となります。

本体デザインについては、同社のハイエンドモデルでは一般的となっているオムニバランスデザインを採用。またMicroUSB端子はキャップレス防水となっており、ミッドレンジモデルでありながら使い勝手と高級感も感じられる仕様となっています。ディスプレイは5インチHD(1,280×720)です。

またOSはほぼ最新となるAndroid 5.0 Lollipopと搭載。プロセッサについても64bitでの処理に対応したQualcomm Snapdragon 615 Octa-Core(1.5GHz Quad-Core + 1.0GHz Quad-Core)を採用。RAM容量は2GB、ROM容量は8GBとなっており、microSDカードも利用可能(最大128GBまで)です。他にもアウトカメラは約1,300万画素のCMOSイメージセンサー「Exmor RS for mobile」を採用するとともにF値2.0と暗所にも強い設計に、インカメラに関しては約500万画素で88度の広角撮影が可能な仕様で、セルフィー(自撮り)での使用をより意識した設計となっています。

対応している周波数に関しても、このE2303ではLTEがBand1/2/3/5/7/8/20、3Gが850/900/1900/2100MHzとなっているため、日本国内でもNTTドコモやソフトバンクの回線で使用することが可能と思われます。

グローバルモデルでSIMロックフリーのXperiaというと、最近では旧フラッグシップモデルの「Xperia Z3」も50,000円台中盤〜後半で購入できるようになってきているため、あえてこの「Xperia M4 Aqua」を選ぶかどうかはどこに重点をおくかによってきます。動作周波数こそ低いものの64bit処理に対応したプロセッサが搭載されていること、現状で10,000円程度は購入費用が安くすむこと、といった点に魅力を感じるのであれば、この「Xperia M4 Aqua」を選ぶのはアリでしょう。

なお”赤いXperia”というのも過去を見ても非常に珍しいものなので、人と違う端末を持ちたいという場合であれば「Coral」の発売を待つことをオススメします。

Source:Clove