新たに購入した端末については毎回色々と弄る前に初期状態での中身を確認しています。先日入手したGalaxy S6 edge(SM-G9250)」に関しても確認した内容をメモしておきます。
記事の目次
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ロケール
起動してまず驚いたことがあります。それはGalaxy S6 edge(SM-G9250)ではデフォルトで日本語ロケールが選択可能ということ。
Galaxyシリーズの海外モデル購入というとGalaxy Note4(SM-N910U)以来になるのですが、Galaxy Note4ではデフォルトでは日本語ロケールが選択できず、Morelocal2などのアプリを使用して後から追加して上げる必要がありました。正直大した手間ではないのですが、どんな手間でも無いにこしたことはありません。
ちなみにこのロケールについては、先日の外観レビュー記事にいただいたコメントによると、どの海外モデルで対応しているというわけでは無いようです。
ホーム画面
デフォルトでのホーム画面は3ページになっています。
一番左のページはBRIEFINGがセットされています。HTC One M9にしろ、LG G Flex 2にしろ、最近はこういう設計が多いですね。
プリインストールアプリ
アプリドロワーからプリインストールアプリを確認してみたところがこちら。ぱっと見はかなり少ないです。
ただし一部はフォルダで整理されているため、インストールされている数としては先ほどの見た目よりも多くなっています。
フォルダを全て削除してみると、これくらいに。数えてみたら44個ありました。
通知領域
通知領域はGalaxy Note4などと大きく変わらず、1つの画面上にトグルスイッチと通知領域が共存したデザインに。
画面を切り替えなくてもトグルと通知領域の両方にアクセスできるのは非常に便利です。
設定画面
設定画面のデザインはGalaxy S5やGalaxy Note4と大きく変わりません。
項目で見てみると、このGalaxy S6 edgeの特徴といえる「エッジスクリーン」の項目が追加されているといった感じでしょうか。
APN
今現在はIIJmioのSIMカードを差して使用していますが、NTTドコモ系のSIMカードを差すと5つのAPNが自動で設定されるようです。
「SPモード」はこの端末では使えないはずなので、日本国内でも別モデルが販売されることの名残りと思われます。
メモリ(RAM/ROM)の空き容量
今回入手した「Galaxy S6 edge(SM-G9250)」はRAM3GB、ROM32GBとなっています。それぞれについてのデフォルトでの空き容量も確認してみます。
まずはRAMの空き容量。
システムで約1.0GBが専有されており、アプリで使用できるのが約2.0GB。デフォルトだとそのうち空き容量として残っているのは1.2GBほどになっていました。システムでの占有量がかなり大きいですね。HTC One M9と比べると約2倍の占有量となっています。
続いてはROMの空き容量。
初期状態で全体の4分の1が専有済みとった感じです。今作からSDカードがさせなくなったGalaxy S6 edgeですが、クラウドストレージなどを有効に活用すれば、まずもってROMの容量が窮屈に感じることはないでしょう。
ソフトウェアバージョン
ソフトウェアバージョンはAndroid 5.0.2 Lollipop。
この後にソフトウェアアップデートが降ってきましたが、それを適用してもOSバージョンには変更はありませんでした。
ベンチマークスコア
最後はベンチマークスコア。Galaxy S6/S6 edgeからはプロセッサがSamsung自社製のExynos 7 Octaが採用されています。Qualcomm社のSnapdragonが主流となりつつある現在においてどういった違いが現れるのか、非常に楽しみなところです。
AnTuTu Benchmark
はじめはAnTuTu Benchmark。Exynos 7 Octaは64bit対応のプロセッサなので、AnTuTu Benckmarkでは2つのモードでベンチマークスコアのテストが可能です。結果がこちら。
64bit、32bitの両テストとも他の端末から頭2〜3個は飛び出したすごい結果をたたき出しました。ちなみに64bitモードでテストが行える他の端末のテスト結果を参考までに挙げておくと、HTC One M9で54,468、LG G Flex 2で42,433となっています。これらを見てみてもGalaxy S6 edgeの性能の良さが分かります。
Geekbench 3
続いてはGeekbench 3。
シングルコア、マルチコアいずれのテスト結果も旧モデルのGalaxy S5を大きく引き離しています。ちなみにこちらも他の64bit対応プロセッサ搭載端末の結果と比較してみると、HTC One M9がシングルコアで1,024、マルチコアで3,936ほど。Exynos 7 Octaの性能の高さが感じられます。
3DMarks
次は3DMarks。
スコアは21,999。デバイスごとの比較表で見てみると、こちらはLG G Flex 2やHTC One M9とほぼ横並びといった結果でした。
Quadrant
最後はQuadrant。
スコアは35,690。LG G Flex 2で26,779、HTC One M9で31,554となっていましたので、こちらでもGalaxy S6 edgeが頭2〜3個飛び出した格好となりました。
まとめ
Galaxy S6 edgeはトグルスイッチと通知領域が共存した使いやすいデザインを残しつつ、プロセッサについては自社製のExynos 7 Octaを採用したことにより、処理速度といった実使用に関わる基礎性能においても他社のフラッグシップモデルと上手に差別が図れた製品になっていそう、と感じました。
特にベンチマークスコアにおいてQualcomm製のプロセッサを搭載した他の端末を全く寄せ付けない結果を叩きだしているあたりなど、今後ゴリゴリと使っていく中でも非常に楽しみな結果であったと言えます。
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