カーブした本体デザインが特徴のLG製ファブレット端末「LG G Flex 2」を入手したので、早速開封の儀と外観レビューを行ないます。
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LG G Flex2のスペック
まずはじめにスペックのおさらいです。
項目 | 詳細 |
---|---|
サイズ | 高さ 149.1 ✕ 幅 75.3 ✕ 厚さ 7.1-9.4 mm |
重量 | 152g |
OS | Android 5.0 Lollipop |
CPU | Qualcomm Snapdragon 810 64bit 2.0GHz Octa-Core |
メモリ | RAM 2GB / ROM 32GB |
バッテリー | 3,000mAh |
ディスプレイ | 5.5インチ Full HD P-OLED(1,920×1,080)403ppi |
カメラ | アウトカメラ:1,300万画素 OIS+ with LaserAutoFocus インカメラ:210万画素 |
通信方式 |
LTE:Band 1/3/5/7/8/17 Wi-fi:802.11 a/b/g/n/ac |
その他 | SIMカード:micro-SIM SDカード:microSD(最大2TB) |
今回入手したLG G Flex 2はモデル番号がH959のもので、1ShopMobile.comで購入しました。対応している周波数帯からもそれとなく想像がつきますが、主にアジア圏で展開されているモデルと思われます。プロセッサにSnapdragon 810(64bit対応)を搭載しており処理速度は他社のフラッグシップモデルと比べても高性能となっている一方でRAMが2GBとなっているため、せっかくのプロセッサが勿体無い、なんて話も聞かれます。
なお一番の特徴と言えば何と言っても全体的にカーブした端末デザイン。前作のLG G Flexで話題を読んだデザインが、後継機であるこのLG G Flex 2にも継承されています。またバックカバーにはキズを自己修復する機能も搭載しています。
開封&同梱物の確認
ということで早速開封していきます。こちらがLG G Flex 2の外箱です。今回入手したのは本体カラーがPlatinum Silverのものですが、パッケージは全体的に赤色の比率が高めです。本体デザインを意識して、パッケージのデザインにも至るところでカーブが見受けられます。
外箱の側面にはモデル番号(H959)や対応周波数帯も記載されています。
箱を開封したところ。早速LG G Flex 2本体が出現です。ちなみにこの時点で外したフタの縁と端末本体がカーブを描いていることが分かります。
こうして見てみてもカーブがはっきりと分かります。
同梱物を並べてみました。端末本体の他、イヤフォン、充電アダプタ、USBケーブル、保証書・マニュアル類。
外観レビュー
続いて端末本体を見ていきます。こちらが表面。
画面の上にはインカメラ、センサー類、受話口が配置されています。
画面の下にはLGのロゴが。
上面には赤外線センサーが配置されています。
下面にはイヤフォンジャックとMicroUSB端子。
なお左右の両側面には特に何もありません。
裏面。バックカバーの光沢感がはっきりと分かります。
上の方にはアウトカメラ、LEDフラッシュ。そして最近のLGの端末ではおなじみとなった電源ボタンとボリュームボタンもこの背面に配置されています。ボリュームボタンの部分は網目状の突起がデザインされています。またバックカバーにはヘアライン加工のような柄、ボリュームボタン・電源ボタンを中心にデザインされています。
下の方にはスピーカーが。
伏せた状態で端末を置いてみると、カーブした部分から向こう側を覗くことも出来ます。
またバックカバーは取り外すことも可能です。ただしバッテリーはビス止めして固定してあるため、そのまま取り外すことは出来ません。
SIMカードとSDカードは電源ボタン・ボリュームボタンの横に、縦に重ねて差し込みます。
また気になるバックカバー。手に持って力を加えてみると、このようにグネっと折り曲げることが出来ます。ただしグネグネと容易に曲がる訳ではなく(元々そういう設計ではない)、あまりやり過ぎると破損の恐れがありそうに感じました。
他の端末と比較
最近メイン機として使用している同じくLG製のLG G2 miniと並べてみました。G2 miniは画面サイズ4.7インチですが、こうして並べてみると結構なサイズ差を感じます。
裏面。こちらはカメラと電源ボタン・ボリュームボタンの配置こそ同じですが、バックカバーの材質とデザインが全く異なっています。
その他ファーストインプレッション
実際にLG G Flex 2を片手で持ってみて感じたのがその持ちやすさ。ファブレットサイズだと結構画面も大きく、片手で持てても操作が非常にし難い感がありますが、LG G Flex 2はカーブしたデザインが当初思っていた以上に手にフィットして、非常に持ちやすく感じました。
裏面に配置された電源ボタンとボリュームボタンも非常にポジションが良く、これなら片手持ちの状態でも簡単にアクセス出来ます。
また実際に画面を表示させてみると、映しだされる映像もカーブしており、何か近未来的な感じがします。前作のG Flexも同じような感覚なのかもしれません(実機を触ったことがありません)が、ちょっとゾクゾクとしてしまいました。これは感覚的にはAQUOS Crystalを初めて触った時のような、本当に気持ちを揺さぶられる感じです。
なおLG G Flex 2を持った後にLG G2 miniやiPhone6 Plusを手にしたところ、今までになかったくらいこれらの端末が”板”に感じられました。これまでXperiaシリーズは比較的”板”のように感じていたものの、それ以外の端末でも”板”のような感じを強く受けたのは初めてです。それくらい衝撃的でした。
これから購入する方へ注意点
なお1つ。触っていて感じたのですが、バックカバーの取り外しがかなり困難(硬い)です。一応端末の側面にカバー取り外しの際に爪などを引っ掛けるための溝が切ってあるのですが、爪で引っ張ってもびくともせず。仕方がないのでSIMピンの柄の部分を使ってテコの原理で持ち上げようとしたら、早速キズが付いてしまいました・・・。
バックカバー自体は爪で擦った程度の小傷なら少し放っておいたり指で撫でたりすれば全く目立たなくなるのですが、キズが全く付かないというわけではない(むしろちょっと柔らかい手触りです)ので、特にカバーの端の方などは無理をするとエグれてしまう可能性が高そうです。
これから購入される(あるいは既に購入済みである)方は、私の二の舞いにならないように気をつけて頂ければと思います。
最後に
ということでLG G Flex 2の開封の儀および外観レビューでした。
周りの話を聞いているとそこまで評判が良いわけでもなかったので、購入しつつもあまり期待をしていなかった部分があったのですが、カーブしている画面の斬新さ・新鮮さに一発で引きこまれてしまいました。目の前の画面が縦にカーブしているだけで、ここまで受ける印象が違うのか、というのが本当に正直なところです。
今回も早速ビザビにお願いして保護フィルムを作成してもらっていますので、使用感などの詳細は来週になってからまた改めてお伝えしていければと思います。