LGのミッドレンジモデルであるG2 miniを購入したので、開封の儀と外観レビューを行ないます。
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G2 miniのスペック
はじめにスペックをざっと見ていきます。
項目 | 詳細 |
---|---|
サイズ | 高さ129.6 ✕ 幅66.0 ✕ 厚さ9.8 mm |
重量 | 約121g |
OS | Android 4.4(KitKat) |
CPU | QualcommSnapdragon 400 1.2GHz Quad-Core |
メモリ | RAM 1GB / ROM 8GB |
バッテリー | 2,370mAh |
ディスプレイ | 4.7インチ qHD(960×540) |
カメラ | アウトカメラ:800万画素 インカメラ:130万画素 |
通信方式 |
LTE:Band 1/3/19 |
その他 | SIMカード:microSIM SDカード:microSDHC(最大32GB) |
プロセッサが1.2GHzのクアッドコア、RAM1GB、ROM8GBということで、世間で俗にいう「格安SIMフリースマホ」と呼ばれている部類にあたる機種です。スペックが全体的にグレードダウンしているものの、その名の通り、基本的にはLGの前フラッグシップモデルG2の特徴を踏襲したモデルで、ざっくりいうと「G2をそのまま小さくした端末」という感じです(←そのまま)。KNOCK code機能も搭載されています。
ちなみに格安と書きましたが、実は日本国内での販売価格の相場は2015年3月時点でも30,000円台となっていて、正直まだそこまでの安さは感じられません。ちょうど少し前から気になっていた機種だったのですが、今回はたまたま立ち寄った家電量販店で20,000円を切る価格で販売されていたので、買ってしまいました。
開封&同梱物
では早速開封の儀を。こちらがG2 miniのパッケージです。今回購入したのはブラック(日本版は他にホワイトがあります)です。パッケージのデザインは端末の色に関わらず同じです。
対応周波数帯も書いてありました。3G(WCDMA)が850/2100MHz、4G(LTE)が850/1800/2100MHzとなっていますので、おそらくNTTドコモ(およびそのMVNO)とソフトバンクなら問題なく使えると思います。Fomaプラスエリアは掴むでしょうか?
箱を開けると早速端末が出てきます。
同梱物を並べてみました。G2 mini本体のほか、バッテリー、充電アダプター、イヤフォン、USBケーブル、説明書・保証書類といったところ。
端末外観
続いて端末外観を見ていきます。こちらが表面です。
液晶画面の上には受話口、センサー類、インカメラ。
液晶画面の下にはLGのロゴがあるのみです。
こちらは背面。
カメラ、LEDライト、そして昨今のLGスマホの特徴である背面ボタン(音量調整ボタン、電源ボタン)。
下の方には表面同様、LGのロゴが付いています。
バックカバーは網目状に細かい刻みが入ったデザイン(金属ヤスリのイメージに近いです)で、ザラザラとした手触り。指紋や汚れがつきにくくなっています。
端末の上面にはイヤフォンジャックの他に赤外線センサーも付いています。またNFCにも対応しています。
下面はスピーカーとmicroUSB端子。
一般的に端末の側面には何かしらのボタンが配置されていることがほとんどですが、G2 miniは必要なボタンが全て背面に装備されているため、非常にスッキリとしたデザインになっています。
反対側も特に何もありません。またフレームに用いられている金属部品にはヘアライン加工が施されており、これがなかなかの高級感をもたらしています。
背面にボタンが配置されているということで出っ張り具合が気になるところですが、こうしてみてみるとその出っ張り具合もほとんど気にならないレベルです。
G2 miniはバッテリーが取り外し可能となっており、このように背面カバーを外すことが可能です。
今回購入したのは日本版ということで、技適マークも確認できます。
SIMカードのサイズはmicorSIMです。SIMカードとSDカードの差込口はこのように重なった配置(上段:SDカード/下段:SIMカード)となっています。
他の端末と比較
G2 miniは画面サイズが4.7インチということで、似たようなサイズであるXperia Z3 Compactと並べてみることに。ちなみにXperia Z3 Compactの画面サイズは4.6インチです。画面サイズはG2 miniのほうが大きいのですが、解像度はXperia Z3 Compactのほうが高く(G2 mini:960×480/Xperia Z3 Compact:1,280×720)なっています。端末サイズ(高さx横幅)はほとんど同じです。
厚さはG2 miniのほうがやや厚いです。
画面を点灯させると画面の大きさの違いが分かりますね。ちなみにG2 miniの画面解像度でも普段使いならあまり気になることは無さそうです(今のところ)。これから写真などを表示して確認する頻度が増えてくると、感想は変わるとは思いますが。
最後に
ということで以上、LG G2 miniの開封の儀&外観レビューでした。正直なところ、外観はかなりカッコいいと思います。
最近は家電量販店、そしてMVNOなどでも端末本体価格が控えめなSIMフリー端末、通称「格安SIMフリースマホ」が多く見られるようになっていますが、3万円で買える(=格安)端末に絞って見た時には、私個人的にはこのLG G2 miniは外観の良さとか扱いやすさで考えるとトップ2に入ると思っています。なので実際に安くなっていたのを機に購入して確認してみることにしました。
ちなみにトップ2のもう1台はASUSのZenfone5です。
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Zenfone5はスペックと価格のバランスがかなり優れているので、3万円以下で(国内で普通に)買えるSIMフリースマホの中では実質はこれが現状でのNo.1と言っても良いと思います。もちろん人それぞれ望む機能は異なるので、万人にとは言えませんが。私も実はデザイン的に自分好みではなかったりします。またもう少し予算があると、Nexus5、Ascend Mate7、あとSIMロック解除したNTTドコモのXperia Z3 Compactとか、もう少し候補も出てきます。ただし割安ではあっても格安ではないですけれど。
なお私がG2 miniを購入した家電量販店では、少し前まで34,000円程度の価格だったものを2〜3日前から20,000円を切る価格に値下げしたと言っていました。ちょうどLGが新しいミッドレンジモデル(LG Magna/LG spirit/LG Leon/LG Joy)を発表したばかりなので、その余波なのかなんなのか。ちなみにこの4種類の新たなミッドレンジモデルの中で一番スペックが近いのはLG spiritで、G2 miniと大きく異なるのは画面の解像度(1,280×720)と端末本体の形状(G Flexシリーズのようにカーブしている)です。このあたりの違いにそこまで魅力を感じないのであれば、これから価格が安くなったタイミングでG2 miniをあえて選択するというのも有りなのでは?と思います。まあいずれにしても中身を確認してみてからですね。
Amazon.co.jpでの販売価格も30,000円を切る程度まで下がってきているので、もう少し待てばお店を問わず20,000円を切る価格で購入することも可能になるかもしれません。
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