XperiaZ2でSoftbankのiPhone5SのSIMカードを使う

海外では紫色のXperia Z3が発売されて賑わってますね。ということで私も紫色のXperiaを使うことにしました。Z2ですけど。これまでは主にNTTドコモ系列のMVNOのSIMカードを差して使っていましたが、今回はSoftbankのiPhone5S用のSIMカードを使うことにします。

ということで、グローバルモデルのXperia Z2(D6503)でSoftbankのiPhone5S用SIMカードを使うための方法まとめです。ちなみに今回はXperia Z2を用いて作業しましたが、SIMフリーのAndroid端末なら基本的には同様の手順で設定は可能かと思います。

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手順①:Xperia Z2にSIMカードを差す

設定前にまずはSIMカードを差します。iPhone5SはnanoSIM、Xperia Z2はMicroSIMです。なのでSIMアダプタなるものを準備してサイズを変える必要があります。

XperiaZ2でSoftbankのiPhone5SのSIMカードを使う

私が使っているのはこちらです。安いんです。消耗品と考えてたくさんストックしておくのも有りだと思います。

SIMカードにアダプタを装着したら、SIMトレイに乗せて端末へと差し込みます。

XperiaZ2でSoftbankのiPhone5SのSIMカードを使う

手順②:APNを設定する

SIMカードを差しただけでは通信は出来ません。下の画像を見ても分かる通り、アンテナピクトも立っていませんし、”通信サービスがありません”なんて表示も出ています。

XperiaZ2でSoftbankのiPhone5SのSIMカードを使う

APN情報の設定は 設定>(無線とネットワークのカテゴリーの)その他の設定 から行ないます。

XperiaZ2でSoftbankのiPhone5SのSIMカードを使う

モバイルネットワークをタップ。

XperiaZ2でSoftbankのiPhone5SのSIMカードを使う

アクセスポイント名をタップ。

XperiaZ2でSoftbankのiPhone5SのSIMカードを使う

右上の+マーク(APNの新規追加)をタップ。

XperiaZ2でSoftbankのiPhone5SのSIMカードを使う

ここでSoftbankモバイルのiPhone5S用のAPNの情報を登録していきます。

XperiaZ2でSoftbankのiPhone5SのSIMカードを使う

入力する必要があるのは以下の項目と内容です。これ以外の項目については特に弄る必要はありません。

項目 入力内容
名前 任意で決めて構いません
(例:Softbank_LTEなど)
APN jpspir
ユーザー名 sirobit
パスワード amstkoi
認証タイプ PAP

上記の5項目を入力し終えたら、右上のメニューボタンをタップします。

XperiaZ2でSoftbankのiPhone5SのSIMカードを使う

ここで保存をタップします。これを忘れてそのまま戻ってしまうと、今入力したAPN情報が破棄されてしまうので注意してください。

XperiaZ2でSoftbankのiPhone5SのSIMカードを使う

すると先ほどのAPN一覧に保存したAPN情報が表示されますので、これをタップします。ポチが入ればOKです。

XperiaZ2でSoftbankのiPhone5SのSIMカードを使う

3Gではありますが、アンテナピクトが立ちました。

XperiaZ2でSoftbankのiPhone5SのSIMカードを使う

アンテナピクトの表示がLTEに変わらない場合は端末を一度再起動してみましょう。

再起動後。アンテナピクトはまだ3Gのままですが、先ほど”通信サービスがありません”となっていた部分が”Softbank”に変わっていればSIMはきちんと認識されています。

XperiaZ2でSoftbankのiPhone5SのSIMカードを使う

少し待ってみると、アンテナピクトの表示もLTEに変わりました。

XperiaZ2でSoftbankのiPhone5SのSIMカードを使う

Xperia Z2にSoftbankのSIMを差す理由

これまではNTTドコモ系のMVNOのSIMカードで使っていたのにSoftbankのSIMを差す理由ですが、Xperia Z2(D6503)だとSoftbankの周波数帯と相性が良いということが挙げられます。下はXperia Z2(D6503)が対応している周波数帯とSoftbankが対応している周波数帯を比べたものです。

項目 対応している周波数帯
Xperia Z2
(D6503) 
LTE:Band 1/2/3/4/5/7/8/13/17/20
3G:850/900/1700/1900/2100 MHz 
Softbank LTE:Band 1/3/8/11
3G: 900/1500/1700/2100 MHz

こうして見てみるとSoftbankが展開している周波数帯の8割以上に対応しているんですよね。今さら気が付きました(^_^;)

最後に

ということで以上、Xperia Z2(D6503)でSoftbankのiPhone5S用SIMを使用するための方法についてでした。

Xperia Z2(D6503)は後継機のXperia Z3の登場によって既に型落ちとなっているため、各所での価格も大幅に値下がりしています。私が購入した時は73,000円くらいかかったのですが、今はAmazon.co.jpで購入しても53,000円くらいで購入することが可能です。Xperia Z3のグローバルモデルがプラス20,000円で購入できることを考えると微妙に感じるかもしれませんが、スペック的には全然見劣りしませんし、今でもバリバリ使用できます。

もし少しでも安く(でも満足できる)SIMフリースマートフォンを探しているのであれば、1選択肢として考えてみても良いと思います。