NECのTERRAINを購入したので開封の儀と外観レビューを行ないます。
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スペック
まずはNEC TERRAINのスペックをざっとご紹介しておきます。
項目 | 詳細 |
---|---|
サイズ | 高さ 127.5 ✕ 幅 64.5 ✕ 厚さ 14.5 mm |
重量 | 173g |
OS | Android 4.0 Ice Cream Sandwich |
CPU | Qualcomm Snapdragon S4 1.5GHz Dual-Core |
メモリ | RAM 1GB / ROM 8GB |
バッテリー | 1,900mAh |
ディスプレイ | 3.1インチ VGA(640✕480) |
カメラ | アウトカメラ:500万画素COMSイメージセンサー インカメラ :30万画素COMSイメージセンサー |
通信方式 |
LTE:Band 4/17 Wi-fi:802.11 b/g/n |
その他 |
SIMカード:micro SIM |
端末を見てまずはじめに目につくのはQWERTY物理キーボードでしょう。ストレートタイプの端末でQWERTY物理キーボードを搭載したAndroidって日本では過去にも出ていないらしいですね。このTERRAINも米AT&Tから発売されているものです。ちなみに私が購入したものに関してはSIMロックがかかっておりません。
また他にも、耐衝撃もミルスペック(アメリカ軍が調達する物資に必要とされる企画を定めたもの)準拠と頼もしいことになっていたり、IP67の防水防塵仕様になっていたり。
基本的なスペックはかなり控えめになっていますが、そこにむしろ変態さを感じてしまう端末です。
なお今回は、Amazon.co.jpマーケットプレイス(出品者:SKY EXPRESS STORE)より13,900円で新品を購入しました。
外箱と開封
外箱の表側(上の写真)にはAT&Tのロゴ、そして裏面はTERRAINがデザインされています。
箱を開けるとすぐにTERRAINが出現。
同梱物を並べてみました。TERRAIN本体の他、充電アダプタ、USBケーブル、説明書、バッテリー。
外観
TERRAINの外観も見ていきましょう。何と言ってもまず目にはいるのはQWERTY物理キーボード。
BlackBerry Passportと異なり、パソコンのキーボード同様に”F”と”J”のキーにポチが付いていますので、TERRAINのほうがブラインドタッチはし易いでしょう。また数字や記号も全て物理キーボード上に配置(Altキーを押して入力)されているため、文字入力は物理キーボード上で完結します。
背面。背面はラバーのような滑り止めが効いたマットなデザインになっています。
上側。左側にイヤフォンジャックが配置されています。TERRAINは防水防塵仕様となっているおり、イヤフォンジャックにはキャップが付いています。
防水キャップを外したところ。最近の端末は防水防塵仕様でもキャップレスなものが多い中、少し物々しい感じもします。
下側には特に何も配置されていません。
左側。上からボリュームボタン、PTT(Push To Talk)起動ボタン、スピーカーフォンボタン。PTTは簡単に言うとボイスチャット。ちなみにこのPTT起動ボタンは任意のアプリの起動ボタンとして自由に設定することが可能らしいです。
右側には電源ボタンとUSB端子。
USB端子も防水キャップ付きです。オレンジ色の部分が防水パッキンになっています。
TERRAINは防水防塵仕様ですが、バッテリーは取り外し可能です。背面にあるスイッチをFREEにスライドさせることで背面カバーが取り外せます。
背面カバーを取り外したところ。バッテリー以外にSDカードやSIMカードもここから差し込みます。
背面カバーにも防水パッキンが装着されています。
端末を起動
TERRAINを起動してみました。端末起動時に選択できるシステム言語は英語、スペイン語の2言語のみでしたので、日本語表示で使用するためにはMorelocal2などのアプリを使用する必要がありそうです。なお対応周波数帯が理論上合うNTTドコモのSIMを挿入したところ、LTEを掴むことにも成功しました。対応している周波数帯の関係上、国内でLTEを掴むことは出来ませんが、3Gであれば単独での通信も可能です。※2015年4月23日修正・追記
端末サイズを他機種と比較
TERRAINはQWERTY物理キーボードが付きつつもサイズは小さめです。ということで手元にあるサイズが小さめの端末と並べて比較することに。左からiPhone5c、TERRAIN、Xperia Z3 Compactです。
こうして比べてみると、手頃なサイズ感+物理キーボード装備ということで非常に魅力を感じます。
ただし、厚さも踏まえると実はTERRAINは結構ゴツめです。先ほど同様厚さも比較してみましたが、TERRAINが他の2機種の1.5倍くらいは大きくなっています。
重量も173gとサイズ(高さ✕幅)の割には重たいです。物理キーボード搭載ということで両手使いが基本になるかとは思いますが、このあたりは使い勝手にどう影響するのか、少し気になります。少ししっかりとした重さがあることで(気持ち的に)持ち易いという可能性もありそうですね。
最後に
以上、NEC TERRAINの開封の儀&外観レビューでした。
Xperia Z3 CompactやiPhone5c(あるいは5や5S)とサイズが近い点は興味を抱く方も多いことと思います。ただし厚さと重さも踏まえるとどうでしょうか。個人的にはしっかり持っている感じがして、これはこれでアリなのですが。
また今回は触れていませんが、OSバージョンがAndroid4.0 Ice Cream Sandwichということで最近の端末で使える一部の機能(Google Nowなど)には対応していません。が、もともとRAM容量が1GBとかなりタイトになっていることを踏まえると、むしろ入っていなくてラッキーと前向きに捉えるべきでしょう。
Amazon.co.jpマーケットプレイスに出品している業者は複数ありますが、レビューを読んでいると中にはSIMロックがかかった端末をSIMフリーと謳って販売しているところもあるとか。私が利用した SKY EXPRESS STORE で購入したものはSIMフリーでしたので、購入先を決めかねている方は参考にしてください。
そういえば先日参加したIIJmio meeting 6の初心者セッション内で、低スペック(Dual-Core、CPUクロック周波数1Ghz台、RAM容量512MB以下)の端末については「むしろ工夫を楽しめ」なんて言われていたことを思い出しました。限られた要件の中で如何に使いこなすか考えるのも、なかなか楽しそうです。
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