ここ最近は正統派(普通)のスマホばかり購入していましたが、年の終わりに超個性派(変態)のスマホ YotaPhone2 が届きました。ということで開封の儀を行ないます。
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YotaPhone2のスペック
はじめにYotaPhone2のスペックにざっと触れておきます。
項目 | 詳細 |
---|---|
OSバージョン | Android 4.4.4 Kitkat |
CPU | 2.26GHz Quad Core – Qualcomm Snapdragon 800 MSM8974 |
RAM | 2GB |
ROM | 32GB |
ディスプレイ | フロント:5インチAMOLEDディスプレイ 1,920 ✕ 1,080(442ppi) リア:4.7インチE Inkディスプレイ 960 ✕ 540 |
対応周波数 | GSM/GPRS:850/900/1800/1900 MHz 3G/HSPA:850/900/1800/1900/2100 MHz 4G:800/1800/2600 MHz(Band7,20,3) |
Bluetooth | Bluetooth 4.0 |
Wi-fi | 802.11 a/b/g/n/ac(2.4/5GHz) |
カメラ | フロント:2.1メガピクセル リア:8メガピクセル |
バッテリー容量 | 2,500mAh |
端末サイズ | 144.9 ✕ 69.4 ✕ 8.95 mm |
重量 | 145g |
この端末の最大の特徴は何と言っても2つの画面。通常の液晶ディスプレイの外、端末の背面にE Ink式の画面をもう1つ搭載しています。
ただし対応周波数を見る限り、LTEは日本国内だとBand3(2600MHz)のみの対応とかなり厳しい感じ。3Gまで見ればdocomoやSoftbankでも使えるので、LTEじゃなくても良いというのであれば、単体でも十分使えるとは思います(このあたりは今後確認していきます)。
購入〜到着まで
今回は初めてCloveにて購入。端末代金が£457.50、送料が£29.00、合計で£486.50でした。購入したタイミングでの為替レートで計算すると約9万円です。さらにここに輸入時に発生する国内消費税が4,500円(赤字箇所は後日追記)。
ちなみに発送は少しお金を出してFedexを利用してみました。発送から到着までのタイムラインがこんな感じです。
商品の集荷が日本時間の12月18日、配達が12月23日ということで計5日間ほどかかった計算です。ただ不在で荷物の受取が1日遅れてしまったので、実際には5日くらいで届くということですね。
外箱
こちらがYotaPhone2の外箱。最近のスマホは外箱も丁寧で高級感のあるデザイン・つくりになっているものが多いですが、YotaPhone2の外箱ははっきり言ってそれ以上です。
YotaPhone2はカンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバルのイノベーション部門で金獅子賞を獲得しており、パッケージにはカンヌライオンズのロゴマークが入っています。
他にもYotaPhone2が初めてお披露目されたイベントであるMWC2014のロゴマークも。
フタはマグネットで固定する(閉める)タイプで、また開封防止のホログラムシールも貼ってあります。基本購入は海外からになるので、特に開封防止のホログラムシールが使われている点は安心を得られます。
外箱を展開したところ。はっきり言うと”箱”というよりも巻物(?)に近い形状です。
端末以外の同梱物は、それぞれが個別に箱に収められています。
例えばこちらはUSBケーブル。このひとつひとつの箱もだいぶ手の込んだつくりになっています。
こちらはイヤフォン。イヤフォンピースはなんと6セット(12個)も付属しています。
同梱物を並べてみました。端末本体の他、説明書、充電用アダプター、SIMピン、USBケーブル、イヤフォン、イヤフォンピースが入っています。
USBケーブルとイヤフォンのケーブルは、ともにフラットケーブルになっています。スマホ関連のアイテム(同梱品)でフラットケーブルを採用しているものは非常に珍しいような。
説明書は英語、フランス語、イタリア語、スペイン語、オランダ語、ドイツ語の6ヶ国語で表記されています。日本語はもちろん無いのですが、ロシア語も無かったのはとても以外でした。ロシア国内では違うバージョンが販売されているのでしょうか。
端末の外観
こちらがYotaPhone2。
手に持ってみると最近のスマホに比べると比較的サイズはコンパクトに感じます。縦に少し長い、というイメージでしょうか。
そして裏面。このYotaPhone2の最大の特徴と言える2つ目の画面がここにはあります。E Inkの画面ということで表示はグレイスケールになります。
手持ちの端末と並べて大きさを比較してみました。左から Xperia Z3 Compact、Nexus4、YotaPhone2、iPhone 6 Plus です。こうしてみるとサイズ的には Nexus4(ひと世代前のスマホ)に一番近いです。但し先程も書いたとおり、縦の長さは長めになっています。
保護フィルムを剥がしてみました。前面のディスプレイは端から端までまっ平らです。そのため保護フィルムは貼りやすいと思います(売っていれば・・・ですが)。
前面のディスプレイ上には通話用のスピーカーと通知ランプ、フロントカメラが配置されています。
一方で裏面は左右の端が丸みを帯びています。こちらの画面は手触りが非常にサラサラしており、また丸みを帯びた形状のおかげで手に持った際の収まりが非常によく感じられます。
背面の下には YOTA PHONE のロゴが。
端末の右側面にはボリュームボタンと電源ボタン。
左側面には何もありません。
上面にはイヤフォンジャック。
下面にはUSB端子とステレオスピーカーが配置されています。
ちょっと変わっているな、と思ったのはSIMカードトレイ。何とボリュームボタンがSIMカードトレイにもなっており、ボタン自体に空いている穴にSIMピンを挿し込むと、ボリュームボタンがこのように取り外せます。
非常に面白いですが、耐久性は少し気になりますね。ちなみにSIMカードのサイズはnano SIMです。
電源を入れてみる
電源を入れてみることに。
YotaPhone独自のブートアニメーションが。
初期設定画面。端末は変わり種とはいえ、OSはAndroidですから。
で、全く期待も持たずに念のためということで日本語ロケールを探してみたところ、ありました。おそらく初期では入っていなくて、あとからMorelocal2などを用いて追加する必要があるんだろうな、と考えていたのでこれは非常に嬉しい誤算でした。
Googleアカウントをセットアップした後は背面ディスプレイの使い方について簡単な説明が。日本語ロケールを選択しても、さすがにここは日本語表記ではありませんでした。
いつの間に背面ディスプレイの表示も変わっていました。
しかしこうして見る(背面ディスプレイの存在を意識しない)とごくごく普通のスマホなんですけどね。
最後に
ということで YotaPhone2 の開封の儀でした。
今少しずつ触っているのですが、正直今の段階で既に2014年に買った変態端末の中でも1〜2を争う魅力を感じています。新しい端末を手にすると毎回当然ワクワク感はあるのですが、変わった特徴に対して抱くワクワク感というはまた別の感じでして、この YotaPhone2 には今その異なる2つのワクワク感を抱いています。
今年最後の最後で当たり(っぽそう)な変態端末に出会えた気がします。これとFx0があれば、この年末年始は退屈することも無さそうですね。
ということで、使い勝手などはまた追って書いていきます。
では。
GetNavi編集部 学研パブリッシング 2014-05-22
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