Power Sharing Cable

米アマゾンにて輸入購入した Samsung の Power Sharing Cable が本日届いたので、簡単にご紹介します。

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スマホをモバイルバッテリーにする Power Sharing Cable

久しぶりに米アマゾンにてお買い物です。出来れば国内アマゾンで済ませたかったのですが、何せ探せど探せど日本国内では取り扱っている店がありませんでした。

米アマゾンからの荷物

さて国内アマゾンで取り扱いの無い商品とは?いったい何を買ったのか?と言いますと、Samsung の Power Sharing Cable でございます。

Power Sharing Cable

何もするものかといいますと、この Power Sharing Cable は Galaxy シリーズ(スマホおよびタブレット)をモバイルバッテリーに変えてしまう(スマホやタブレットから他の機器にバッテリーを分け与えることが出来る)ケーブルなんです。

Power Sharing Cable のパッケージ

パッケージには使用の要件も書かれています。

Power Sharing Cable の使用要件

簡単に訳してみるとこんな感じです。

  • 出力側の対応機種:Samsung 製でMicroUSB端子を搭載した多くのデバイス
  • 入力側の対応機種:MicroUSB端子を搭載した全てのデバイス
  • アプリの動作要件:OSバージョンが Kitkat(Android4.4)以上のもの

この内容から考えると、実質出力側の対応機種になってくるのは比較的最近発売されたGalaxyシリーズの端末に限定されてきます。ただ一方で、入力側の機種を選ばないという点は非常に興味深いです。

同梱物はこんな感じ。Power Sharing Cable の他、英語の説明書が2枚。

Power Sharing Cable の同梱物

ケーブルは出力側と入力側が決まっており、それぞれに向きの異なる矢印マークが付いています。

入力側と出力側が決まっている

家にあったSamsung製のUSBケーブルと比較。端子部分の持ち手は Power Sharing Cable の方が幅広。

一般的なUSBケーブルとの比較

厚さも Power Sharing Cable の方が若干厚い感じです。ちなみに Power Sharing Cable の長さは約30センチです。

一般的なUSBケーブルとの比較

Power Sharing Cable の使い方

Power Sharing Cable の使うための手順は次のとおりです。

  • 専用アプリ(Power Sharing)を出力側端末にインストールする
  • アプリを起動し、出力側端末と入力側端末を Power Sharing Cable で接続する
  • アプリ上でバッテリーの供給上限をセットし、Startボタンをアップする

アプリを起動するとこのような画面が表示されます。

Power Sharingを起動したところ

出力側の端末に Power Sharing Cable を接続すると画面が変わります。

Power Sharing Cableを接続すると表示が変わる

目盛りを上下に動かして、出力元に残すバッテリー量をセットします。セットしたら Start をタップ。

受け渡すバッテリー量を調整

すると出力側から入力側へ、バッテリーの受け渡しが始まります。途中で受け渡しを停止する場合は Pause をタップすればOKです。

バッテリーの受け渡し開始

きちんとバッテリーの受け渡しが出来るのか?

さて、ここで本題。見た目特になんてこともないこの Power Sharing Cable ですが、果たして本当にバッテリーの受け渡しが出来るのか?

試してみました。

まずは入力側に Xperia Z2 をセット。

Xperia Z2 で Power Sharing Cable を試す

きちんと受け渡しは出来ている模様。

続いては入力側に Xperia Z2 Tablet をセット。

Xperia Z2 Tablet で Power Sharing Cable を試す

これもきちんと受け渡しは出来ている模様。

最後に入力側に iPhone 5C をセット。

iPhone 5C で Power Sharing Cable を試す

入力側が iPhone(Lightning端子)ということで、コネクタを挟んでいます。しかし、それでも受け渡しは出来ている模様。Galaxy(Samsung)からiPhone(Apple)へ、バッテリーリレーが実現。

現状で気になっている点(問題)

まだ触って数時間ですが、Power Sharing Cable を購入・使用するにあたって気になる点を2つ。

国内からだと専用アプリがインストール出来ない

まず1つ目。日本国内からだと Google Play Store にて専用アプリ(Power Sharing)がインストール出来ません。

出力側に対応している Galaxy S5 で Google Play Store にアクセスしてみましたが、インストールは出来ない様子。

Gogle Play Store でアプリのインストールはできない

試しにパソコンから Google Play Store にアクセスしてみると、アプリ自体は見つかりますが、やはり”このアプリはお使いのどの端末にも対応していません”との表示が。

パソコンからもアプリのインストールは不可

インストールボタンを押してみても、そこから先には進めません。

パソコンからもアプリのインストールは不可

製品自体がまだ日本国内では発売されていないためと思われますが、海外から輸入しようと考えている方はご注意下さい。

え?私はどうやってアプリをインストールしたかって?それは・・・Google先生に聞いて下さい。

送料が高い

2つ目。商品代金に対して送料が高いです。

もちろんアメリカからの輸入ということではじめから覚悟はしていました(注文時に送料も確認済み)が、それでも商品代金が$19.99に対して、送料が$10.59。かかった総額の1/3が送料という、ここ最近でもまれに見る高い買い物でした。

商品代金+送料

まとめ

Power Sharing Cable は Galaxy ユーザーなら使い道がいろいろと考え”られそう”な面白いケーブル。特に、入力側(バッテリーを受け取る側)に制限がない”らしい”ことは素敵!

ただしバッテリーの受け渡しが出来る事は自体は確認済みですが、どの程度の効率で受け渡しを行なってくれるのかについてはまだ確認できておりません。ということで、これから身の回りの端末に使ってみて、Galaxyシリーズを本当にモバイルバッテリー代わりとして使うことができるようになるのか、見極めていくことにします。

それでは。

  by カエレバ