本日、Google傘下のMotorola社が新しいスマートフォン端末「Moto G」を発表しました。

MotoG

まず気になる端末のスペックは次の通りです。

  • 本体サイズ 129.9×65.9×11.6ミリ、重さは143グラム。
  • ディスプレイ 4.5インチで、解像度は1280×720 (329ppi)
  • プロセッサ Snapdragon 400 (クアッドコア、1.2 GHz)
  • ストレージ 8GBまたは16GBの2種類。
  • カメラ メインカメラは5メガピクセル / フロントカメラは1.3メガピクセル
  • 通信機能 Wi-Fi (802.11 b/g/n)、Bluetooth 4.0に対応。 GSMモデルはGSM/GPRS/EDGE/UMTS/HSPA+をサポート。 CDMAモデルはCDMA/EVDO Rev Aをサポート。
  • バッテリー 内蔵バッテリーの容量は2070mAh。
  • OS Android4.3(Jelly Bean)で出荷。ただし来年前半中にAndroid4.4(KitKat)へアップグレード予定
  • 価格 8GBモデルが179USドル / 16GBモデルが199USドル

その他、カーブした背面はカバーの交換が可能で、このカバーは全7色のMotorola ShellとMotorola Flip Shell (ディスプレイカバー付き)、Motorola Grip Shell (5色)から選ぶことができるそうです。

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Motorolaといえば、今年8月に発表された「Moto X」のカスタマイズ性(ユーザーが本体カラー、フロントパネル、バックカバー、音量ボタンやレンズリングなどのアクセント、ストレージ (16GB/32GB)、壁紙などを選択してオーダーできる)が話題になりましたが、それに比べるとカスタマイズ性は劣っていますね。

まあ今回の「Moto G」はミドルレンジモデルとして低価格で提供される事もありますので、そこは仕方がないとは思います。

発売時期については、今週にブラジルと欧州の一部での販売が始まり、数週間後にラテンアメリカ、欧州、カナダ、アジアの一部、来年1月に米国、中東、インドなどで発売されるそうです。

なおこのニュースを知った後、試しに欧州国のAmazonサイトを確認していたところ、ドイツではすでに取り扱いが始まっていました。Amazonドイツでの取り扱い価格は169ユーロ(約23,000円)。試しに日本から購入できるのか確認してみましたが、案の定、国外住所への発送は出来ませんでした。

日本での販売は特に言及されておりませんので、おそらく販売予定はないのかと思いますが、このスペックと価格を考えると十分欲しいと思える内容ですね。OS自体も日本キャリア製端末のように不要なアプリがごちゃごちゃ入っていることもなさそうですし、最近のハイエンド機に比べるとスペックこそ見劣りするものの、十分サクサク使えそうな気がします。

ネットワークでの対応bandをもう少しきちんと確認できたら、場合によっては個人輸入も試みてみようかな?と思える端末でした。