
HTC社のフラッグシップモデル「HTC One M9」の派生モデルであり、スペック的には上位モデルとなる「HTC One M9+」を入手しました。ということで開封の儀と外観レビューを執り行なっていきます。
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スペック
まずはじめにHTC One M9+のスペックをざっと整理しておきます。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| サイズ | 高さ 150.99 ✕ 幅 71.99 ✕ 厚さ 9.61 mm |
| 重量 | 168 g |
| OS | Android 5.0 Lollipop with HTC Sense |
| CPU | MediaTek helio X10 2.2GHz Qcta-Core |
| メモリ | RAM 3GB / ROM 32GB |
| バッテリー | 2,840 mAh |
| ディスプレイ | 5.2インチ WQHD(2,560×1,440) |
| カメラ | アウトカメラ:2,000万画素 Duo Camera with sapphire cover lens インカメラ:HTC Ultra Pixel Camera |
| 通信方式 |
LTE:Band 1/3/5/7/8/28/38/39/40/41 Wi-fi:802.11 a/b/g/n/ac(2.4 & 5 GHz) |
| その他 | SIMカード:nanoSIM SDカード:microSD(最大2TBまで) |
主流モデルのHTC One M9と比べると、サイズは高さが約6mm、幅が約2mm大きいですが、厚さは変わりません。また重量に関しては10gほどアップしています。
CPUにはQualcomm製のSnapdragonではなく、MediaTek製のhelio X10(MT6795)を搭載しており、クロック周波数は2.2GHz、コア数はQcta-Coreとなっています。一方RAM容量は3GB、ROM容量は32GBとなっており、こちらはHTC One M9の仕様と変わりありません。
ディスプレイサイズはHTC One M9からやや大型化した5.2インチで、WQHD(2K)という非常に精細な解像度になっています。またアウトカメラはHTC One M8とHTC One M9の良いとこ取りと言える高画素カメラとサブカメラによる2機構成デュオカメラとなっています。
その他、Dolby Audioに対応したBoom Soundスピーカーはもちろんのこと、HTC One M9+だけの機能として物理指紋認証センサーがディスプレイ下に搭載されています。
開封&同梱物
こちらがHTC One M9+のパッケージ。パッケージのベースデザインはHTC One M9のそれと同じですが、デザインされている文字はきちんと”htc one M9+”となっています。

今回はマレーシアのガジェットショップiPmart.comより入手したのですが、後で確認したところ、シンガポールモデルということが分かりました。モデル番号はM9pwとなっています。

パッケージのフタを開けたところ。パッケージングの仕方はHTC One M8やHTC One M9と同じです。

同梱物を並べてみました。端末本体の他、充電アダプター、USBケーブル、イヤフォン、説明書、保証書類といったところで、特に変わったものは入っていません。

袋に入っていてはっきりと見えませんが、左から充電アダプター、USBケーブル、イヤフォンです。

”htc”の文字が抜かれたSIMカード取り出し用のピンも付いています。

外観レビュー
こちらがHTC One M9+。カラーは「Gold on Silver」です。正面に見える部分は全てシルバーカラーになっています。

ディスプレイの上にはスピーカー、センサー類、インカメラ。

ディスプレイの下にはhtcのロゴマークがあり、そのさらに下中央に指紋センサー、その左右にスピーカーが配置されています。

上面。側面部分の金属はゴールドカラーになっています。

右の側面。上(写真だと右)からmicroSDのスロット、ボリュームキー(アップ、ダウン)、電源キーが配置されています。

microSDスロットはピンを差し込んで取り外すタイプです。

下面。こちらにはmicroUSB端子とイヤフォンジャックが。

左の側面。こちらにはSIMカードスロットが配置されています。

SIMカードトレイはHTC One M9のそれと同じつくりになっています。

続いて背面。背面も金属部分はシルバーカラーです。

カメラは2,000万画素のメインカメラ(下)と位置情報記録用のサブカメラ(上)のデュオカメラとなっています。

htcのロゴはHTC One M9同様、プリントされたものとなっています。

下の方。

アウトカメラは約1mm程度飛び出ています。筐体の材質が金属である(=落下時に凹む)ことも含めて、出来ればケース付きで使用したい感じはあります。

ディスプレイサイズの大型化や指紋認証センサーの搭載によって端末サイズは大きくなっていますが、実際に手に持ってみた感じではHTC One M8やHTC One M9とそこまで大きさの違いを感じるレベルではありません。3機種での外観の比較は、また改めて記事にしたいと思います。

最後に
ということで、HTC One M9+の開封の儀と外観レビューでした。
スペックシートの数値から考えれば分かることではあるのですが、思っていた以上にサイズや重量の違いを感じなかったな、というのが正直なところでしょうか。一方でCPU、カメラ、物理指紋センサーと、HTC One M9とは大きく異なる部分もありますので、そのあたりはまた追って確認していくことにします。

