ソフトバンクのデータ通信専用3GBプラン

ソフトバンクが提供する料金プラン「データ通信専用3GBプラン」で契約したSIMカードを、Microsoft Surface Pro Xで使うための方法をまとめておきます。

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利用方法

利用までの流れ

ソフトバンク「データ通信専用3GBプラン」で契約したSIMカードを、Microsoft Surface Pro Xで使うための手順は次のとおり。

ソフトバンク「データ通信専用3GBプラン」をSurface Pro Xで使うための手順

  1. ソフトバンクで「データ通信専用3GB」を契約する
  2. SIMカードをSurface Pro Xに取り付けて、端末の電源を入れる

「データ通信専用3GBプラン」と「Surface Pro X」の組み合わせでは、SIMカードを取り付けることですぐ、ソフトバンクのモバイルデータ通信(LTE通信)が利用できます。

モバイルデータ通信を利用するための初期設計(APN情報の登録など)を手動でおこなう必要はありませんでした。

なお2021年12月28日(火)現在、Surface Pro Xはソフトバンク公式サイト上に“USIM動作確認済み機種”(※データ通信のみ)としても掲載されています。

各手順の詳細

2つの手順の内容をそれぞれ整理しておきます。

「データ通信専用3GBプラン」を契約する

まずはソフトバンクで「データ通信専用3GBプラン」を契約して、物理SIMカードを入手します。

ソフトバンクオンラインショップへアクセスします。

TOPページ上部のメニューより【購入機種をさがす】を選びます。商品ジャンルが表示されるので【SIM】→【iPad、タブレット・パソコン向けSIMを購入する】の順に選択し進みます。

契約方法(新規契約/機種変更)と契約者の年齢を選択すると、SIMカードの種類を選ぶ画面に変わります。

Surface Pro Xで使うSIMカードであれば、以下のとおりに選択すればOKです。

「Surface Pro X」で使うSIMカードの場合

  • 使用機種は【パソコン】
  • 機種の購入先は【その他】

あとは料金プランの選択画面で【この端末だけで利用する】→【データ通信専用3GBプラン】を選べば、データ通信専用3GBプランで契約したUSIMカードが入手できます。

上記のとおりに申込むと、後日「USIMカード(F)」が届きます。USIMカード(F)は、カード台紙から3種類(標準SIM/microSIM/nanoSIM)の好きなサイズでSIMカードが切り離せるものです。

▼USIMカード(F)。3種類の好きなサイズで切り離せる

ソフトバンクのUSIMカード(F)

Surface Pro Xのカードスロットに取り付けられるのはnanoSIMカードです。“一番小さいサイズ”で切り離せば、そのままSurface Pro Xに挿し込むことが可能です。

★ソフトバンク「データ通信専用3GBプラン」の申し込みはコチラから
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Suface Pro Xに挿して電源ONにする

次にカード台紙からnanoSIMサイズで切り離し、Surface Pro Xに取り付けます。

Surface Pro X(端末本体)の背面下部に設けられたキックスタンドを起こします。向かって右端のカバーに空いた小穴を“SIMピン”など先の細いもので突くとカバーが外れるので、中にあるカードスロットにSIMカードを挿します。「カチッ」という手応えがあるまで、しっかり押し込みましょう。

Microsoft Surface Pro XのSIMカードスロットの位置

SIMカードを取り付けたらカバーを元の状態に戻します。あとはSurface Pro Xの電源を入れて、パソコンにログインします。

パソコンが立ち上がった後、「携帯ネットワーク」機能がONになっていれば、自動でソフトバンクのネットワークに接続されます。「SoftBank(LTE) 接続済み」と表示されれば、SIMカードを使ったモバイルデータ通信(Surface Pro X単体でのインターネット接続)が利用できます。

▼すでにソフトバンクのネットワークに接続できている

ソフトバンクのデータ通信専用3GBプラン

APN情報を手動で設定したい場合

自動でネットワークが認識されない場合などには、APN情報を手動で設定することも可能です。

【設定】を開き、【ネットワークとインターネット】→【携帯電話】→【詳細オプション】→【APNを追加します】の順に選びます。

APN情報の入力画面が開くので、ソフトバンクが案内しているAPN情報を入力します。

具体的には、次の4項目を手入力すればOKです。

APN情報として入力する内容

  • 【プロファイル名】の欄は任意の内容を入力(例:「ソフトバンク」)
  • 【APN】の欄に「plus.4g」と入力
  • 【ユーザー名】の欄に「plus」と入力
  • 【パスワード】の欄に「4g」と入力

4つの項目を入力し終えたら【保存】。これでAPN情報が登録されました。

一つ前の画面に戻り、入力したプロファイル名の下に「アクティブ化済み」と表示されていれば、APN情報が適用(有効化)されています。

もし「アクティブ化済み」以外の表示が出ている場合には、登録したAPN情報をクリックして【適用する】を選べばOKです。

データ通信の使用量を確認したい場合

当月のデータ通信の使用量および残容量は、パソコンのインターネットブラウザからMy SoftBank(会員ページ)にログインすると確認できます。

▼エラーのようなメッセージが出ても【My SoftBankトップへ】を選べばログインできる

My SoftBankの会員ページ

▼【データ使用量】を選べば当月の残容量が表示される

My SoftBankの会員ページ

My SoftBankの会員ページ

関連ページ(外部サイト)
ソフトバンク | My SoftBank ログインページ

その他

「データ通信専用3GBプラン」を解約する

ソフトバンクで契約している回線(SIMカード)の“純解約”は、音声通話機能付きの回線であれば「ソフトバンクショップ(実店舗)」および「My SoftBank」で手続きが可能。

しかしデータ通信専用の回線の“純解約”については「ソフトバンクショップ(実店舗)」での手続きが必要です。「My SoftBank」からは手続きできません。

ソフトバンクショップに来店する際は「本人確認書類」と「解約するSIMカード」を持っていきましょう。

ソフトバンクショップ来店時に記入する用紙とSIMカード

なお解約手続き自体は無料です。

まとめ

あらためて、ソフトバンク「データ通信専用3GBプラン」で契約したSIMカードをSurface Pro Xで使うためのながれをまとめておきます。

ソフトバンク「データ通信専用3GBプラン」をSurface Pro Xで使うための手順

  1. ソフトバンクで「データ通信専用3GB」を契約する
  2. SIMカードをSurface Pro Xに取り付けて、端末の電源を入れる

細かな設定なしですぐ使い始められること、毎月自動で3GBのデータ容量が割り当てられること(=手動での追加購入が不要なこと)、最大5年間まで月額990円(消費税込み)で使えること、がソフトバンク「データ通信専用3GBプラン」の魅力といえます。

紹介した内容が“Surface Pro XのためのSIMカード選び”に役立てば幸いです。

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