【端末レビュー】Ascend Mate7のカメラ性能を試す。Nexus6、iPhone 6 Plusで撮影した写真と見比べてみた。

Ascend Mate7のカメラ性能を確認するため、Ascend Mate7、iPhone 6 Plus、Nexus6の３台で撮影した写真を比べてみることにしました。Ascend Mate7が気になっているけれど、実際の使い勝手を他の端末と比較してみたいという方の参考になれば幸いです。

記事の目次

1 各機種のカメラスペック
2 撮影した写真の比較
3 まとめ

スポンサードリンク

各機種のカメラスペック

まず今回比較に使用する３台の機種のカメラ（アウトカメラ）のスペックを簡単にまとめておきます。

項目	Ascend Mate7	iPhone 6 Plus	Nexus6
画素数とセンサー	1,300万画素裏面照射型CMOSセンサー	800万画素裏面照射型CMOSセンサー	1,300万画素裏面照射型CMOSセンサー
絞り値	f/2.0	f/2.2	f/2.0
その他	AF	AF、光学式手ぶれ補正	AF、光学式手ぶれ補正

カメラのイメージセンサーは３機種とも裏面照射型CMOSセンサーを搭載していますが、画素数についてはiPhone 6 Plusだけが800万画素と他の２機種に比べて低い数値となっています。また絞り値（F値）に感してもiPhone 6 Plusが数値上はやや劣っているという状況です。

またiPhone 6 PlusとNexus6が光学式手ぶれ補正機能を搭載しているのに対して、Ascend Mate7だけが光学式手ぶれ補正非搭載となっています。このあたりはそれぞれの端末の販売価格の差も大きいため、やや仕方がないでしょうか。

撮影した写真の比較

ここからは３機種で撮影した同じ景色の写真を比較していきます。下に貼ってある写真は撮影後にリサイズしたもので、写真をクリックすると元の大きさで表示することが可能です。なおAscend Mate7のカメラはISO感度と露出を手動で設定することも可能ですが、今回はともに自動に設定して撮影しています。

日中の街の景観（HDR+オフ）

まずは日中に屋外でHDR+オフの状態で撮影した写真。

３枚の写真を比較してみると、Ascend Mate7とNexus6は空がかなり明るく（白っぽく）写っています。一方でiPhone 6 Plusは明るさの調整がうまく最適化されているのか、空の色のグラデーションが綺麗に確認できます。

日中の街の景観（HDR+オン）

続いては同じ景色をHDR+オンの状態で撮影した写真。

Ascend Mate7は見ても分かる通り、先ほどの写真よりも綺麗に写っていることが分かります。一方でiPhone 6 Plusについては元々の最適化が良いためか、この写真では微妙に色味が変わっている程度にしか感じません。一番写真うつりが変わっているのはNexus6です。見るからに違いが分かります。Nexus6（というかGoogleカメラ？）のHDR+補正効果はすごいと言えそうです。