Xperia Z2 と MiBand

XiaomiのMiBandを購入してから2週間になります。ということで2週間使ってみたレビューです。

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値段は格安。果たしてその実力のほどは・・・?

格安フィットネスリストバンド(定価は日本円にしてなんと1,400円ほど!)として話題のXiaomi MiBand。値段もさることながら、個人的に魅力を感じたのはバッテリーの持ち。公表値だと1回のフル充電で30日間使用可能となっています。

ということで、付け心地、バッテリーの持ち、そしてそもそもの精度について感じたことをざっと書いておきます。

付け心地

悪く無いです。むしろ個人的にはGOOD。

MiBandとその他もろもろを装着した手首

バンドはシリコン製なのですが、硬すぎず柔らかすぎず。そして肌触りもサラサラで変に引っかかる感じがありません。ナイス材質。

さらにはバンドに付いているストラップホールのおかげもあり、日常生活において「気がついたら外れていた」なんてこともありません。一緒に使っているSONYのSmartBandはこれまで何度か知らぬ間に落としていたことがあるので、これはなんとも嬉しい限り。

あとサイズ調整用の穴が多めに空いているところも良いです。ただこちらに関しては、私の場合でも余っている穴が2つなので、女性の方が装着するには少し大きいかもしれません。

ということで、付け心地は◯。個人的には◎でも良いかと。

バッテリーの持ち

バッテリーの持ちも良いです。使い始めて2週間になりますが、最初に充電して以降、まだ1度も充電していません。

ただ専用アプリで確認するとバッテリー残量が32%となっているので、今のペースだと公表値の30日間の使用は無理そう(実際は20日間くらいになるか?)です。あと個人的にはアプリ上に「最後に充電したのは56日前」という表示だけは納得いきません(笑)

MiBand専用アプリでのバッテリー残量表示

とは言え仮に30日持たなかったとしても、そもそも2〜3週間はバッテリーを気にせず使えるというのは、毎日身に付けるアイテムとしては非常に魅力的な性能だと思います。おかげさまで完全にガジェットを身につけているという感覚を失っております。SmartBandの充電(4〜5日に1度)さえ面倒になってきました。

前述のアプリ上の気になる表示に関しては、次に充電した際にきちんとリセットされるかを確認して、その上でまた実使用可能日数をもう少し時間をかけて見ていくことにします。

ライフログの記録精度

フィットネスリストバンドとなっている以上、最重要なのがライフログの記録精度です。この点に関しては「まあこんなもんか(可もなく不可もなく)」といった感じ。以後SmartBandと比較して見ていきますが、正直どっちが正解とか無い(わからない)ので、あくまで個人的な感覚としては気にならないレベルかなと。

まずは毎日の歩数。左がSmartBand、右がMiBandです。下の画像は昨日夜時点のものですが歩数はそれぞれ3,027歩と3,462歩となってます。個々に関しては大きなズレ(1,000とか10,000とか)はないのでOKかな、と。

1日の歩数の比較

ただ一方で1週間の平均を見てみると、先ほどと比べて差が大きくなっています。平均歩数で1,000歩ぐらいの差(5,425歩と4,334歩)。ここはちょっと微妙。

1週間の平均歩数の比較

続いては睡眠時間。SmartBandとMiBandはいずれも「トータル睡眠時間」「深い睡眠の時間」「浅い睡眠の時間」を記録してくれるのですが、例えば一昨日の睡眠内容を見てみるとトータル睡眠時間では約1時間の差が。浅い睡眠の時間はそこまで変わりません(2時間39分と2時間10分)が、深い睡眠は1時間30分以上の差(1時間46分と3時間19分)が。

1日の睡眠内容の比較

SmartBandとMiBandでは睡眠ログの取り方が異なる(SmartBandでは寝る際と起きた際にモードを切り替える必要あり。MiBandは切り替え不要)部分もあるので、その差なのか。でも実際に寝ていた時間を思い返してみると、MiBandのログの精度は結構いい線いってるんですよね。

1週間の平均で見てみると、睡眠時間はだいたい同じに。

1週間の平均睡眠内容の比較

前述のとおり、ログの精度に関しては現時点だとどちらが正しくてどちらがおかしいというものが無い(分からない)ため言及は出来ませんが、数値の差で考えると、まあそれなりの精度で記録はしてくれるという感覚です。

ただ睡眠のログに関しては、SmartBandの場合は日中モードと夜間モードを切り替えて使用する必要がある一方で、MiBandの場合はその切替が不要。そう考えると数値の差はあれど、より手のかからないフィットネスリストバンドとは言えそうです。

使っていて感じた残念な点

使っていて残念に思った点も書いておきます。ずばりアプリが中国語表記ということです。

専用アプリは中国語表記のみ対応

今現在はまだ中国国内での展開となっているため仕方がないのかもしれませんが、せめて英語表記くらいには対応して欲しいところ。なんとなく読めない気もしなくはないですが、やっぱりわかりません(←どっちやねん)

Xiaomiと言えば現在世界シェア第3位にまで急浮上してきている企業ですし、今後の多言語表記対応にも期待したいところです。

最後に

ということで Xiaomi MiBand を2週間使ってみた時点でのレビューでした。

あくまでまだ2週間しか使っていませんが、個人的には結構楽して、それなりに満足もできる製品だと思います。

今現在は日本から購入しようとすると ebay などで漁るしかありませんが、割高とはいえ4,000円弱(定価の3倍ですが、他社の製品と比べれば全然安い)で購入は可能です。

今後 Amazon などで輸入品が出まわる(あるいは日本で正規販売が始まる?)可能性もありますが、ガジェット好きなら先回りして入手・使用してみる価値はあるのではないでしょうか。

引き続き使い続けて、またレビューしていきたいと思います。

では。

  by カエレバ