モバイルガジェットの海外通販サイトETOREN(イートレン)にて、Huawei Technologies(華為技術/ファーウェイ。以下、Huawei)「Mate 20 Pro」のピンクカラーが発売されました。
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ETORENで新発売となっているのはHuawei Mate 20 Pro(型番:LYA-AL00/UD版)のピンクゴールド(Pink Gold)カラー。中国仕向けで8GBのシステムメモリやディスプレイ埋込式の指紋認証センサーを搭載する上位仕様品です。
2019年1月12日(土)時点における価格設定は、輸入消費税分を含む本体価格が131,700円。
日本国内住所宛てへの配送料を加味した購入費用の総額は約133,700円です。
Mate 20 Proは2018年10月にHuaweiが海外で発表したスマートフォン。
日本でもSIMロックフリーモデルとして2色(ミッドナイトブルー/トワイライト)がすでに発売中。さらにSoftBank(ソフトバンク)もSIMロック付きのSingle SIMモデルを取扱います。
外装素材に曲面ガラスを用いた本体はIP68等級の防塵防水設計。ベゼルレスデザインの前面にはアスペクト比19.5:9で6.39インチ・2K+解像度の有機ELディスプレイを搭載します。ディスプレイ上部には“ノッチ”と呼ばれるV字型の切り欠き付きです。
「狭額縁」「縦長画面」「ノッチ」などのトレンド要素を取り入れ、大画面と持ちやすい本体サイズの両立が図られています。
チップセットは自社製のKirin 980(オクタコア)。7nm(ナノミリ)プロセスで製造されるコンパクトな設計により、処理速度や電力効率を高めています。
NPU(Neural Processing Unit)は2つ搭載。片方でAI技術に関連する解析処理、もう一方は動作の効率化や特定のタスク処理を重点的にこなします。
衛星測位システムとして搭載されるGPSは2つの周波数をサポート。位置測位においては“障害物”となってしまう建物が周囲に多い環境でも、2つの周波数で相互に補完し位置情報を測定。地図アプリのナビゲーション機能などがより高い精度で利用できます。
搭載するバッテリーの容量は4,200mAh。パッケージ同梱の充電器を使えば、最大40W入力での急速充電も可能。30分でバッテリー容量の最大70%が充電できるとうたいます。
またQi(チー)規格による最大15W入力でのワイヤレス充電もサポート。Mate 20 Proを“ワイヤレス充電器”代わりとし、ワイヤレス充電対応の他デバイスへ給電できる機能も備えます。
背面カメラはライカ(Leica)と協業で開発されたAI技術搭載のトリプル設計。
広角設計のプライマリカメラは4,000万画素のイメージセンサーにf/1.8のレンズ、超広角設計のセカンダリカメラは2,000万画素のセンサーにf/2.2のレンズ、望遠設計のターシャリカメラは800万画素のセンサーにf/2.4のレンズという構成です。
カメラはレーザーAF、像面位相差AF(PDAF)、コントラストAFを組み合わせたハイブリッドオートフォーカス搭載でピント合わせの精度を高めています。またターシャリカメラはプライマリカメラ比で光学3倍ズーム相当の望遠撮影が可能です。
前面カメラはシングル設計で、2,400万画素のイメージセンサーにf/2.0のレンズという組み合わせ。
なお中国向けのMate 20 Proには「Mate 20 Pro」「Mate 20 Pro(UD版)」の2モデルが存在。前者はシステムメモリ容量が6GBでディスプレイ埋込式の指紋認証センサーは非搭載、後者はシステムメモリ容量が8GBでディスプレイ埋込式の指紋認証センサーを搭載するという違いがあります。
そのほかHuawei公式サイトの中国向け製品ページおよび中国向け公式通販サイト「Vmall」の商品ページにて確認できる、Huawei Mate 20 Pro(型番:LYA-AL00/UD版)の主な仕様情報は次のとおり。
サイズと重さ | |
---|---|
高さ | 157.8mm |
横幅 | 72.3mm |
厚さ | 8.6mm |
重さ | 189g |
システム | |
OS | Android 9 / EMUI 9.0.0 |
SoC | HUAWEI Kirin 980 Octa-Core
|
RAM | 8GB |
ROM | 次のいずれか
|
SDカード | 非対応 ※独自規格「Nano Memory Card」に対応 |
バッテリー | 4,200mAh |
ディスプレイ | |
サイズ | 6.39インチ |
解像度 | WQHD+(3120×1440ドット) |
種類 | OLED |
カメラ | |
背面 | トリプルカメラ
|
前面 | 2,400万画素 |
SIMカード | |
種類 | nanoSIM |
スロット数 | 2 |
通信方式 | |
FDD-LTE |
Band 1 Band 2 Band 3 Band 4 Band 5 Band 6 Band 7 Band 8 Band 9 Band 12 Band 17 Band 18 Band 19 Band 20 Band 26 |
TDD-LTE |
Band 34 Band 38 Band 39 Band 40 Band 41 |
WCDMA |
Band 1 Band 2 Band 4 Band 5 Band 6 Band 8 Band 19 |
CDMA | BC0 |
TD-SCDMA |
Band 34 Band 39 |
GSM |
Band 2 (1900 MHz) Band 3 (1800 MHz) Band 5 (850 MHz) Band 8 (900 MHz) |
Wi-Fi | IEEE802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz) |
Bluetooth | Version 5.0 |
その他 | |
防塵防水 | IP68 |
中国向けに設定されたMate 20 Pro(型番:LYA-AL00/UD版)の価格は、ROM128GB搭載品だとCNY5,999(約96,500円)。
ETORENが設定する本体価格を元に試算できる税別価格はおおよそ125,500円となり、海外現地向け価格と比べて29,000円前後高く販売されています。
Source:ETOREN