モバイルガジェットの海外通販サイトETOREN(イートレン)にて、OPPO Mobile Telecommunications(オッポ。以下、OPPO)「Find X」が発売されました。
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ETORENで新発売となっているのはOPPO Find X。取り扱うのは8GBのシステムメモリを搭載するDual SIMモデル。現在庫はシンガポール仕向けの製品(型番:CPH1871)とのこと。
2種類の内蔵ストレージ容量(128GB/256GB)と2色の本体カラー(Bordeaux Red/Glacier Blue)を組み合わせた計3商品が注文可能です。
2018年10月6日(土)時点における価格設定は搭載する内蔵ストレージ容量によって異なります。各モデルの輸入消費税分を含む本体価格、そして日本国内住所宛てへの配送料を加味した購入費用の総額は次のとおり。
ROM | 本体価格 | 購入費用 (概算) |
---|---|---|
128GB | ¥95,600 | 約¥97,600 |
256GB | ¥116,500 | 約¥118,500 |
Find Xは2018年6月にOPPOが発表したスマートフォン。
外装素材にガラスを使用する本体は、ベゼルレスデザインの前面にアスペクト比19.5:9で6.4インチ・フルHD+解像度の有機ELディスプレイを搭載。背面カメラ・前面カメラが未使用時に本体内部へスライド収納される昇降式の機構も有しており、昇降部は30万回以上の動作にも耐える頑丈なつくりであるとのこと。
「狭額縁」「縦長画面」などトレンド要素、ポップアップ設計のカメラを採用することで、大画面と持ちやすい本体サイズの両立が図られています。フロントパネルの画面占有率は93.8%です。
▼台北で見かけたFind X(本体色:Glacier Blue)
▼スライド式カメラ起動の様子
背面カメラはデュアル設計。プライマリカメラが1,600万画素のイメージセンサーにf/2.0のレンズ、セカンダリカメラが2,000万画素のイメージセンサーにf/2.0のレンズという構成です。セカンダリカメラは深度情報の記録に使われます。
搭載するAI技術により、撮影対象を800種類のシーンで自動認識。被写体により適する撮影設定を自動で施します。
前面カメラはシングル設計で、2,500万画素のイメージセンサーにf/2.0のレンズという組み合わせ。
前面カメラもAI技術を搭載し、自撮りの際に自然なボケ味、スタジオ撮影のようなライティング効果が楽しめます。
端末のロック解除に使える生体認証機能として、フロントカメラを用いた顔認証をサポート。ユーザーの顔を3Dで立体的に認識する仕組みが採用され、優れた認証速度に加え(従来の指紋認証比で)20倍高い安全性もうたいます。
そのほかOPPO公式サイトのシンガポール向け製品ページにて確認できる、OPPO Find X(型番:CPH1871/シンガポール版)の主な仕様情報は次のとおり。
サイズと重さ | |
---|---|
高さ | 156.7mm |
横幅 | 74.2mm |
厚さ | 9.6mm |
重さ | 186g |
システム | |
OS | ColorOS 5.1 based on Android 8.1 |
SoC | Qualcomm Snapdragon 845 Octa-Core |
RAM | 8GB |
ROM | 次のいずれか
|
SDカード | 非対応 |
バッテリー | 3,730mAh |
ディスプレイ | |
サイズ | 6.4インチ |
解像度 | FHD+(2340 × 1080) |
種類 | AMOLED |
カメラ | |
背面 | デュアルカメラ
|
前面 | 2,500万画素 |
SIMカード | |
種類 | Nano SIM |
スロット数 | 2 |
通信方式 | |
FDD-LTE |
Band 1 Band 2 Band 3 Band 4 Band 5 Band 7 Band 8 Band 12 Band 13 Band 17 Band 18 Band 19 Band 20 Band 25 Band 26 Band 28 Band 29 Band 32 Band 66 |
TDD-LTE |
Band 34 Band 38 Band 39 Band 40 Band 41 |
WCDMA |
Band 1 Band 2 Band 4 Band 5 Band 6 Band 8 Band 19 |
CDMA | – |
TD-SCDMA | – |
GSM |
Band 2 (1900 MHz) Band 3 (1800 MHz) Band 5 (850 MHz) Band 8 (900 MHz) |
Wi-Fi | IEEE802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz) |
Bluetooth | Version 5.0 |
その他 | |
防塵防水 | – |
OPPOでは日本法人がFind Xの国内投入を案内済み。2018年10月19日(金)に開催される製品発表会の場で、投入される製品の仕様内容、価格など、詳細が明らかとなる見込みです。
大画面から、真の全画面の時代へ。#FindX 日本発売決定!
詳細は、10月19日(金)の製品発表会までお待ち下さいませ。#OPPO #オッポジャパン pic.twitter.com/HdGya35xIV— OPPO Japan (@OPPOJapan) 2018年10月4日
OPPOでは2018年9月に日本国内で発売したスマートフォン「R15 Pro」にて、国内キャリアのVoLTE対応やDSDV(Dual SIM Dual VolTE)対応、防塵防水対応、おサイフケータイ対応といったローカライズを実施。
高価格帯のハイエンドモデルであるFind Xについても同様のローカライズが期待できるため、Find Xの入手検討にあたっては(特別な事情がある場合を除き)いったん国内での発表を待つことが懸命な判断のように思います。
なお参考までにシンガポール向けに設定されたFind X(型番:CPH1871)の価格は、ROM128GB搭載モデルがSGD1,199(約99,200円)。ROM256GB搭載モデルはSGD1,399(約115,700円)。
ETORENを利用して個人輸入すればROM128GBモデルは海外現地向け価格より2,000円前後安く入手できる計算。ROM256GBモデルもプラス3,000円ほどと、海外現地向け価格と大差ない費用で入手可能になっています。
Source:ETOREN