モバイルガジェットの海外通販サイトEXPANSYS(エクスパンシス)にて、ASUSTeK Computer(エイスース。以下、ASUS)「ZenFone 4 Pro」購入の仮予約受付が始まりました。
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EXPANSYSで新たに仮予約受付中となっているのはASUS ZenFone 4 Pro(型番:ZS551KL)。内蔵ストレージ容量が64GBのDual SIMスロット搭載品で、本体カラーは1色(Pure Black)のみのラインナップです。
2017年10月12日(木)時点における価格設定は、予定本体価格が41,980円。
日本国内住所宛てへの配送料、輸入時に課せられる輸入消費税などを加味した(個人輸入扱いとした場合における)購入費用の概算見積額は約45,400円ほどに。
またEXPANSYSでは仮予約を済ませた上での商品購入時には、購入代金からUSD10.00相当を割り引くプロモーションを実施中。これも踏まえると、仮予約受付中の今のうちから注文しておくことで約44,200円ほどで入手できる計算です。
ZenFone 4 Proは2017年8月に発表された、ASUSのハイエンドスマートフォン。現行最新の「ZenFone 4」シリーズにおいて、最上位の仕様をほこる製品です。
筐体はアルミ削り出しによるユニボディ設計。ここに5.5インチ・フルHD解像度の有機ELディスプレイ、Snapdragon 835プラットフォーム、6GBのシステムメモリ、3,600mAhのバッテリーなどを搭載します。
ZenFone 4シリーズの全機種に共通している特徴といえば「前後のカメラで計3つのレンズを備える」こと。ZenFone 4 Proでは、背面に焦点距離の異なる2つのレンズで構成されるデュアルレンズカメラを備えます。
標準レンズ側はデュアルピクセル設計。ここに1.4μmと大きく確保された画素ピッチ、f/1.7の明るいレンズ、4軸の光学式手ぶれ補正機能をサポートするなど要所をおさえており、暗所も含めたシーンを選ばないカメラ性能が期待できます。
一方で望遠レンズ側は(標準レンズ比で)光学2倍ズーム相当の望遠撮影に対応。また標準レンズと望遠レンズを併用し、背景をボカして被写体の存在を際立たせる「ポートレートモード」も、後日配信されるFOTAアップデートにて使えるようになる予定です。
EXPANSYS商品ページに記載の商品情報、またZenFone 4 Proが現在既に発売中の国・地域を考えた時、初回分のEXPANSYS取扱いモデルとして予想できるのは台湾仕向け品。
参考までにASUS公式サイトの台湾向け製品ページにて確認できる、ASUS ZenFone 4 Pro(型番:ZS551KL/台湾およびグローバル版)の主な仕様情報は次のとおり。
サイズと重さ | |
---|---|
高さ | 156.9 mm |
横幅 | 75.6 mm |
厚さ | 7.6 mm |
重さ | 175 g |
システム | |
OS | Android 7.1.1 with ZenUI 4.0 |
SoC | Qualcomm Snapdragon 835 Octa-Core |
RAM | 6 GB |
ROM | 64 GB |
SDカード | 対応(最大2TBまで) ※SIMカードスロット2との排他設計 |
バッテリー | 3,600 mAh |
ディスプレイ | |
サイズ | 5.5 インチ |
解像度 | FHD(1920 x 1080) |
種類 | AMOLED |
カメラ | |
メイン | 1,200 万画素(標準レンズ) 1,600 万画素(望遠レンズ) |
サブ | 800 万画素 |
SIMカード | |
種類 | Nano SIM |
スロット数 | 2 |
通信方式 | |
FDD-LTE |
Band 1 Band 2 Band 3 Band 4 Band 5 Band 7 Band 8 Band 17 Band 19 Band 20 Band 28 |
TDD-LTE |
Band 38 Band 39 Band 40 Band 41 (2545-2655MHz) |
WCDMA |
Band 1 Band 2 Band 3 Band 4 Band 5 Band 6 Band 8 Band 19 |
CDMA | – |
TD-SCDMA | – |
GSM |
850 MHz 900 MHz 1800 MHz 1900 MHz |
Wi-Fi | IEEE802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz) 2×2 MIMO |
Bluetooth | Version 5.0 |
その他 | |
防塵防水 | – |
ZenFone 4 Proは内蔵ストレージ容量が2倍(128GB)のモデルが日本国内向けにも発表済み。発売予定日は2017年10月30日(月)で、すでに通販サイトAmazon.co.jpをはじめとして購入予約の受付が始まっています。
ちなみに海外向けモデルと日本向けモデルでは、内蔵ストレージ容量以外に対応する周波数帯の内容も異なるものに。具体的には海外向けモデルではFDD-LTEのBand 12/18/26/29/30に対応しておらず、auおよびこのMVNO回線での使用は非常に厳しくなっています。
逆にいえばNTTドコモ系、あるいはソフトバンク系の回線で使う場合は、仕様をおさえた分だけ価格も安い海外向けモデルの購入検討も有効な選択肢として考えておきたいところ。
なおEXPANSYSでのZenFone 4 Pro販売に関してひとつ気になるのが、Snapdragon 835搭載機としては明らかに安すぎる価格設定になっていること。
EXPANSYSで既に発売中のフラグシップモデル「ZenFone 4」標準仕様品と本体価格が同じであること、台湾現地でのメーカー希望小売価格が税込みTWD18,990(約70,700円)であること。これらを踏まえると、今の設定価格は誤った内容と捉えるのが妥当でしょう。
今後発売までに価格の見直し(値上げ)がおこなわれる可能性はかなり高いように思います。
Source:EXPANSYS
追記:2017年10月14日
2017年10月14日(土)時点であらためて商品ページを確認しようとしたところ、商品ページ自体が削除されていました。
やはり価格の設定ミスだったらしく、2017年10月14日(土)時点で商品ページが消えてる……→ASUS ZenFone 4 Proの仮予約をEXPANSYSが受付開始。予定価格は41,980円 | そうすけブログ.com https://t.co/9B0x95ZSJK
— まきはら とよかず (@sosuke14jp) 2017年10月14日
おそらく価格を再設定の上、改めて仮予約の受付がはじまるものと予想されます。