モバイルガジェットの海外通販サイトEXPANSYS(エクスパンシス)にて、建設機械をはじめ多分野で事業をおこなうCaterpillar(キャタピラー)社のスマートフォン「CAT S60」が発売されました。
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EXPANSYSで新発売となっているのはCaterpillar CAT S60。グローバル向け仕様のDual SIMスロット搭載品で、本体カラーは1色(Black)の取扱いです。
2017年10月5日(木)時点における価格設定は、本体価格が67,895円。仮予約の受付開始直後と比べて1,095円値上がりしました。
日本国内住所宛てへの配送料、輸入時に課せられる輸入消費税などを加味した(個人輸入扱いとした場合における)購入費用の概算見積額は約72,600円ほどとなります。
CAT S60は2016年2月に発表された、Caterpillar「CAT」ブランドにラインアップされるスマートフォン。耐久性を意識した本体設計、そして背面搭載のサーマルイメージングカメラを最大の特徴とするミドルレンジモデルです。
端末本体はIP68相当の防塵防水設計に加え、米国防総省が定める軍事品調達基準(Military Standard)、いわゆる“ミルスペック”の複数項目に準拠するタフネス性を備えます。耐衝撃や耐振動、温度耐久性能などを有し、土木現場などでも安心して使うことが可能です。
また背面にはスマートフォンとして世界初となる、熱を視覚化できるサーマルイメージング技術「FLIR(フリアー)」を装備。被写体の表面温度をスマートフォン単体で表示・確認できます。
基礎仕様については4.7インチ・HD解像度のディスプレイ、Snapdragon 617プラットフォーム、3GBのシステムメモリ、32GBの内蔵ストレージ、3,000mAhのバッテリー、1,300万画素の背面カメラ、500万画素の前面カメラなどを備えます。
そのほか、Caterpillar公式サイトの製品ページにて確認できる、Caterpillar CAT S60(国際版)の主な仕様情報は次のとおり。
サイズと重さ | |
---|---|
高さ | 147.9 mm |
横幅 | 73.4 mm |
厚さ | 12.66 mm |
重さ | 223 g |
システム | |
OS | Android 6.0 |
SoC | Qualcomm Snapdragon 617 Octa-Core 1.5GHz x 4 1.2GHz x 4 |
RAM | 3 GB |
ROM | 32 GB |
SDカード | 対応(最大128GBまで) |
バッテリー | 3,000 mAh |
ディスプレイ | |
サイズ | 4.7 インチ |
解像度 | HD(1280 x 720) |
カメラ | |
背面 | 1,300 万画素 |
前面 | 500 万画素 |
SIMカード | |
種類 | Nano SIM |
スロット数 | 2 |
通信方式 | |
FDD-LTE |
Band 1 Band 3 Band 7 Band 8 Band 20 |
TDD-LTE | – |
WCDMA |
850 MHz 900 MHz 2100 MHz |
CDMA | – |
TD-SCDMA | – |
GSM |
850 MHz 900 MHz 1800 MHz 1900 MHz |
Wi-Fi | IEEE802.11 b/g/n (2.4GHz) |
Bluetooth | Version 4.1 |
その他 | |
防塵防水 | IP68 |
CAT S60については、対応する周波数帯にローカライズを施した日本版の取扱いをONKYOが発表済み。2017年10月中旬より、公式通販サイト「Onkyo Digital Solutions」、あるいはヨドバシカメラやビックカメラなどの家電量販店を販路として発売予定です。
ちなみにローカライズの内容はFDD-LTEのBand 20を外し、代わりにBand 19(NTTドコモのプラチナバンド)やBand 28(3キャリアのプラチナバンド)、WCDMAのBand 19(NTTドコモのFOMAプラスエリア)に対応するといったもの。
日本国内での使用、特にNTTドコモ系回線とセットで使う場合には、利用できるエリアという点で使用感に大きな影響を及ぼす内容です。ただし一方で、2017年10月5日(木)時点における日本版の実勢価格は税込みで96,900円前後とお高めの設定。
「少しでも安くサーマルイメージングカメラを試したい」という場合であれば、EXPANSYSを通じて海外モデルを購入するのも、有効な一手段となることでしょう。
Source:EXPANSYS