NTTドコモから発売中のSamsung Electronics(以下、Samsung)製スマートフォン「Galaxy S8+ SC-03J」シルバーカラー(Arctic Silver)を購入・使用しています。
この記事ではNTTドコモ・Galaxy S8+ SC-03Jの外観デザインを写真中心で紹介します。
SPONSORED LINK
記事の目次
はじめに:ドコモ版の購入理由
Galaxy S8+は先にSnapdragon 835プラットフォームや6GBのシステムメモリ、128GBの内蔵ストレージを搭載する香港モデル(型番:SM-G9550)のMidnight Blackを購入済み。今回はこの香港モデルからののりかえとなります。
あえてキャリアモデルを選び直した主な理由は大きく2つ。
- 国内版はTDD-LTEのBand 42に対応する
- 周辺エリアでは未発売の本体カラーがある
もともとGalaxy S8シリーズの購入は国内モデルの購入を検討。ただし国内モデルの発表を前にして、過去の傾向からも上位仕様モデルの国内発売はないだろうと予想。少しでも仕様が高く、入手も早期にできるものに惹かれ、国内モデル発表前に香港モデルを手配していました。
その後に国内モデルが発表され、仕様面は予想通り。しかし今回は国内モデルに限りTDD-LTEのBand42をサポートするといったポイントが。とくにNTTドコモではB1_42_42の3CCAにも対応し、接続時はLTEでも下りで数百Mbpsの高速通信ができるということで盛り上がっていましたね。
一方で香港モデルの対応周波数の幅が広いというメリットはありますが、私個人が使用する日常環境では、そもそもCAに接続できる機会すらほとんどない状態。結果として「国内モデルが羨ましい」という思いが大きくなり(笑)、これがのりかえする大きな理由となりました。
またもうひとつポイントとなったのが本体カラー。海外モデルを購入する理由のひとつとして「日本で未発売(=珍しい)の機種やカラーを使いたい」ということもありますが、海外(台湾)に行く頻度が増えてから「日本でしか取扱いのないモデル」というのも話のネタになり面白いのでは?と思えるように。
例えばGalaxy S8+では、日本にも輸入品が流通している台湾やシンガポール、香港向けモデルにはArctic Silverがラインナップされていません。
また海外モデルより対応する周波数の幅が狭い国内モデルにて、あえて「こういう環境で使えた」と確認するのも楽しいですよね。
「TDD-LTEのBand42に対応」「周辺エリア向けに展開のない本体カラー」という2つのポイントを理由として、NTTドコモ版「Galaxy S8+ SC-03J」へののりかえを決めました。
海外版とは異なるパッケージデザイン
NTTドコモ版を含む国内モデルでは、海外モデルとパッケージ箱のデザインがやや異なります。国内モデルでは「Samsung」の文字が基本的に使われず(代わりに“Galaxy”と入る)、また海外モデルではスリーブカバーとなっていたものがフタ付きの箱に変更されています。
▼国内モデルでは外側のカバーにもフタ付き
▼内箱が巻取り式の設計になっている点は変わらず
パッケージ内容物をチェック
パッケージ内容物一式がこちら。
機種本体以外には説明書・保証書類、イヤホン、交換用のイヤーピース、カードトレイ取り出しピン、ワンセグ/フルセグ視聴用の外付けアンテナが含まれています。
充電に必要なUSB Type-Cケーブル、および充電機は別途用意する必要があることに要注意ですね。
Arctic Silverの外観を写真で確認
前作「Galaxy S7シリーズ」ではフロントパネルとリアパネルは同じ色が使われていました。しかし今作では超狭額縁デザイン「Infinity Display(インフィニティ・ディスプレイ)」による画面への没入性を高める工夫として、いずれの本体カラーにおいてもフロントパネルカラーは黒に統一されています。
▼シルバーカラー(色名:Arctic Silver)でも前面は黒
▼背面はパネルの下に光学フィルムが挟まる。光沢ありだが映り込みづらい
▼指紋認証センサー部は光学フィルムの模様(細かく付けられたキズ)が確認しやすい
▼側面はかなり光沢が強め。映り込みも確認できる
側面は前面と背面、両側にかけて丸みをおびた形状。グリップ性がかなり良くなっているとともに、ケースも装着しやすくなった印象を受けます。
▼上にはマイクとSIMカード/microSDカードスロット
▼右には電源キー
▼下にはイヤホンジャック、USB端子、マイク、スピーカー
▼左には音量キーとBixbyキー
Galaxy S8+が搭載するディスプレイサイズは6.2インチと、数値で見ればなかなかの大きさ。しかし変則的なアスペクト比の縦長ディスプレイ、従来から変わらない左右端のラウンド形状が手伝い、手へのおさまりはかなりよくなっています。
▼画面の大きさ(数値)のわりにはかなり持ちやすい
▼背面を手前に持つ機会はそうそうないが、この状態でも持ちやすさは変わらず
画面サイズ(数値)を意識した上で手に取ると、違和感を感じるとうのが正直なところですね。スリムな本体と大画面を共存させていることは、あらためて素晴らしい魅力といえます。
1ヶ月使って感じるデザインへの印象
購入からすでに1ヶ月と少し使っているArctic SiverカラーのGalaxy S8+。ここまでのインプレッションもあわせて書いておきます。
普段はケースを装着して持ち歩いていますが、フロントパネル側の湾曲したガラスが生む独特のツヤ、そして背面のギラギラしすぎない適度に落ち着きもある光沢がかなり気に入ってきています。
▼従来よりデザイン性の高かった前面は物理キー排除でシンプルな美しさに
▼背面はギラギラし過ぎない、透明感や涼しさを感じる色味がよい
▼背面の光沢感を動画でもチェック
▼光の当て方だけでなく、周囲の環境によって色味が濃く見える場合もある
余談ですが、シルバーの本体カラーは、今はなきGalaxy Note7でも選んでいたもの。記憶と照らし合わせた際には「Galaxy S8+のほうがより透き通っている」気がするなど色味の印象はやや異なるものの、Galaxy Note7という存在によって愛着が人一倍増しているともいえるでしょうね(笑)。
今作から仕上げがつや消し→光沢へと変わった側面は、正直はじめは違和感もありました。ただ使い慣れるうちに前面と背面の光沢・ツヤ感との相性としては、今回の選択(変更)は正解といえます。
▼はじめは違和感があった側面。今はデザインとして浮いている印象もない
また全カラーで黒に統一されたフロントパネルは、画面消灯時の自然な見た目はもちろん、18.5:9の比率に対応しない映像を表示する際には左右に入る黒帯とベゼルが同化。画面への没入性向上の効果は確かにあると感じています。こちらも大正解!な選択といえるでしょうね。
▼本体カラーによっては表裏でツートンカラーになるが、前面の黒への変更は◎
ちなみに私が使っているケース、Spigenのラギッド・アーマーを装着すると、正面からでもわずかに見える側面部まで、完全にケースが覆い隠します。見た目が“完全な黒一色”にまとまることから、より自然に使えて相性のよさを感じますね。
▼ラギッド・アーマー装着時。前面から見ると本体色が何色か、完全にわからない
Galaxy S8もGalaxy S8+も基本デザインは変わりません。そのためブラック(Midnight Black)以外の本体カラーを選んだが、画面への没入性を高めたい場合においては、黒の有色(非透明)系ケース装着は効果が感じられオススメです。
さいごに
冒頭の購入理由で「海外モデルには多くは見られない本体カラー」とあげてはいるものの、見た目に違和感なく使えるのは間違いなくブラック(Midnight Black)。そういった意味では実のところArctic Silverの本体カラーには使う中でも違和感がなくならないのでは?と少し心配もしていました。
ただ実際に1ヶ月使い続けてみると、その心配は無駄なものであったと痛感しています。有色ケースを装着してることも助けになっているとは思いますが、1日1回必ずケースを外し、磨きながらデザインをマジマジと眺めることもすっかり習慣化しました(笑)それくらい、気に入って使える本体カラーになりましたね。
Arctic SilverのGalaxy S8+はNTTドコモ(SC-03J)とau(SCV35)の両方で取扱いがあるので、色選びを迷うようであれば、個人的にはぜひArctic Silverをオススメしたいです。
なお海外版と国内版を両方購入するにあたり、今回触れた以外にも、パッケージや内容物などに多くの違いも見つけることができました。こちらは追って別の記事にて紹介したいと思います。