NTTドコモより2017年6月15日(木)の発売が発表された、Samsung Electronics(以下、Samsung)製のミドルレンジスマートフォン「Galaxy Feel SC-04J」。
発売日決定にあわせて購入代金や実質負担、端末の仕様といった情報がひととおり確認できるようになりました。
この記事ではNTTドコモ「Galaxy Feel SC-04J」に関する価格、仕様、および適用される新料金プラン「docomo with」についてまとめておきます。
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本体価格と実質負担
2017年6月12日(月)時点において「Galaxy Feel SC-04J」に設定された本体価格、月々サポート、本体価格から月々サポートを差し引いた実質負担額(税込・24ヶ月使用時)はそれぞれ次のとおり。
※表示はすべて税込です。
購入方法 | 本体価格 | 月々サポート | 実質負担 |
---|---|---|---|
新規 | ¥1,512 x 24回 (¥36,288) |
¥- (¥-) |
¥1,512 x 24回 (¥36,288) |
機種変更 | ¥1,512 x 24回 (¥36,288) |
¥- (¥-) |
¥1,512 x 24回 (¥36,288) |
MNP | ¥1,512 x 24回 (¥36,288) |
¥- (¥-) |
¥1,512 x 24回 (¥36,288) |
月々の割引き「月々サポート」の提供対象外機種であることから、実質負担金は購入方法(新規/機種変更/MNP)を問わず、端末の本体価格がそのままとなります。
なお契約に伴い別途新料金プラン「docomo with」(※後述)が提供対象となるため、適用条件を満たし続ける限りは毎月1,620円(税込)が割引される計算に。
23ヶ月(厳密には22.4ヶ月)以上使い続けると、実質負担は0円となる計算です。
MNP(他社からののりかえ)での契約時には比較的大きな金額の月々サポートがつくことを考えると、MNP(他社からののりかえ)で契約するよりは、新規あるいは機種変更による契約で購入する場合により魅力が感じられる機種といったところですね。
仕様情報
主な仕様
「Galaxy Feel SC-04J」の発売日が2017年6月15日(木)に決定したことに伴い、NTTドコモ公式サイトの製品ページには「Galaxy Feel SC-04J」の仕様情報も公開されました。
主な内容は以下のとおり。
サイズと重さ | |
---|---|
高さ | 138.0 mm |
横幅 | 67.0 mm |
厚さ | 8.3 mm |
重さ | 149 g |
システム | |
OS | Android 7.0 |
SoC | Samsung Exynos 7870 1.6GHz Octa-Core |
RAM | 3 GB |
ROM | 32 GB |
SDカード | 対応(最大256GBまで) |
バッテリー | 3,000 mAh |
ディスプレイ | |
サイズ | 4.7 インチ |
解像度 | HD(1280 x 720) |
種類 | Super AMOLED |
カメラ | |
メイン | 1,600 万画素 |
サブ | 500 万画素 |
SIMカード | |
種類 | Nano SIM |
スロット数 | 1 |
通信方式(国内) | |
FDD-LTE |
Band 1 Band 3 Band 19 Band 21 |
TDD-LTE | – |
WCDMA |
Band 1 Band 6 Band 19 |
通信方式(海外ローミング) | |
FDD-LTE |
Band 1 Band 3 Band 12 Band 17 |
TDD-LTE | – |
WCDMA |
Band 1 Band 5 |
GSM |
850 MHz 900 MHz 1800 MHz 1900 MHz |
通信方式(その他) | |
Wi-Fi | IEEE802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz) |
Bluetooth | Version 4.2 |
その他 | |
防塵防水 | IP65/IP68 |
NTTドコモが運用するLTEでの周波数のうち、「Galaxy Feel SC-04J」がサポートするのは、FDD-LTEのBand1/3/19/21の4つ。Band28およびTDD-LTEのBand42には非対応となるほか、国際ローミングで対応する周波数も少なめです。
一方で機種本体の価格は安く手ごろですが、防水設計、あるいはおサイフケータイといったキャリアサービスには対応。仕様面においてもネット閲覧やメール、SNS、動画視聴など、負荷の低い用途には十分と感じられる内容を有します。
これらを踏まえるとほどほどに使えるスマホを“安く”購入したい方に向く機種といえます。
SIMロック解除後の対応周波数
仕様情報と併せて、NTTドコモが公開しているSIMロック解除手続きの説明ページから確認できる「SIMロック解除対応機種および対応周波数帯」の内容も更新されています。
「Galaxy Feel SC-04J」の内容は次のとおり。
周波数帯 | Galaxy Feel SC-04J |
|
---|---|---|
LTE | Band 1 | ◯ |
Band 3 | ◯ | |
Band 8 | ||
Band 11 | ||
Band 18 | ||
Band 19 | ◯ | |
Band 21 | ◯ | |
Band 26 | ||
Band 28 | ||
Band 42 | ||
W-CDMA | Band 1 | ◯ |
Band 6 | ◯ | |
Band 8 | ||
Band 9 | ||
Band 11 | ||
Band 19 | ◯ |
「Galaxy Feel SC-04J」に関しては、SIMロック解除後も利用できる周波数は増えません。SIMロックを解除すると、SIMロック時に対応する周波数がそのまま、他キャリアのSIMカードでも使えるようになるという内容です。
例えば私個人が最近よく訪れる台湾での利用を想定してみると、現地キャリアが運用しているLTE周波数のうち「Galaxy Feel SC-04J」で利用できるものはFDD-LTEのBand3のみ。
SIMロック解除して、海外も含めた幅広いエリアにて、普段と同じスマホを使いたいと考える方の選択肢には不向きといえます。
新料金プラン「docomo with」
月々サポートもナシ。端末の性能も抑えめとなっている「Galaxy Feel SC-04J」ですが、この機種を購入する目的となり得る大きなポイントといえば、新料金プラン「docomo with」。
“端末”ではなく“回線”に紐づく割引きが適用される料金プランとなっており、同じスマホを使い続ける限り、機種購入から25ヶ月目以降であっても継続して、毎月1,620円(税込)の割引きが適用されます。
また「docomo with」において、重要なポイントにおいて見逃せないのが割引きの適用が廃止される条件。具体的には以下2つのいずれかに該当した場合に、割引きの適用が終了となります。
- 「docomo with」対象外機種への機種変更
- 「docomo with」の適用条件となる料金プラン・パケットパックおよび回線自体の解約
これはすなわち“docomoが販売する別の機種に買い換える”ことさえしなければ(今後サービス自体の廃止でも無い限り)「docomo with」による割引きはずっと適用されるということ。別に購入したSIMフリー端末にSIMカードを差し替えて使う場合でもOK(継続適用)です。
今後SIMフリー仕様の端末に乗り換える予定はある。でも回線はより安心度が高いドコモにこだわりたい!
一見かなりワガママともとれるこのような要望も、次の3ステップで叶えることが可能ですね。
- docomo with対象機種を購入する
- SIMフリー機種(端末単体)を購入する
- SIMカードを挿し替える
「Galaxy Feel SC-04J」が欲しい場合も、今後継続的に安く維持できるドコモ回線が欲しい場合も。「Galaxy Feel SC-04J」は、端末本体と回線を含め、今後の多目的な活用が考えられる1台となっています。
▼ドコモオンラインショップは以下より▼
Source:NTTドコモ