日本向けの販売拠点を香港に持つモバイルガジェットの通販サイトEXPANSYS(エクスパンシス)にて、Sony Mobile Communications(以下、Sony)のハイエンドタブレット Xperia Z4 Tablet が「現在入荷分で最後の在庫になる“かもしれない”」とアナウンスされています。
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今回改めて在庫状況のアナウンスが行われているのは Sony Xperia Z4 Tablet。型番はSGP771となっており、モバイルデータ通信も利用できるSIMフリーモデルです。本体カラーは1色(White)のみ。
EXPANSYS Japanの公式Twitterアカウント(@EXPANSYSJapan)によれば、同社仕入れ担当の話として、現在の在庫が最後に入荷分になるかもしれないとのこと。
[チェケラウト!!]
仕入れ担当者によると「最後の在庫」になるかもしれません!61,960円
⇒⇒https://t.co/LL0P11Gqfa #責任は取れません #年末はなぜかタブレットが売れてます pic.twitter.com/3GyyGjoffL— EXPANSYS Japan (@EXPANSYSJapan) 2016年12月8日
2015年3月に発表されたXperia Z4 Tablet。しかしこの後、Sonyではタブレット端末の開発を終了するようなアナウンスも行われており、実際に他のサイズも含めて後続機が発表・発売されていません。
その影響もあってか、発表からもうすぐで2年を迎える現在においても、同機種の販売価格はそれほど大きく値下がりしていません。
2016年12月9日(金)時点におけるEXPANSYSでの価格設定も、本体価格61,690円。日本国内住所宛てへの配送料、輸入時に課せられる輸入消費税などを加味した(個人輸入扱いとした場合における)購入費用の概算見積額は約66,300円ほどです。
Xperia Z4 Tabletは10.1インチの大型かつ高解像度(2560×1600の2K相当)のディスプレイを搭載するモデル。そのサイズでありつつ、400gを切る軽量さとコンパクトさ、そして内部のパーツ配置を一から見直すことで実現された防塵防水設計となっている点が大きな魅力です。
SoCには発表時点で最新となるQualcomm Snapdragon 810(オクタコア)を搭載。発熱性の高さが話題となったこのSoCですが、Xperia Z4 Tabletでは本体の面積(フットプリント)の大きさもあってか、同世代のフラグシップスマホ Xperia Z4 よりもこの問題点を指摘する声が少なかった印象があります。
また純正の周辺機器としてキーボードドックが用意されており、これを装着するとノートPCライクに使うこともできるという点もこの機種ならではの特徴です。
その他、Sony Developer Worldにて公開中のホワイトペーパーより確認できる「型番:SGP771」の主な仕様情報は次のとおりです。
サイズと重さ | |
---|---|
高さ | 167 mm |
横幅 | 254 mm |
厚さ | 6.1 mm |
重さ | 393 g |
システム | |
OS | Android 6.0 |
SoC | Qualcomm Snapdragon 810 Octa-Core 2.0GHz x 4 1.5GHz x 4 |
RAM | 3 GB |
ROM | 32 GB |
SDカード | 対応(最大128GBまで) |
バッテリー | 6,000 mAh |
ディスプレイ | |
サイズ | 10.1 インチ |
解像度 | WQXGA(2560 x 1600) |
種類 | TFT LCD |
カメラ | |
メイン | 810 万画素 |
サブ | 510 万画素 |
SIMカード | |
種類 | Nano SIM |
スロット数 | 1 |
通信方式 | |
FDD-LTE |
Band 1 Band 2 Band 3 Band 4 Band 5 Band 7 Band 8 Band 12 Band 17 Band 20 Band 28 |
TDD-LTE | Band 40 |
WCDMA |
Band 1 Band 2 Band 5 Band 8 |
CDMA | – |
TD-SCDMA | – |
GSM |
850 MHz 900 MHz 1800 MHz 1900 MHz |
Wi-Fi | IEEE802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz) MIMO |
Bluetooth | Version 4.1 |
その他 | |
防塵防水 | IP65/IP68 |
EXPANSYSでの同モデルの過去最安値は58,395円となっており、現在はここから若干値上がりした価格設定になっています。
とはいえ、他所の通販サイトやAmazonなどを現在改めて確認してみても、販売価格は75,000円(税込)~となっているところがほとんど。現状で相対的に見れば、EXPANSYSでの購入は十分お買い得といえそうです。
“最後の在庫になるかもしれない”としつつ在庫数は同日13時時点で60個以上あるため、個人的には、正直そこまで急いでの購入決断は必要ないように思います。
とはいえこのまま在庫がなくなると他所での更なる価格高騰も予想できるだけに、底値を伺いつついつかは購入したいと考えていた方、あるいは最近でも希少な10.1クラスの防水タブレットに改めて魅力を感じているという方は、当面は商品ページの在庫数をチェックしておくのがよいかもしれません。
Source:EXPANSYS