香港とシンガポールに販売拠点を持つモバイルガジェットの海外通販サイトETOREN(イートレン)にて、Huawei Technologies(以下、Huawei)honorシリーズの最新モデル honor 8(ROM64GBモデル)の取扱いが始まっています。
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2016年11月12日(土)時点で新たに取扱い開始が確認できているのは Huawei honor 8。型番はFRD-L19となっており、Dual SIMスロットを搭載するSIMフリーモデルです。
現在注文できる本体カラーは1色(Gold)のみで、ETORENへ問い合わせをして確認したところ、現在取り扱う在庫はシンガポール向け商品とのこと。
同日時点における価格設定は、輸入消費税分を含む販売価格がUSD466.00(約49,700円)。日本国内住所宛てへの配送料、クレジットカードでの代金決済時に発生する為替変換手数料などを加味した購入費用の概算見積額は約52,900円ほどです。
honor 8 は2016年7月に発表されたハイエンドスマートフォン。日本国内においても9月より、NTTドコモのMVNOである楽天モバイルが独占販売を行なっています。
外観デザインは、リアパネルに積み重ねた15層が織り成すマイクロパターンの現われ方(光の反射具合)が特徴的。また側面などは金属素材を用いており、質感においても高級さが感じられます。
基礎仕様面ではSoCにHuawei傘下HiSilicon製のKirin 950(オクタコア)プロセッサを搭載。ここに4GBのRAM、そして今回ETORENが取り扱う商品は64GBのROMも備えます(日本モデルは32GB)。
その他、メインカメラには同社Pシリーズフラグシップ「P9」と同様、RGBセンサーとモノクロセンサーを搭載したダブルレンズ仕様に。色情報とコントラスト情報を個別に記録し合成することで、細かなディテールや色彩の再現性に強さを有す設計です。
なおETORENが取り扱う「型番:FRD-L19」はシンガポールを始め、アジア向けに展開される商品となっており、Huaweiの公式通販サイトvMallのマレーシア向け商品ページにて確認できる主な仕様情報は次のとおり。
サイズと重さ | |
---|---|
高さ | 145.5 mm |
横幅 | 71.0 mm |
厚さ | 7.45 mm |
重さ | 153 g |
システム | |
OS | Android 6.0 + EMUI 4.1 |
SoC | HiSilicon Kirin 950 Octa-Core 2.3GHz x 4 1.8GHz x 4 |
RAM | 4 GB |
ROM | 64 GB |
SDカード | 対応(最大128GBまで) |
バッテリー | 3,000 mAh |
ディスプレイ | |
サイズ | 5.2 インチ |
解像度 | FHD(1920 x 1080) |
種類 | IPS液晶 |
カメラ | |
メイン | 1,200 万画素 x 2 |
サブ | 800 万画素 |
SIMカード | |
種類 | Nano SIM |
スロット数 | 2 |
通信方式 | |
FDD-LTE | 対応(サポートBandの記載なし) |
TDD-LTE | 対応(サポートBandの記載なし) |
WCDMA | 対応(サポートBandの記載なし) |
CDMA | – |
TD-SCDMA | – |
GSM | 対応(サポートBandの記載なし) |
Wi-Fi | IEEE802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz) |
Bluetooth | Version 4.2 |
その他 | |
防塵防水 | IPxx |
vMallの商品ページ上には対応するBand(周波数帯)の情報が記載されておらず、こちらは現在ETORENへパッケージ等に情報の記載がないかを確認中。
とりあえず参考情報として、2016年11月12日時点でETOREN商品ページに記載されている情報は次のとおりです。
通信方式 | 対応する周波数帯 |
---|---|
FDD-LTE | Band 1 (2100 MHz) Band 3 (1800 MHz) Band 7 (2600 MHz) Band 8 (900 MHz) Band 20 (800 MHz) Band 28 (700 MHz) |
WCDMA | 850 MHz 900 MHz AWS 1900 MHz 2100 MHz |
GSM | 850 MHz 900 MHz 1800 MHz 1900 MHz |
日本モデルの対応周波数と比べてみると、FRD-L19ではFDD-LTEのBand19(NTTドコモのプラチナバンド)やWCDMAのBand6/19(同FOMAプラスエリア)はサポートしていません。当然といえば当然ですが、日本国内での使用を前提とするのであれば、国内モデルを購入するほうが広いエリアで使用できる構成といえます。
なお日本での独占販売元となる楽天モバイルでは、2周年記念として、2016年10月27日(木)12:00~2016年12月1日(木)9:59の期間限定で honor 8の販売価格を10,800円引きとなる税込み35,424円(通常価格46,224円)で販売中。
端末単体での購入にこそ対応していませんが、併せて契約するSIMカードは最低利用期間および契約解除手数料なしのデータ通信専用SIMでもOKという条件面はとても魅力的です。
個人的には、ROM容量32GBおよびSingle SIM仕様という点に問題がなければ、楽天モバイルで国内モデルを契約するほうがより賢いような気がします。
Source:ETOREN