2016年10月中旬より Google Pixel の購入予約を受け付けていたイギリスのガジェット通販サイトHandtec(ハンドテック)。
取扱い予定のモデルは4つ(本体カラー2色 x ROM容量2種類)となっていましたが、このうちの1モデルについて在庫が入荷。販売が始まっています。
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2016年11月4日(金)時点で新たに販売が始まったのは Google Pixel。
HandtecではROM32GBモデルが2色(Quite Black/Very Silver)およびROM128GBが2色(Quite Black/Very Silver)の全4モデルと取扱い予定としていますが、このうち現時点で商品在庫が入荷しているのは Quite Black(ROM32GB) のみです。
同日時点における価格設定は、VAT(輸入消費税)抜きの本体価格がGBP599.00(約76,500円)。この価格設定は予約の受付開始時点から変更ありません。
日本国内住所宛てへの配送料、輸入時に課せられる輸入消費税、クレジットカードでの代金決済時に発生する為替変換手数料などを加味した(個人輸入扱いとした場合における)購入費用の概算見積額は約84,600円ほどです。
Pixel はGoogleが2016年10月初旬に発表した最新モデル「Pixelシリーズ」のひとつ。5インチ(解像度は1920×1080のフルHD)のディスプレイに2,700mAhのバッテリーを搭載する小さい方のモデルとなります。
SoCにQualcomm社のハイエンドモバイル向け最新モデルとなるSnapdragon 821を採用し、ここに4GBのRAM、および32GB/128GBいずれかのROMが組み合わせられています。
この機種の最大の特徴となるのは最新の音声アシスタント機能「Googleアシスタント」を搭載すること従来もAndroidにはGoogle Nowと呼ばれるアシスタント機能が搭載されていましたが、さらに状況に適した情報を提供する設計に進化したといわれています。
またメインカメラについても画素数をあえて絞ることで1ピクセルあたりの受光量を増やす設計となっており、カメラ性能は現存スマートフォンの中でもトップクラスであるとGoogle自身もうたっています。
Handtecの商品ページには型番や対応する周波数など、モデルを特定できる具体的な情報の記載はありません。
ですが一般的に同サイトが取り扱う商品はイギリスあるいはヨーロッパ向けモデルであること、また同日時点においてGoogleストアのイギリス向け商品ページで Quite Black の32GBモデルのみ在庫ありとなっていることから、おそらく取り扱うモデルはイギリスで販売されるグローバル向けのSIMフリーモデルと予想されます。
なお参考までに、Made by Googleの製品ページで確認できる Pixel の主な仕様情報は次のとおりです。
項目 | 詳細 |
---|---|
サイズ | 高さ:143.8 mm 横幅:69.5 mm 厚さ:7.3-8.5 mm |
重量 | 143 g |
OS | Android 7.1 (開発コード名:Nougat) |
SoC | Qualcomm Snapdragon 821 Quad-Core (2.15GHz Dual + 1.6GHz Dual) |
メモリ | RAM 4GB(LPDDR4規格) ROM 32GB / 128GB |
バッテリー | 2,770 mAh |
ディスプレイ | 5インチ FHD(1920 x 1080) AMOLEDディスプレイ 441ppi |
カメラ | メイン:1,230万画素 サブ:800万画素 |
通信方式 |
【北米向けモデル】 【グローバル向けモデル】 Wi-fi:IEEE 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz), 2×2 MIMO |
その他 | SIMカード:Nano SIM SDカード:非対応 防塵防水:非対応 |
イギリスでの Pixel(32GBモデル)の販売価格はGBP599.00(約76,500円)となっており、HandtecではこれをそのままVAT抜きの本体価格に設定しています。
そのため日本からの利用にあたってはVATに加えて日本国内の消費税(輸入消費税)も二重で課せられることになりますが、決して変に割高な価格設定にはなっていないといえるでしょう。
今後日本国内でも発売を期待したい Pixelシリーズですが、2016年11月4日(金)時点では発売未定の状態。少しでも早く入手したい方にとって、Handtecの利用は十分検討してみる価値があると思います。
Source:Handtec