本日(2016年9月27日)日本国内向けの正規販売が発表された、Lenovo傘下Motorola Mobility(以下、Motorola)のスマートフォン「Moto Z」「Moto Z Play」および同士シリーズ専用アクセサリー「Moto Mods」。
大手家電量販店ビックカメラのオンラインストアでは早速、これら全ラインナップの購入予約受付が開始されています。
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Moto Z
スマートフォンの1機種目は Motorola Moto Z。本体カラーは2色(ブラック/ホワイト)が用意されています。
2016年9月27日(火)時点における予定本体価格は92,556円(税込)。なおビックカメラでは同商品に対し、1%のポイント還元を設定しており、購入代金から発生ポイント分を差し引いた実質の購入価格は91,631円(税込)となります。
Moto Z は Motorola Moto Zシリーズにおける現行のフラグシップモデル。Qualcomm社のSnapdragon 820プロセッサや4GBのRAM、64GBのROMを搭載します。
また本体の厚みを僅か5.19mmに抑えた薄さが印象的な設計となっており、専用アクセサリーMoto Modsシリーズを装着してもスマートフォンとしてのサイズ間を大きく損なわない点が配慮されているポイントといえるでしょう。ちなみにこの薄さを実現するにあたり、3.5mmイヤホンマイクジャックは非搭載となっています。
なおその他、日本国内における同製品の流通を担当するシネックスインフォテック株式会社(以下、シネックスインフォテック)が本日発表しているニュースリリースより確認できる、同商品の主な仕様情報は次のとおりです。
項目 | 詳細 |
---|---|
サイズ | 高さ:約 155.0 mm 横幅:約 75.3 mm 厚さ:約 5.2 mm |
重量 | 約 134 g |
OS | Android 6.0 (開発コード名:Marshmallow) |
SoC | Qualcomm Snapdragon 820 Quad-Core (1.8GHz Dual + 1.36GHz Dual) |
メモリ | RAM 4GB ROM 32GB |
バッテリー | 2,600 mAh |
ディスプレイ | 5.5インチ WQHD(2560 x 1440) Super AMOLEDディスプレイ 535ppi |
カメラ | メイン:1,300万画素 サブ:500万画素 |
通信方式 |
FDD-LTE:B1/2/3/4/5/7/8/12/17/19/20/25/28 Wi-fi:IEEE 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz) |
その他 | SIMカード:Nano SIM x 2 SDカード:対応(最大128GBまで) ※SIMカードスロット2とSDカードスロットは排他仕様 |
SIMカードスロット2はMicroSDカードとの排他仕様となるものの、4G+3G(あるいは3G+3G)のデュアルシム・デュアルスタンバイ(DSDS)もサポート。
また対応周波数を個別に見るとFDD-LTEのBand19(NTTドコモのプラチナバンド)やWCDMAのB6/19(NTTドコモのFOMAプラスエリア)をサポートしており、NTTドコモおよびそのMVNOのSIMカードとはかなり相性がよい構成となっています。
なおメーカー発売日は「2016年10月中旬発売」と記載されており、ビックカメラで販売が始まるのもこの前後になると予想されます。
Moto Z Play
スマートフォンの2機種目は Motorola Moto Z Play。本体カラーはこちらも2色(ブラック/ホワイト)が用意されています。
2016年9月27日(火)時点における予定本体価格は57,996円(税込)。なおビックカメラではこちらの商品にももれなく1%のポイント還元を設定しており、購入代金から発生ポイント分を差し引いた実質の購入価格は57,417円(税込)となります。
Moto Z Play は海外でも今月初旬にリリースされたばかりの機種で、Moto Zシリーズにおけるミドルレンジの位置づけとなる1台です。Qualcomm社のSnapdragon 625プロセッサに3GBのRAM、32GBのROMを搭載します。
こちらももちろんMoto Modsの装着には対応していますが、上位モデルの Moto Z と比較すれば本体の厚さは6.99mmと2mm近く暑くなっています。ただしその代わりとして3.5mmイヤホンマイクジャックを搭載、バッテリー容量を大型化(3,510mAh)、メインカメラの有効画素数を強化(1,600万画素)といった Moto Z よりも機能・仕様面で優れるポイントも有します。
その他、シネックスインフォテックのニュースリリースより確認できる、主な使用情報は次のとおりです。
項目 | 詳細 |
---|---|
サイズ | 高さ:約 156.4 mm 横幅:約 76.4 mm 厚さ:約 6.99 mm |
重量 | 約 165 g |
OS | Android 6.0 (開発コード名:Marshmallow) |
SoC | Qualcomm Snapdragon 625 2.0GHz Octa-Core |
メモリ | RAM 3GB ROM 32GB |
バッテリー | 3,510 mAh |
ディスプレイ | 5.5インチ フルHD(1920 x 1080) AMOLEDディスプレイ 403ppi |
カメラ | メイン:1,600万画素 サブ:500万画素 |
通信方式 |
FDD-LTE:B1/2/3/4/5/7/8/12/17/19/20/28 Wi-fi:IEEE 802.11 a/b/g/n(2.4GHz/5GHz), MIMO |
その他 | SIMカード:Nano SIM x 2 SDカード:対応(最大128GBまで) |
Moto Z Play についても、2枚のSIMカードを挿しての4G+3G(あるいは3G+3G)のデュアルシム・デュアルスタンバイをサポート。こちらはSIMカードスロットとMicro SDカードスロットは別に設けられていることから、2枚のSIMカードに加えてMicroSDカードも挿すことも可能です。
こちらもメーカー発売日は「2016年10月中旬発売」と記載されており、ビックカメラでの販売開始もこの前後になることが予想されます。
Moto Mods
そして本日2機種のスマートフォンと併せて日本国内での発売が発表されたのが、Moto Zシリーズ共通の専用アクセサリーとなる Moto Mods(モト・モッズ)。こちらはいずれもマグネットを用いて Moto Z/Moto Z Play のリアパネルに固定する設計となっています。
なお2016年9月27日(火)時点においてビックカメラで予約が可能なラインナップ(製品)は次の5製品。
- 交換式のデザインリアカバーとして機能する「スタイルキャップ」
- JBL協業のスピーカー内蔵カバー「サウンドブーストスピーカー」
- Hasselblad協業の光学10倍ズーム対応カメラカバー「トゥルーズームカメラ」
- 映像を投影できるプロジェクター内蔵カバー「インスタシェアプロジェクター」
- Incipio協業の追加バッテリー内蔵カバー「オフグリッドパワーパック」(※ワイヤレス充電対応/非対応モデルあり)
それぞれのビックカメラでの取扱いにおける予定価格(税込)、代金から1%のポイント還元分を差し引いた実質価格、およびカラーバリエーションは次のとおりです。
アイテム名 | 予定価格 (税込) |
実質価格 | 商品ページ (カラー別) |
---|---|---|---|
Motorola スタイルキャップ (オーク) |
¥ 3,218 (+ 32 P) |
¥ 3,186 | ウオッシュド チャコール シルバー |
Motorola スタイルキャップ (バリスティックナイロン) |
¥ 2,138 (+ 21 P) |
¥ 2,117 | ブラック レッド |
Motorola スタイルキャップ (レザー) |
¥ 3,758 (+ 37 P) |
¥ 3,721 | ブラック |
JBL サウンドブーストスピーカー |
¥12,744 (+ 127 P) |
¥12,617 | ブラック ホワイト |
Hasselblad トゥルーズームカメラ |
¥31,104 (+ 311 P) |
¥30,793 | ブラック |
Motorola インスタシェアプロジェクター |
¥36,504 (+ 365 P) |
¥36,139 | ブラック |
Incipio グリッドオフバッテリーパック ※ワイヤレス充電非対応モデル |
¥ 9,504 (+ 95 P) |
¥ 9,409 | ブラック ホワイト |
Incipio グリッドオフバッテリーパック ※ワイヤレス充電対応モデル |
¥11,664 (+ 116 P) |
¥11,548 | ブラック ホワイト |
これら全14種類の Moto Mods に関しても、メーカー発売日は「2016年10月中旬発売」となっています。
最後に
今回はとりあえず全ラインナップの予約を一斉に開始していたビックカメラの情報をまとめましたが、今後おそらくAmazon.co.jpやヨドバシカメラなど、大手のECサイトや他量販店でも予約ができるようになることが予想されます。
各サイトや量販店のポイントが余っているという場合は、そちらでの取扱い状況(商品ページの更新状況)を定期的に確認してみることがオススメです。
Source:ビックカメラ