イギリスのガジェットショップHandtec(ハンドテック)にて、Lenovo傘下のMotorola Mobility(以下、Motorola)が展開するハイエンドモデル Moto Z の購入予約受付が始まっています。
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2016年9月3日(土)時点における価格設定は、VAT(付加価値税)抜きの予定本体価格がGBP409.99(約55,900円)。本体カラーは White/FineGold および Black/Silver とする2色が選択可能です。
日本国内住所宛てへの配送料、輸入時に課せられる輸入消費税、クレジットカードでの代金決済時に発生する為替返還手数料などを加味した(個人輸入扱いとした場合における)購入費用の概算見積もり額は約62,700円ほどとなります。
Moto Zは2016年6月に発表されたMotorolaのハイエンドモデル。同機種の大きな特徴となるポイントは2つあり、ひとつはオーディオ端子を廃止してまで求めたとされる端末本体の薄さ。現行のハイエンドモデルとしてトップレベルとなる5.19mmの薄さを実現しています。
またもうひとつのポイントは Moto Mods と呼ばれる、着脱式のMoto Zシリーズ専用アクセサリーにより、特化的に仕様・機能を強化できること。
現時点ではJBLとの協業によるスピーカー強化カバー JBL SoundBoost、スウェーデンのカメラメーカーHasselblad(ハッセルブラッド)との協業による光学10倍ズーム対応のカメラ強化カバー Hasselblad True Zoom、モバイルアクセサリーなどを展開するincipio(インキピオ)との協業によるバッテリー内蔵カバー Incipio offGRID Power Pack などが発表されています。
現時点においてHandtecの商品ページにはモデルが特定できる記載(モデル番号など)は見つからないものの、取り扱うモデルはおそらくイギリス向けに販売されるSIMフリーモデルと予想されます。
参考までに、Motorola公式サイトのイギリス向け製品ページで確認できる主な仕様情報は次のとおりです。
項目 | 詳細 |
---|---|
サイズ | 高さ:153.3 mm 横幅:75.3 mm 厚さ:5.19 mm |
重量 | 136 g |
OS | Android 6.0.1 (開発コード名:Marshmallow) |
SoC | Qualcomm Snapdragon 820 1.8GHz Quad-Core |
メモリ | RAM 4GB ROM 32GB |
バッテリー | 2,600 mAh |
ディスプレイ | 5.5インチ WQHD(2560×1440) Super AMOLEDディスプレイ 535ppi |
カメラ | メイン:1,300万画素 サブ:500万画素 |
通信方式 |
FDD-LTE:B1/2/3/4/5/7/8/12/17/19/20/25/28 Wi-fi:IEEE 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz), MIMO |
その他 | SIMカード:Nano SIM SDカード:対応(最大2TBまで) |
対応周波数を確認するとFDD-LTEにBand1/3の他、Band19(NTTドコモのプラチナバンド)も含まれており、日本国内においても広いエリアで安定して使用することができそうな内容となっています。
なおHandtecでは Moto Z の購入特典として、Moto Modsのうちのひとつである Incipio offGRID Power Pack(2200mAhのバッテリーを内蔵したカバー)を同梱する、としています。
発売日に関しては、予定も含めて現状特にアナウンスはされていません。
Source:Handtec