今月より手持ちのiPhoneをiPhone 6sからiPhone SEに買い換えて使用中。
iPhoneを使い始めたのは2013年(iPhone 5)からとまだ個人的な歴史は浅いのですが、そんな中でもiPhone 6シリーズ以降は買い換えるたびに毎回必ず購入しているアクセサリーがあります。それが Apple純正のレザーケース。
上記 iPhone 6s用のモデルを購入した時も改めて感じたことですが、革の指ざわりがかなり好み で、かつ 使っていてもヘタレにくく摩耗して残念なことにもなりにくい という経験も含めて非常に気に入っています。価格はやや高いのですが、それでも買い続けてしまう感じですね。
そして先日購入した iPhone SE 用にも、本体と併せて注文。現在使い始めて2週間ほどとなるので、こちらをレビューしておきます。
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購入はAppleオンラインストアにて。購入価格は4,860円(税込)と決して安くはありません。ケースのカラーバリエーションは2色(ミッドナイトブルー/ブラック)が用意されています。
今回 iPhone SE はスペースグレイを購入したので、ケースの色は装着時により自然な見た目になりそうなブラックを選択。パッケージデザインは従来と変わらず、中箱をスライドして上へ引き出すとすぐにケースが出現します。
iPhone SE 自体は iPhone 5s と大きく変わらない外観デザインとなっているため、iPhone 6 シリーズあるいは iPhone 6s シリーズ用のケースと比べるとやや角ばった印象。
内側も目の細かい革が使われており、装着することでのキズ付きも抑える設計に。
中央下部には iPhone のロゴなどが刻印されています。
iPhone SEに装着してみました。そういえば過去に購入して使用していたこの純正レザーケースシリーズでは端末の下面が開いたデザイン設計になっていましたが、この iPhone SE 用のものは上下左右いずれもケースがしっかり被さるものになっています。
四方が保護されているということで、逆に 四方を囲んでも装着できる = ケースが外れやすそう という心配もあったのですが、装着してみると意外としっかりハマります。端末のフレームデザインが比較的角ばったものになっており、ケースも四方を囲む形で設計しやすいのでしょうね。
装着するとディスプレイ面はフロントパネルよりもケースのほうがわずかに高さが出るため、画面を伏せて置いても iPhone SE 自体が接地することはありません。
側面は電源ボタン、音量ボタンは上からケースが被さる(保護する)形に。一方でイヤホンジャックやLightningコネクタ、そしてマナースイッチ(サウンドスイッチ)などは開口が設けられて直接アクセスできるようになっています。
開口部もコネクタがきれいに中央に来るよう、しっかりと設計されています。このあたりはさすが純正といったところでしょうか。
続いてはリアパネル側。
中央上部にはリンゴマークが刻印でデザインされています。革の質感はこれまで使ってきたものよりもやや目が粗くも感じる(新しいから?)のですが、使い込むうちに馴染んでくることでしょう。
メインカメラ用の開口は縁に樹脂パーツをはめてしっかりと確保。端末本体のカラーがスペースグレイの場合、メインカメラ部分のパーツカラーは光沢のあるブラックとなっています。このあたりも色の組み合わせは非常に自然な印象になりました。またもともとフラットなデザインとなっている iPhone SE のメインカメラですが、ケースを付けることでこちらも完全に接地しなくなります。
手に持ってみるといつもの慣れた指ざわり。先程も触れたとおり、思っていた以上にしっかりと装着できている印象で、かつ外側のレザーは柔らかさと適度なグリップ力を提供してくれます。
iPhone用のレザーケースは他社製(サードパーティー製)でも多く展開がされています。そんな中でも革の柔らかさが指先だけでもしっかりと感じられ、かつ装着感も優れているこのApple純正品は、”質感”という意味では間違いなく多くの方にオススメできる製品です。
購入にあたり障壁となり得るのはやはり本体価格の高さ、それと今作から大きく減ってしまったカラーバリエーション数の少なさでしょうか。特に後者に関しては端末本体のカラーがゴールドやローズゴールドだとなおさら組み合わせが微妙な感じはあります。
ただし逆にいえばスペースグレイは相性がよく、シルバーも決して悪く無いと思います。革の質感(特に柔らかさ)をしっかりと感じたい、なんて方にはぜひ試してみてほしいケースといえるでしょう。