イギリスのガジェットショップ Handtec にて、Huaweiのフラッグシップモデル Huawei Mate 8(Dual-SIMモデル) の販売が始まっています。
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2016年3月8日時点における本体価格はVAT(付加価値税)抜きでGBP394.99(約64,900円)。現在注文が可能となっている本体カラーは1色(Space Grey)のみです。なお日本国内住所宛てへの配送料、輸入時に課せられる輸入消費税、代金決済時に発生する為替変換手数料などを加味した(個人輸入扱いとした場合における)購入費用の概算見積もり額は約72,000円ほどです。
Huawei Mate 8 は今年1月にアメリカ・ラスベガスで開催された世界最大規模となる家電見本市 CES 2016(Consumer Electronics Show 2016)にて発表されたHuaweiのフラッグシップモデル。
金属削り出しのユニボディ筐体に2.5Dの曲線ダイヤモンドカットガラスをシームレスに結合し、そこに6インチのフルHDディスプレイを搭載。加えて子会社HiSilicon(ハイシリコン)製のハイエンド向けとして最新モデルとなるオクタコアプロセッサ Kirin 950 を採用しています。RAM容量とROM容量の組み合わせは「RAM 3GB/ROM 32GB」「RAM 4GB/ROM 64GB」の2モデルを展開。
またForce Touch(感圧タッチ)には非対応となるものの、指の関節を使って特定の操作ができるナックスセンス機能、指紋認証などに対応。4,000mAhの大容量バッテリーも約2.5時間で充電が完了する急速充電機能も備えます。
なおHandtecの商品ページを確認する限りではモデル番号あるいは対応周波数といった情報は記載がされていないものの、おそらく取り扱いされるのはグローバル向けのSIMフリーモデルと予想されます。Huaweiグローバルサイトの製品ページを確認する限りではDual SIMモデルのモデル番号は「NXT-L29」となっており、この詳細な技術仕様は以下のとおりです。
項目 | 詳細 |
---|---|
サイズ | 高さ 157.1 x 幅 80.6 x 厚さ 7.9 mm |
重量 | 約 185 g |
OS | Android 6.0 Marshmallow/EMUI 4.0 |
プロセッサ | Huawei HiSilicon Kirin 950 64bit Octa-Core(2.3GHz Quad + 1.8GHz Quad) |
メモリ | RAM 3GB/ROM 32GB または RAM 4GB/ROM 64GB ※現在Handtecが取り扱うのは前者 |
バッテリー | 4,000 mAh |
ディスプレイ | 6インチ FHD(1920×1080)368ppi, IPS液晶ディスプレイ |
カメラ | リアカメラ:1,600万画素 フロントカメラ:800万画素 |
通信方式 |
LTE Cat 6 4G(FDD-LTE):Band 1/2/3/4/5/6/7/8/12/17/18/19/20/26 Wi-fi:802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz) |
その他 | SIMカード:Nano SIM x 2 SDカード:microSDカード(最大128GBまで)※SIMスロット2と兼用 |
あくまでHandtecが取り扱う商品とモデル番号は合致すればの話ですが、3G(UMTS)で800MHz(Band Ⅵ/ⅩⅨ)に対応している点は日本国内で使用するにあたってもひとつ魅力的なポイントといえそうです。
なおHuaweiグローバルサイトにはこのバンドに関して「800(B6,Japan)/800(B19,Japan)」といった表記もされており、今後の可能性として日本国内での正規販売を期待してみてもよいかもしれません。
Source:Handtec、Huawei