昨日契約してきたauのiPhoneですが、本日早速パケット定額サービスとプロバイダプランを解約しました。これで12月からは毎月の維持費が983円(基本料金+ユニバーサル料金のみ)になりました。
元々は、最初からこの内容で契約したかったのですが、一括ゼロ円で購入するためには加入が必須とのことでしたので仕方がなく加入しました。おかげさまで1月分の費用(5~6千円)を払うハメにはなったわけですが、MNPキャッシュバックのおかげでこの費用(およびMNP用回線の準備にかかった諸費用)はほぼ相殺できそうでしたので良しとしました。
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で、その手続きのため今日auのサポートセンターへ電話をして解約の説明を受けていたら、ここでauとdocomoで異なる点を一つ発見しました。
au、docomoのいずれもパケット定額サービス加入によって受けられる特典(主には料金の割引)があります。ただdocomoの場合、このパケット定額サービスを月途中で解約すると当月分の料金は日割りにならず、かつ特典も受けられません。携帯キャリアの儲けの都合もあるし当然auも同じだと思っていたのですが、auの場合は特典だけは受けられる(日割りはできない)とのことです。
金額の差はたかだか数千円ですが、こういう細かいところでユーザーにとって得なつくりになっているところに少し感心しました。どこでも同じと思い込んでいましたが、今回iPhoneを買ってひとつ勉強になりました。
で話が少し変わるのですが、今回手続きを行なうにあたって改めて思ったことを1つ。
携帯キャリアの提供しているパケット定額サービスって料金結構(かなり)高いですよね。
どこのキャリアも月額約6,000円で7GBまでパケット通信が可能(それ以上は速度規制)となっています。ですが、動画をよほど見るとか、テザリングを酷使するとかでなければ、一般的には3GBくらいあれば十分なはずです。docomoだけはそういう人のためにライトプラン(上限が3GBまで、料金は1,000円引き)がありますが、他の場合は有無を言わさず7GBの料金を払わされている感じです。よくよく考えてみると少し損をしているような気もします。
また安く運用するための方法として、最近はMVNO(格安SIMを提供する業者)も増えてきましたが、こちらはほとんどが通話サービスを提供していません。元々キャリアの回線を利用しているので、本家のユーザーを奪うような魅力的なプランの提供は今後もあまり期待できないでしょう。
で、その結果、ガラケーとスマホの2台持ちというスマートなのかそうでないのか分からないような運用をする方が増えています。私も(若干違いますが)その一人です。
この状況ははたしてどうなのかな?と最近よく思うのですが。通話料(単価)も上がって、かつ無料通話が無くなって、既存契約者へのメリットがどんどんなくなっている気がします。せめて、どこのキャリアもdocomoのようにライトプランくらい用意するとか、少し考え直してほしいなぁと思います。
どこのキャリアも契約数にだけ目がいって、MNP転入の誘致ばかり強化するため、お互いに既存ユーザーはどんどん転出していって、何かいたちごっこになっている気がします。docomoからiPhoneが発売されたことでこの流れも変わってくるかもしれませんが、もっと既存ユーザーに配慮したサービスも展開して欲しいです。
そうすれば、転出者の減少、そして転入者の増加にも繋がっていくと思うのですが……。