Anker PowerPort 4 A2142521

Ankerの4ポートUSB急速充電器「Anker PowerPort 4」を購入したのでレビューしていきます。

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外観フォトレビュー

今回購入した Anker PowerPort 4 はコンセントプラグ一体型のUSB急速充電器。Ankerでは1ポート(QuickCharge対応)2ポート、そしてこの4ポートモデルといったように複数モデル販売していますが、4ポートモデルとしては今回紹介する PowerPort 4 が最新のものになります。これまでは充電器本体からコンセントケーブルが伸びているモデルを使用していましたが、今回デスク周りのケーブル環境を見直すにあたり、新モデルを購入してみました。パッケージは最近のモバイルバッテリーなどと同様。

Anker PowerPort 4 A2142521

パッケージに同梱されているものは充電器本体と説明書・保証書類のみとかなりシンプル。

Anker PowerPort 4 A2142521

今回購入したカラーはホワイトですが、他にブラックも用意されています。外装の大部分は光沢感の強いプラスチック。側面には ANKER のロゴがプリントされています。

Anker PowerPort 4 A2142521

反対側は無地。写真で見るとなんとなく分かるかと思いますが、形は正方形でなく、台形のような若干歪んだ形状になっています。

Anker PowerPort 4 A2142521

底面には使用をプリント。出力は各ポート最大2.4Aまで、かつ4ポートで最大40Wまで。同社の2ポートモデルが「各ポート最大2.4Aまで、かつ2ポートで最大24Wまで」となっており、2ポートまでの同時使用であれば同性能で使用が可能、かつ(少し充電速度は落ちるものの)必要に応じて最大4機器までの同時充電ができる仕様となっています。

Anker PowerPort 4 A2142521

コンセントプラグは携帯時に重宝する折りたたみ式。

Anker PowerPort 4 A2142521

Anker PowerPort 4 A2142521

4つのポートはすべてAnkerの独自技術「PowerIQ(接続機器の自動検知技術)」「VoltageBoost(電圧調整技術)」に対応。充電する機器やその機器との接続に使用するケーブルを自動で判断し、充電を最適化してくれます。

Anker PowerPort 4 A2142521

なお充電ポートの上に付いているLEDランプは電源接続中は青色に、充電中は緑色に点灯します。もちろん前述の独自技術によって機器の充電が完了すれば給電は停止されるため、充電が終了した後は機器を接続していても青色点灯に切り替わります。LEDライトは比較的サイズも大きいので(正面からであれば)離れた場所からでも点灯色は見分けやすいように思います。充電中なのか、充電が終了しているのか、が分かりやすいという意味ではよい設計といえるでしょう。

Anker PowerPort 4 A2142521

ちなみに使ってみた印象として、充電性能はほぼ期待通り。急速充電器やQuickChargeに慣れている方にとっては充電速度でのメリットは大きく感じないとは思いますが、一般的な充電器として考えれば本体の質感もしっかりしており、特に文句はないといえます。少しだけ気になったのはかなり接近して耳を澄ませると本当に僅かにコイル鳴きが聴こえる”場合がある”こと。とはいえ日常においては周囲の生活音に紛れるとまったく気にならないレベルです。よほど静かな環境で、かつ神経質な方でもなければ、問題はないでしょう。

サイズ感をチェック

コンセントプラグを折りたたむとほぼきれいな箱状になるため、特に出先や旅行時などの携帯用途としておすすめしやすいこのPowerPort。ただ持ち歩く際には、もちろんながら本体の大きさが何より気になるところと思ったので、2パターンほど比較例を。

Anker PowerPort 2と比較

ひとつの比較は同じくAnkerから発売されている2ポートタイプのUSB急速充電器「Anker PowerPort 2」との比較。

下の写真は左がPowerPort 4、右がPowerPort 2です。

Anker PowerPort 4 A2142521

Anker PowerPort 4 A2142521

こうして見てみると、ポート数が多い分やはりPowerPort 4のほうが一回り大きいのですが、”2ポートも多い” と考えるとPowerPort 4はかなりコンパクトにまとめられているとも感じられます。この程度のサイズの違いが気にならない、そして多くの機器を同時に充電する機会が想定としてある、のであれば、PowerPort 4を購入するというのは十分アリでしょう。

Apple Magsafe(45W)と比較

充電器、ということで色々比べていたところ、ちょうど似たようなサイズのものを見つけたので比較例をもうひとつ。下の写真は左がPowerPort 4、右がMacBook Air(11インチ)用のMagsafeアダプター(45W)です。

Anker PowerPort 4 A2142521

Anker PowerPort 4 A2142521

かなり驚いたのですが、ほぼサイズが同じです。デザインの参考にしている、といわれても何ら違和感はない印象すら受けます。Anker製品は家電量販店などの実店舗ではほとんど取り扱っている姿を見かけないだけに、サイズをしっかり確認してから購入したい、といった方はMacBook Air用のアダプター(出力が45Wのもの)を探してみるのがわかりやすいと思います。こちらならAppleストアや家電量販店の実店舗でも、実物を見かけられる機会はよい多いでしょう

最後に

2016年1月20日時点におけるAmazon.co.jpでの取り扱い価格は2,399円。現在は参考価格(定価)の3,999円から1,600円という大幅な割引が適用されています。設置場所が固定されておりケーブルタップがデスク上にある(充電器からコンセントプラグが伸びている必要がない)、あるいは外出時の携帯用として多ポートのUSBコネクタを搭載している充電器を探していた、といった方にはオススメできるよい選択肢といえます。

特に普段から使用(携帯)する機器の台数が増えてきており、こういった充電器を持っていない、といった方はまずこれを1台買っておけば様々なシチュエーションで活躍してくれること間違いなしでしょう。