Peachアプリで搭乗手続きできる「アプリチェックイン」を試す

Peach Aviation（ピーチ・アビエーション）が2022年4月から提供している、スマホアプリで搭乗手続きをおこなえるサービス「アプリチェックイン」。

2022年10月より仙台国際空港（以下、仙台空港）を出発する便もこのサービスの対象に。同年12月には国内線すべての空港にて利用可能になりました。

先日仙台空港からPeachの飛行機ででかけた際にアプリチェックインを試してみました。特に「預け荷物なし」の場合には積極的な利用をオススメしたい便利なサービスです。

アプリチェックインとは

アプリチェックインはPeachのスマホアプリで提供されているサービスの1つ。

飛行機に搭乗する当日、一般的には空港内のPeachカウンター（航空会社の窓口）そばに設置されたチェックイン機でおこなう搭乗手続き（=チェックイン手続き）が手元のスマホでおこなえるサービスです。

サービス利用のメリットは、搭乗手続き開始時刻にあわせてチェックイン機まで足を運ぶ必要がない、搭乗手続きの順番待ち列に並ぶ必要がない、など。

▼搭乗手続きでチェックイン機の混雑具合を気にせずよくなる

アプリチェックインは以下の要件を満たす場合に利用できます。

アプリチェックイン利用時は（チェックイン機での“通常手続き”と比べて）搭乗手続きの締切時刻が20分早く設定されていること、そして出発空港内にいる状態でなければ手続きできないことには注意が必要です。

飛行機内に持ち込む“手荷物”とは別に、預ける荷物がある場合でもアプリチェックインは利用できます。ただしアプリチェックインを済ませた後に預ける荷物をPeachカウンターまで持っていく必要があり、そこに順番待ち列ができていれば並ばなければなりません。

またチェックイン方法を問わず、手荷物検査場にできた順番待ち列にも並ぶ必要があります。

アプリチェックインで飛行機に乗る

アプリで搭乗手続きをする

アプリチェックインを実際に試した感想は“手持ちのスマホがそのままチェックイン機になる”というもの。感想も何もそのまま……と思うかもしれませんが、実際本当に“言葉どおり”でした。

アプリチェックインの手順は次のとおり。

▼搭乗手続きは画面の下中央にあるボタンから

▼ボタンが「搭乗手続きをする」の表示になっていれば手続き可能

▼“チェックイン機と同じ内容”が表示されるので読み進める

▼最後に【確定する】を選ぶ

▼これでアプリチェックイン（搭乗手続き）完了

アプリで搭乗券を表示する

チェックイン機にて搭乗手続きをおこなった場合と異なり、アプリチェックインでは搭乗券（BOARDING PASS）が紙で発券されません（チケットレス運用になります）。

荷物を預ける、手荷物検査場を通る、飛行機に搭乗する、といった搭乗券が必要な場面ではスマホ画面に表示した搭乗券（2次元コード）を提示します。

搭乗券の表示にもPeachアプリを使います。

▼Peachアプリを開くと搭乗手続き済みの予約には【搭乗券を表示】ボタンがでる

▼【搭乗券を表示】をタップすると2次元コードが表示される

さいごに

最後にあらためて、Peachのアプリチェックインを利用する際のポイントをまとめておきます。

実際に利用してみて、アプリチェックインは預け荷物がない場合には特に積極的に使いたいサービスと感じました。

ぼく自身、乗る飛行機がフルサービスキャリア（FSC）かローコストキャリア（LCC）かを問わず、旅に出る際の荷造りは「預けずに済む荷姿・荷物量におさめる」ことを重視しています。

従来なら出発時刻からだいぶ余裕を持ち空港に到着→搭乗手続き開始までカフェで過ごす→搭乗手続きしに一旦チェックイン機へ行く→出発時刻まで再度カフェやラウンジで過ごす→手荷物検査場へ向かうという流れでした。

これがアプリチェックインサービスのおかげで、手荷物検査場に向かうまで通しでカフェやラウンジにて過ごせるようになりました。すごく便利で助かる。

▼空港内のカフェで作業しつつ、時間になったらその場で搭乗手続き。便利

Peachのフライトを利用する場合、ほとんどの方は会員登録も済ませているはず。搭乗期間の前後だけでもPeachアプリをスマホにインストールしておくとよいかもしれません。