Amazonの海外向けサイトから購入した商品

Amazonの海外向けサイト(Amazon.com)で買い物した際のこと。

Amazonの倉庫から商品が出荷された後、トラブル発生を理由に配送中の商品がAmazonの倉庫へ返送され、注文は強制的にキャンセル。さらに返金処理に2週間待たされるという体験をしました。

海外Amazon利用での一体験談(事例紹介)として、情報をを整理・共有します。

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今回のながれを整理。

配送中のトラブルという“注文者側ではどうしようもない事象”が発生したことはさておき。結果的に、以下で赤字にした箇所の影響で返金処理に2週間待たされることになりました。

注文〜返金処理までのながれ

  1. Amazon.comにて以下の条件で商品を注文する
    • 支払いの一部にギフト券(クレジット残高)を使用
    • 配送方法で“準お急ぎ便”(「AmazonGlobal Expedited Shipping」)を選択
  2. 購入した商品が出荷される
  3. 出荷の2日後、配送中の商品がAmazonの倉庫へ返送される
  4. 注文が強制的にキャンセルされる
  5. キャンセル分の返金処理に2週間待たされる

スケジュールも詳しく書き出しておきます。

注文〜返金処理までのスケジュール

  • 10月5日(木):商品を注文する
  • 10月6日(金):注文品が出荷される
  • 10月8日(日):突如「配達不可」となり、注文品がAmazonの倉庫へ返送される
  • 10月9日(月):返送された注文品がAmazonの倉庫に到着する
  • 10月10日(火):Amazonへ問い合わせするが、後日に改めて連絡する旨を言われる
  • 10月24日(火):Amazonへ改めて連絡する(返金を申請する)
  • 10月25日(水):返金処理の完了を確認する

Amazonの米国向けサイト・Amazon.comの場合、新型コロナウイルス感染症禍前までは配送方法を3種類から選ぶことができました。しかし最近はその時々で1〜2種類のみが表示されます。

今回は“準お急ぎ便”に該当する「AmazonGlobal Expedited Shipping」を選択。注文時には「(米国時間で)2023年10月23日(月)までに配達」と案内されていました。

▼注文後に届いた注文内容の確認メール

Amazonの注文確認メール

注文〜出荷までは順調。ただ出荷から2日後に(ウキウキした気持ちで)配送状況を確認してみると「Undeliverable(配達不能)」の表示。併せて「荷物に問題が発生したため配達できなくなった」とも書かれていました。詳細を見ると、既に配達を取りやめてAmazonの倉庫に返送されている模様。

▼「Undeliverable」の表示

Amazonの荷物追跡画面

▼(現地時間の)10月8日(日)にはAmazonへ返送済みとなっている

Amazonの荷物追跡画面

画面に【Contact us】の問い合わせボタンがあったので、そこからAmazonのカスタマーサービスへ連絡。状況と今後のながれを確認したところ「配送中の事故で荷物がダメになってしまった」および「“当初の配達予定日”以降に改めて連絡してくれれば返金処理をおこなう」との回答がありました。

“当初の配達予定日”は2023年10月23日(月)。つまり返送品がAmazonの倉庫へ到着済みだが、返金処理には2週間待ってくれとのこと。

詳しく確認したところ、“配送中のトラブル”の内容によって次のとおりに可能な対処が変わるようです。

★「紛失(Lost)」扱いの場合

  • すぐ再注文できるよう、支払済額分のギフト券(クレジット残高)を即時発行してもらう
    →再注文時に“お急ぎ便”を指定しても追加費用を後日返金してもらえる場合あり
  • 同じ注文内容で再手配してもらう
    →配送方法を“お急ぎ便”にアップグレードして再手配してもらえる場合あり
★「返品(Return)」扱いの場合

  • 倉庫への返送品到着を確認後、“通常の返品処理”に進む
    →返品理由(販売者都合/購入者都合)と問わず共通の取り扱い
    →注文品の入手を急ぐ場合は「返金を待たずの再注文」を勧められる

紛失の場合(=モノの所在すら確認できない場合)はすぐに対応をお願いできる模様。一方で返品扱い(=モノの所在が確認できている場合)だとあくまで通常処理になるようです。

「どうにかならないか?」ともう少しだけ粘ってみましたが、システム設計の都合で“当初の配達予定日”以降にならないと返金処理に移れない(=返金処理に移るためのボタンが表示されないためオペレーター側でもどうしようもない)との回答でした。

もともと決済をクレジットカードなどでおこなっていれば、返金を待たずに再注文しても、最終的な収支は変わりません。今回は手持ちのギフト券(クレジット残高)を支払いに使いたかったため、返金処理を待って再注文したい状況でした。結果として“当初の配達予定日”(=返送の2週間後)まで待つことになりました。

Amazonの海外向けサイトを利用する際、あらかじめギフト券(クレジット残高)を購入して使うケースはほぼ無いとは思います。ただ“購入特典”としてギフト券が後日付与されるようなセールは定期的に見かけるため、それを使って買い物するパターンはあるかも。

“配送中のトラブル”が起きないことをまず願いたいですが、いざというときに知っておけば諦めがつく(無駄にイライラせずに済む)かも?と考えての事例紹介でした。