Amazon.comから出荷された荷物

米国向け通販サイトAmazon.comを含むAmazonの海外向けサイトで購入した商品が「ECMS Express」で出荷された場合の追跡方法、出荷〜受け取りまでの流れをまとめておきます。

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はじめに

「ECMS Express」とは

「ECMS Express」は国際宅配便サービスを提供する物流事業者です。

2021年12月現在のサービス提供エリアは北米、アジア・オセアニア、欧州と広域にわたります。

過去、Amazon.comの注文履歴の画面上では「Apex」と表示される場合もあります。

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日本国内では2016年1月に日本法人「株式会社ECMSジャパン」を設立。2021年12月現在は東京・千葉・大阪に計3つの拠点を構えて事業をおこなっています。

荷物の追跡方法

海外Amazonから「ECMS Express」で出荷された荷物は（Amazonの注文履歴の画面のほか）ECMSジャパンの公式サイト（日本語サイト）から追跡できます。また日本の税関での通関後は国内での配達を委託された宅配業者の公式サイトでより詳しい追跡も可能になります。

なお以降はAmazon.com（米国向けサイト）を利用した際を例に取り上げて、「ECMS Express」で出荷された荷物の追跡方法を紹介していきます。

海外にある荷物の追跡

海外（日本国外）を移動中の荷物は「Amazon.comの注文履歴画面」および「ECMSジャパンの公式サイト」で追跡できます。

商品がAmazon.comから出荷されると、注文履歴の画面で配送業者名と追跡番号（Tracking ID）が確認できます。

▼出荷後は「配送業者」「追跡番号」が表示される

Amazon.comの注文履歴画面

追跡番号（Tracking ID）の下にある「See all updates」を選ぶと、Amazon.com側で把握している追跡情報を表示できます。

▼Amazonの注文履歴で確認できるもの（※画像は配達完了後に取得したもの）

Amazon.comで確認した配送履歴

ECMSジャパンの公式サイトから追跡する場合は、上記画面（注文履歴の画面）の追跡番号をメモします。ECMSジャパンの公式サイト内の「貨物追跡ページ」にこの追跡番号を入力すればOKです。

▼薄紫色のエリアに追跡番号を入力し、虫眼鏡アイコンを押す

ECMSジャパンの荷物追跡画面

すると最新情報（最後に更新された追跡情報）、その下には履歴が表示されます。

▼下部の「履歴」は下に行くほど新しい内容（※画像は配達完了後に取得したもの）

ECMSジャパンの荷物追跡画面

余談ですが、上の画像は荷物受領から1ヶ月以上経過したタイミングで取得したものです。すでに配達済みですが、更新は2021年11月20日（土）の「Shipment is tendering to third party carrier for final delivery.（荷物は委託先の配達業者に渡されました。）」で止まっています。

とくに国内業者に配達委託された後の更新にはタイムラグが発生するケースが見受けられます。

なお「ECMS Express」と「Amazon.com」それぞれで確認できる追跡情報は直接つながってはいません。同じタイミングでAmazon.comの注文履歴を見ると、そちらでは配送情報が更新されている場合もあります。少しでも早く最新情報を得たい場合には、並行しての追跡がオススメです。

▼Amazonの注文履歴では「Package delivered.（荷物は配達済み）」になっていた

Amazon.comで確認した配送履歴

日本国内にある荷物の追跡

荷物が日本国内に到着して通関が済むと、国内での配達を委託された業者の追跡番号が払い出されます。これを使えば、各国内配送業者の公式サイトから詳しい追跡が可能です。

▼日本の税関を通過すると、国内での配達委託先の追跡番号が発行される

ECMS Expressの配送履歴

▼このときは「ヤマト運輸」で配達された

ヤマト運輸の荷物お問い合わせ画面

2021年12月現在、日本国内での配達は「日本郵便」または「ヤマト運輸」に委託されることを経験しています。ヤマト運輸「ネコポス」を使って配達委託され、ポスト投函された経験もあります。委託先の業者は、配達地域によってさらに異なる（佐川急便など）場合もあるかもしれません。

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海外Amazonからの荷物はポスト投函で配達される場合がある

ECMSジャパンの公式サイトで追跡情報を検索した際、国内での追跡番号とあわせて配達委託業者も記載があれば、その業者の公式サイトで検索すればOKです。

もし配達委託業者の記載がない場合は、まず日本郵便およびヤマト運輸の公式サイトで検索してみてください。

関連ページ（外部）

なお「どこに委託されたか？」はECMSジャパンに問い合わせて確認することも可能です。しかし過去の経験上、返信をもらう前に配達が完了する場合が多いように思います。

出荷〜受領までの所要時間

米Amazon利用時の実例

2021年11月にAmazon.comで買い物をした際、商品出荷の通知受信〜受け取りまでに要した日数は（出荷日込みで）8日間でした。注文時に選ぶAmazonの配送方法は“お急ぎ便”にあたる「AmazonGlobal Priority Shipping」を選んでいます。

商品の出荷日は2021年11月15日（月）、商品の受取日は11月22日（月）。Amazon.comから出荷通知が届いた7日後に購入商品が手元に届きました。

なお配送の所要時間は、配送方法やシーズン（繁忙期／閑散期など）によっても変わります。上記はあくまで“ひとつの事例”（参考情報）としてご理解ください。